なんでも道しるべ

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文庫本のきっかけは“天使が味方についている”

最近、子どもの読む本が変わってきました。

子どもの成長は早いもので、少し前は絵本ばかり読んでいたのですが、最近は本の種類が変わってきています。

私自身、子どものときは漫画しか読んだことがない、典型的なダメな児童だったのですが、娘が本を好きでいてくれて良かったです。

■読書の授業

小学校に入学して3年が経過しようとしています。

3年は短いようで長いです。子どもにとっては成長する時間は十分にあるようです。

学校自体が読書に力を入れていることもあるかもしれませんが、授業で読書の時間があります。

そういえば、私が小学生の時もあったような…気がします。

ただ、内容が異なります。

読書の時間は、最初に図書室の先生が本を読んでくれるそうです。

数分で終わる内容の本みたいなので、それほど長い話では無さそうです。紙芝居かな?なんて思いましたが。

その後は、自分で好きな本を探します。それも時間制限があるようで、短時間で探さなくてはいけません。

読みたい本が見つかったら、座って読むのだそうです。

私が小学生の時は、その時間をいっぱいをかけて本を探していたような気がします。

結局は、遊びの時間みたいになっていたので、私は本が好きになりませんでした。

娘に聞いてみると、1週間で本を2冊くらいは読むそうです。

だいたい、読書の時間で1冊が読み終わって、あとの1冊は1週間で読むのだそうです。

「その数十分で1冊も読み終わるの?」って聞いたら、「字も大きいし短いから、一瞬で読み終わる」って言ってました。(笑)

■文庫本を読むようになってきた

1年生の時は、重たいのに内容がほとんど書いていない絵本を読んでいるイメージがありましたが、3年生になると、文字の方が多い物語を読んでいるようです。

それが、冬休みくらいから変わってきて、文庫本を読むようになりました。

きっかけは、古本屋に行ったことです。

娘は物語が好きなので、字が大きい、いわゆる小学生向けの本と探して、買っていました。

妻が、文庫本を探していたときに、自分が昔に読んで面白かったという『小林深雪』さんの恋愛小説文庫を買っていました。

「娘にはまだ早いかな?」と言いつつも、「いつか読むかもしれないから、家に置いておこう」って買っていました。

確かに娘は、家にある本を全部読んだら、何か新しい本がないかを探し始めます。

一度読んだ本までもう一度読みだすこともあるくらいです。

私としては、せっかく本を読む気持ちになっているから、読みたい本を買ってあげることが多いのです。

古本はとても便利で、昔の本は50円とか80円などで売っています。

昔の本でも小学生なら十分なことが多いです。小学生が読む本に今も昔もほとんどないですからね。

妻は、この小林深雪さんが書いた『天使が味方についている』と題名の本を買っていました。

これが、娘にはヒットしたようで、リビングに置いていたこの文庫本を何気に読んだら、とっても面白かったそうです。

少し前までは、『アナ雪』や『君の名は』などを知っている話の文庫本を買ってあげようとしたら、「字が小さいし多いし、絵も少ないから嫌!」と言っていたのですが、面白い本なら全く気にならないようです。

私には恋愛小説なんて縁がないもので、どんな点が面白いのか分かりませんが、妻が学生時代から書いている先生とのことで女の子には超有名なようですね。

■シリーズをコンプリートしたい!

その後、娘に何かのご褒美で本を買ってあげることになり、本屋に行った際に、同じ小林深雪さんが書かれた『作家になりたい!』シリーズを1巻と2巻を買わされました。

2~3週間の間に、この2冊を読み終えて、もっとこの作家の人の本が読みたいと言い出しました。

調べてみると、『天使が味方についている』という本はシリーズ本のようで、『泣いちゃいそうだよシリーズ』と10周年で、これまで20冊以上の発売されているようでした。

こんなの、次から次へと買わされたらたまらないなと思って、もう一度古本屋に連れて行くことにしました。

これまで娘が文庫本に興味がなかったので、文庫本のコーナーを見たことも無かったのですが、よく見てみると、小林深雪さんの文庫本が大量にありました。

娘は大喜びで、この『泣いちゃいそうだよシリーズ』を大量買いしていました。10冊以上買ったと思います。

全て50円や80円の値段の本だけにしましたので、10冊以上かっても1,000円もいきませんでした。

「新品の2冊分以下の値段やな(笑)」と娘と言っていました。

娘はさっそく、このシリーズの一作目の『泣いちゃいそうだよ』から読み始めると意気込んでいました。

「コンプリートしたい!」と言っていました。

どうぞ、どうぞ、古本で良いのならコンプリートして下さい。