なんでも道しるべ

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【一般NISA】2014年分のロールオーバー手続き忘れは『課税口座に払い出し』されることに

一般NISAの初年(2014年)の非課税期間が満了に近づきました。

2014年からNISA口座を使って買付していて、今も売却せずに持っている人は、そのままロールオーバーを使う場合に手続きが必要なので、忘れていないかチェックです。

12月も中旬になりましたので、証券会社によっては、すでに手続き締切しているところがほとんどのようです。

手続きしなかった場合は課税口座(または一般口座)に移されるとのことです。

■2014年の一般NISA買付分は、2つから選択する

2018年12月末の対象は、2014年にNISA口座で買い付けたものです。

2014年は「一般NISA」(この時は単にNISAと言っている)しかなく、また非課税枠も100万円でした。

現在は、「つみたてNISA」も登場し、また「一般NISA」の非課税枠も120万円までに拡大しています。

2014年となるとNISAの初年度です。

私は残念ながらNISA口座を開設していませんでしたが、この年にNISA口座を開設し、NISA口座で株式などを買付した人は要注意なわけです。

各証券会社から夏~秋頃に案内が来ていると思います。

どちらかの選択をするということです。

  • 2019年の非課税管理勘定へロールオーバー。(非課税期間の延長)
  • 特定口座(または一般口座)へ払い出す。(2019年からは課税扱い)

■オールオーバーするか/しないかは、しっかり考える

以前の記事では、長期投資を基準に考えるのではあれば、ロールオーバーが望ましいと書きました。

この考えは特に変えておらず、特に時価が120万円を超えているであれば、非課税枠が拡大するという意味で、ロールオーバーが良いと考えています。

時価がプラスであっても、100万~120万円の方が一番悩むのかもしれません。

今後は値下がりするのでは?と想定している人は、ここで一旦リカクするのも手だと思います。

2019年最初の時価を基準とした場合、ロールオーバーすると、NISA口座と課税口座の損益通算ができなくなりますからね。

マイナスの人は、投資対象をもう一度見直す機会です。

このまま持ち続けるのか、他の投資対象に変えるのか、を考える必要があります。

ただし、この時に『サンクコスト』の概念には注意が必要です。

人間というものは、コストを意識して、ここまでやってきたのだからという判断をしてしまう傾向があるようです。

過去は過去なので、過去のことは忘れて、今現在なら何に投資をするのか?とその時々で考えた方が良いです。

■手続き忘れは課税口座に払い出し

もう12月中旬なので、時期が時期であり、手続きを忘れた方もいると思います。

その場合はどうなるのか?

各証券会社のQ&Aによると、自動的に特定口座(または一般口座)に払い出しされるそうです。

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注意点としては、その際に、特定口座などに表記されるのは、初期の取得価額ではなく、払い出された時の時価になるということです。

したがって、2018年末の時価ということですね。

国内株式や海外株式、ETF、投資信託によって、時価が決定される日が異なるので、それらは各証券会社や販売会社に確認した方が良いですね。

■年末に買い付けると非課税期間が短い

これらのオールオーバーの手続き内容を見ていると、基準は2018年末ということです。

ということは、2014年の最初に買付したものは、丸々5年間の非課税期間がありますが、2014年の年末ごろに買付したものは、4年と少し程度の期間にしかなりません。

てっきり、ちょうど5年間の時点での、ロールオーバーか課税口座への移管だと思っていましたので、これは想定外です。

このルールが5年後にもあると、ロールオーバーしても10年間非課税ではなく、9~10年間非課税ということになりますね。

知らなかった私もいけませんが、もう少しこれらの情報を発信してほしかったです。

■つみたてNISAの払い出しでも同じことになる?

ふと疑問に思ったのが、では「つみたてNISA」はどうなのか?という話です。

「つみたてNISA」は20年間非課税ですが、同じように考えると、19~20年間非課税になるのでしょうか?

20年後の2037年末に課税口座に払い出しされるということになるのかな?

「一般NISA」の場合は、自分の都合で買付タイミングを図りますが、「つみたてNISA」の場合は、積立設定をしなければならないので、年末までに分散して買付することになります。

そのようなルールなのであれば、課税口座への払い出しも、分割して徐々に払い出してほしいものです。

この最大12ヶ月間の非課税期間というのは非常に重要で、2018年のように調整の年であれば良いですが、2017年のように後半に上昇している年であれば、数ヶ月間で利益がかなり変わります。

非課税口座で投資を進めていきたいのであれば、この辺りの払い出しに関するルールをもっと柔軟にしてほしいなと感じました。

今回の「一般NISA」の場合は、ロールオーバーを選択することがあるので、払い出しルールを単純化したのかもしれませんが、ロールオーバーした場合、2023年の年末に全部払い出しされるようなことがあるのかな?

■非課税枠を最大限利用する

本日はロールオーバーに関する手続きを忘れた場合について書きました。

非課税枠を最大限利用することは、資産運用にとっては重要です。

長期の運用で、利益が乗れば乗るほど、売却時にかかってくる課税の精神的ダメージは大きいですからね。