なんでも道しるべ

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つみたてNISAは「ひふみ投信」ではなく「ひふみプラス」にするべきか!?

先日の記事で、妻のつみたてNISA口座と子供のジュニアNISA口座のことを書きました。

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3つのパターンを想定し、その記事では、パターン2が良いかな?と思っていると書きました。

【パターン2】

  • 妻のつみたてNISAを「ひふみ投信」で行って、少々のパフォーマンスに惑わされずに積立継続に挑む。
  • 子供のジュニアNISAの開設は一旦保留し、「セゾン資産形成の達人ファンド」は特定口座で積立継続する。
  • 積立投信の増額ができそうになったら、ジュニアNISAをSBI証券で開設する。つみたてジュニアNISA(?)の可能性もあるから待機。

が、やはり迷っています。

 

■つみたてNISAにアクティブファンドをあてるときの危険予知

「ひふみ投信」は好きです。リターンもしっかり結果が出ています。

しかし、アクティブファンドでつみたてNISAをするというのが、どうも引っかかります。

ひふみ投信は月次報告書をみても、TOPIXに対してもかなりのアウトパフォームのリターン実績があり、文句をいうところはありません。

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(引用:ひふみ投信 月次報告2017年10月の一部抜粋)

けれど、過去の実績は参考程度であり、今後も続くかどうか分かりません。

ひふみ投信を「つみたてNISA」とすることに対して悩む理由として、気になっていることが2つ。

  1. 純資産総額があまりにも急激に増えていること。
  2. 安いといっても結局はアクティブファンドであり、実質コストは1.26%。(2016年)

■純資産総額の増大に対する対処

1.に関しては、レオスもすでに対処しており、大きな資産を米国株に投資を開始しました。

国内中小企業への投資だけでは、資産の行先を賄いきれなくなっているようです。

別の運用報告会の記事で書きましたが、日本の大企業と、米国の大企業を比較したら、やっぱり米国の大企業の方が将来性があると、藤野さんは認識している。

私は米国株推しなので文句はないですが、藤野さんは米国株の比率は10%までに抑えると言っていますが、本当に可能でしょうか?

このペースで純資産総額が膨れていったら、10%では対処できないのではないか?と思うわけです。

米国株の比率が上がってきたら、米国インデックスのリターンに近づくので、アクティブファンドの手数料分だけリターンがマイナスになります。

もう一つの試みとして、上場ベンチャー株への投資です。

将来性にかけて、大きなリターンを狙うには良い試みかもしれません。

ベンチャーへの目利き力に、藤野さんの手腕の見せ所のような気がします。

ひふみ投信の投資方向性が若干変わってきたので、今後もこのパフォーマンスが続くかどうかが気になっています。

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■ひふみの実質コストをどうみるか

2.に関しては、アクティブファンドの宿命です。

実質コスト1.26%を安いとみるか、妥当とみるか。

ひふみ投信はこれまで十分なリターンを発揮してきましたので、1.26%なんて問題ではなかったのですが、今後は分かりません。

1.で書いたように、方針が変わることによって、TOPIXに対してアウトパフォームできない可能性もあります。

(どうでもいいことかもしれませんが、米国株が含まれるけど、リターン比較の対象はこれまでどおりTOPIXなのでしょうか?)

実質コスト分は確実にマイナスへ行きます。

インデックスファンドの実質コストがそんなに安いかといわれたら、高いところは高いのですが、0.5%を切っているファンドが多いです。

したがって、0.7~1.0%程度の差が出てくるわけですが、ひふみ投信がしっかりとリターンを出してくれれば問題ないわけです。

 

■戦略

ネガティブ情報ばかり書いていますが、ひふみ投信へ積立しないわけではありません。

この2つの悩みから、やはりいつでも対応ができるように、証券会社から「ひふみプラス」をつみたてNISAした方が良いかな?と思っています。

この『いつでも対応ができるように』というのが私にとってデメリットで、変な気が起こさせるのも事実です。

ちょっと凹むことがあっても、本当はひふみプラスの積立を続ける強い気持ちがないとダメなのですが。

この点だけが、私が、ひふみ投信に残ろうか、ひふみ投信でつみたてNISAを開設しようか、と迷っている部分です。

我が家のメンバンクの事情から、楽天カードで積立ができる楽天証券に、妻に口座開設をしてもらいました。

申し込みの途中で、「つみたてNISA」を開きますか?という質問があったのですが、とりあえずは、スルーにして「後で」にしています。

ひふみ投信も11月から「つみたてNISA」の手続き開始なのですが、10月中は悩めそうです。

 

■「セゾン投信」はどうするか、「ジュニアNISA」をどうするか

最初に戻りますが、ひふみプラスでいくと、パターン2では無くなります。

【パターン1】

  • 妻のつみたてNISAは楽天証券で開設して、「ひふみプラス」を積み立てて、残額の自由度を持っておく。
  • 子供のジュニアNISAはセゾン投信で開設して、「セゾン資産形成の達人ファンド」と心中。

【パターン3】(1と2の複合ですが)

  • 妻のつみたてNISAを楽天証券で開設して、「ひふみプラス」を積み立てて、残額の自由度を持っておく。
  • 「セゾン資産形成の達人ファンド」は特定口座で積立継続する。
  • ジュニアNISAは一旦保留。積立投信が増額できそうならSBI証券でジュニアNISAを開設。つみたてジュニアNISA(?)の可能性もあるから待機。

同じ考えだと、「セゾン資産形成の達人ファンド」もアクティブファンドなので、何かあったときに回避できるようにするべきなのでしょうが、セゾン投信は直販なので難しいです。

したがって、せっかくジュニアNISAの制度があるので、セゾン投信に開設するのも良いと思いますが、噂通り「つみたてジュニアNISA(?)」が出てくるのかな?

でも、私と妻が「つみたてNISA」をやっていたら、最大66,000円/月が可能なので、つみたてジュニアNISAは必要ないかもと考えています。

もう一点、米国ETFの購入にジュニアNISAを利用しようかな?と考えているのですが、ジュニアNISAの欠点は現状最長5年であることです。

制度が変わって、NISAのようにロールオーバーできるようになる気がするので、米国ETFを購入するのに使えるかなと思っています。

次は、セゾン投信vs米国ETFで悩むわけですが、どうしようかな…