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(小学4年)英検2級の一次試験の詳細結果公開!ライティングでスコアを稼ぐ?

小学4年の娘の英検2級の一次試験結果が届きました。

先日のネット速報では、各技能別のスコアと正答数しか分かりませんでしたが、それぞれの技能の中の大問毎の正答数も判明しました。

私自身の試験ではないので、非常に穏やかな気持ちで見ることができますし、娘とはいえ他人の正答数を見ると微笑ましく思えます。

笑っては娘に失礼ですが、マークシートなので、偶然正解する可能性もあるわけで、リーディングは完全にそんな感じの結果でした。

本日は詳細を公開したいと思います。

■英検CSEスコア結果

ネットの速報結果は、先日の記事で書きました。

今日は英検の合否発表日!いまの実力試しで受験した結果はいかに・・・ - なんでも道しるべ

近年の英検は、英検CSEスコアというスコアで合否判定されます。

スコアの算出は各試験を統計処理し、受験者の正答率などを考慮して、問題の難易度など調整されるようです。

詳しい算出方法は公表されていませんが、このスコア算出により、試験日による損得も減ってくると思いますので、受験者にとってはメリットではないかと感じます。

今回、娘が受験したのが2級ですが、合格スコアが1520点です。

娘の点数が1526点で+6点のギリギリ合格だったというわけです。

・各技能(分野別)スコア

  • リーディング 432/650
  • リスニング 489/650
  • ライティング 605/650

・各技能正答数(正答率)

  • リーディング 7/38(18%)
  • リスニング 16/30(53%)
  • ライティング 13/16(81%)

なぜかリーディングの正答率が18%にも関わらず、スコアは432点も頂けているのが不思議であり、これがスコア算出の統計マジックなのかもしれませんね。

■リーディング詳細

それでは各技能の詳細正答率を示していきます。

まずは、正答率が18%しかなかったリーディングからです。

・リーディング詳細

  • 大問1(短文の語句空所補充)4問/20問
  • 大問2(長文の語句空所補充)1問/6問
  • 大問3(長文の内容一致選択)2問/12問

マークシートなので、適当にマークしても、これくらいの正答率にはなると思います。

なので、娘には言いませんが、ほとんど勘なのでは?と私は思っています。

特に大問3は時間が足りなくて全く読めていないと言っていましたので、2問は偶然当たったものです。

偶然でももう少し当たりそうなのではと思いますが。

■リスニング詳細

娘が一番得意にしているリスニングの結果です。

得意にしているといっても、レベル的には級が上がるごとに上昇していますから、練習しないと難しい問題であるのは間違いないです。

準2級の時でも、安定して正解するには相当苦労しましたから。

今回、実力試しで受けていたこともあり、リスニングの練習は全くしないで臨みました。

その結果です。

・リスニング詳細

  • 第1部(会話の内容一致選択)5問/15問
  • 第2部(分の内容一致選択)11問/15問

2級になると2部構成になるのですね。そのことさえも知りませんでした。(笑)

リスニングは得意分野だけあって、この結果はおそらく勘ではなく真剣に考えた結果でしょう。

第2部の最後で疲れているときに11問正解したのは立派だと思います。

正答率としては53%でしたが、合格者平均では60%は超えてきているので、2級の受験者はリスニングが強い人が多いような気がします。

■ライティング詳細

今回、この技能で合格できたと言っても過言ではないライティングの詳細です。

ライティングは3級から始まりますが、娘が3級を受験した昨年度は、かなり苦労していました。

一つに文が思い浮かばないというのもありますが、それよりも単語のスペルミスが多いのです。

要領がよい人であれば、スペルが自信ない場合、別の単語を使った言い回しに変更するという技が使えるのかもしれませんが、小学生の娘では、自信が無くてもそのまま突っ走ります。

この部分を指導するのはとても大変でしたし、さらに自分で自信のある単語の数を増やすことも重要です。

リスニングはテレビを見ていても勉強になりますが、ライティングは実際に書かなければ上達しないので、その点においては勉強する要素がリスニングよりも強いのではと感じます。

娘も1年前に比べると、英語の文章を作る機会が増えたので、知らず知らずにレベルアップしていたのかもしれませんね。

・ライティング詳細

  • 内容(課題で求められている内容か)3点/4点
  • 構成(構成や流れが分かりやすいか)4点/4点
  • 語い(語いを正しく使えているか)3点/4点
  • 文法(分構造のバリエーションと正しさ)3点/4点

なかなか素晴らしい結果だったので驚いています。

特に満点をもらえた構成に関しては、80語以上の単語が必要な文であるのに、構成で点がもらえています。

3級や準2級の時は英検協会推奨の「型」を勉強していましたが、今回はその型を使ったのか、使わなかったのか分かりません。

日頃の文を作る練習の成果がでていると感じました。

■ライティングの合格者平均点が高い!?

ところで、これまでライティングが含まれる3級、準2級、2級の結果詳細を見てきて感じるのが、どの級においても合格者のライティングの平均点が高い傾向にあるということです。

ライティングの採点が甘いのか、本当に受験者のライティングのレベルが高いのか分かりませんが、私が感じるのは、導入初期の現象であるようにも思えます。

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過去問が増えて受験者が十分に練習してきたり、問題や採点が精査されてきたりすると、少しずつリーディングやリスニングの平均点に近づいてくる可能性も考えられます。

そういう意味では現状は過渡期なので、ライティングに不安を抱く人が多いようですが、勇気を出して今のうちに挑戦した方が良いかもしれません。

ライティングは、書ければ、意外と良い点数がもらえるチャンスなのかもしれません。

また、英検に挑戦している大人の人に話を聞くと、ライティングは対策をすれば、点数が飛躍的に伸びるそうです。やってみる価値はあると思います。