なんでも道しるべ

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バフェット氏の提言“インデックス・ファンド”にこだわるべき!それでもアクティブ派でいくの?

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ウォーレン・バフェット氏は、私のような弱小個人投資家にとっては、神様のような存在です。

バフェット氏は子どもの頃から投資に興味があり実践していたということで、私が株式投資を始めたのが20歳を超えてからなので、その差が大きいなと感じます。

投資はできるだけ早く初めることが重要だと感じます。

それは時間という武器を持てるからです。

10年以内で投資の時価総額を2倍にするには、年利7%以上の高リターン商品にハイリスクを承知で突っ込まなくてはいけませんが、30年で時価総額を2倍にするには、年利は3%あればお釣りが来るくらいの余裕の運用が可能です。

バフェット氏がおっしゃることは参考になるので、バフェット氏の言葉はできるだけ読むようにしています。

「バフェットからの手紙」は非常に有名です。

英語が読めたらいいのになと思っていますが、和訳が公開さているので見てみると、内容が非常に難しいです。

したがって、英語よりも先に、バフェット氏の言葉が理解できないと駄目だなと不勉強を痛感します。

■バフェット氏の言葉からはインデックスファンドにこだわるべき?

バフェット氏の言葉の要所を抜粋した記事を見かけますが、引かれる部分がありました。

やっぱりそうかと思える内容です。

「値段が高ければサービスも良い」とは限らない。
バフェット氏は、アクティブ投資よりもパッシブ投資を好む。
2017年の株主向けのレターで、バフェット氏は、裕福な人々はしばしば費用の高い投資コンサルタントを使って無駄な投資をしていると指摘した。
「人生のあらゆる側面で、経済的な豊かさは確かに最高の製品やサービスにつながっている」同氏は書いた。「そのため、金銭的な『エリート』は、誰でも数千ドルで手に入れることができる製品やサービスに、それ以上の大枚をはたくことがある」
バフェット氏は2016年のレターで、「規模の大小にかかわらず、投資家はコストの低いインデックス・ファンドにこだわるべきだ」と書いている。

(引用:ウォーレン・バフェットが明かす、成功のための9つのアドバイス、Matthew Michaels、2018/3/25より抜粋)

やはり、バフェット氏もインデックスファンドにこだわれと書かれています。

投資運用について、コストに関するコメントをする人はインデックスファンドであるべきだと言います。

コストはどれだけのリターンにおいてもマイナスになるので、プラスのリターンであっても、マイナスのリターンであっても、コストによってマイナス方向へ押し下げられます。

したがって、コストを抑えたインデックスファンドを選ぶことに越したことはないということです。

■現状積み立てているファンドはどうか?

私の場合はどうなのか?ということです。

今年度(2018年度)の積立投資を考えると、インデックスファンドとアクティブファンドの比率は1:2になっています。

インデックスファンドにこだわるのであれば、この比率は逆になっている方が良いのかもしれません。

アクティブファンドの中身を見てみると、世界株式投資しているのが2ファンド、主に日本株式に投資しているのが3ファンドとなっています。

“主に”と付けたのは、日本株式を中心に投資運用していても、海外の銘柄にも投資をしているファンドがあるからです。

それは「ひふみプラス」ですね。

現状は「ひふみプラス」への投資ウェートを上げていますので、ひふみへの依存度が高くなっている状態です。

「ひふみプラス」以外に、私がチョイスしているファンドは、日本株式主体で選んでいるのが「ジェイリバイブ」と「コモンズ投信」、世界株式投資で選んでいるのが「セゾン資産形成の達人ファンド」と「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」です。

これらの4ファンドについても、しっかりとリスク(ボラティリティ)とリターンを確認して、取捨選別していく必要があると思っています。

株式投資では「銘柄に惚れるな」とう格言があります。

それはファンドでも同じことだと思っています。

アクティブファンドは数字できちんと評価しなければならないと考えています。

■アクティブファンドを見直す指標

積立投資の場合、「株式市場のトレンドに関係なく投資を継続すること」が重要であると言われます。

ただ私は、アクティブファンドについて言えば、それは半分正しくて、半分正しくないと思っています。

市場のリスクオンやリスクオフに関係なく、投資を継続することは資産形成には重要ですが、アクティブファンドの場合はあくまでアンダーパフォームしていないことが条件です。

リスクオフで下げ基調の場合であっても、それ以上のアンダーパフォームでなければ問題ないですが、アンダーパフォームしている場合は、そんなアクティブファンドはコストの無駄です。

市場がどのような状況であってもアウトパフォームすることが、アクティブファンドの絶対条件であることは間違いないです。

それをウォッチできない人は、バフェット氏が言われるように、インデックスファンドの方が良いと思います。

私がファンドへ投資する方向性として心に決めているのは、アクティブファンドのパフォーマンスが良くなければ、ある程度で見極めて切る。

そして、インデックスファンドに切り替えるということです。

非課税口座の「つみたてNISA」や「iDeCo」の場合は、すでに購入した分の売却やスイッチングは様子をみて考えていく必要がありますが、新規の資金投入は見合わせる、もしくは、金額を減らすということをやっていこうと思います。

判断が難しいことは確かですが、そうしなければ、アクティブファンドを保有している意義が無いと思っています。