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【英検】ライティング0点では不合格である理由…ライティングを捨てては駄目!

英検に関する記事へのアクセスが毎日多い状態が続いています。

アクセス解析の見ていると、Google検索で下記のようなキーワードで検索をかけて、当ブログに到達している人が多いようです。

「英検 ライティング 0点」

「英検 ライティング 0点 合格」

「英検3級 合格ライン」

英検を受験される前後で、ライティングに関することを気になって調べていることが良く分かります。

特に目立つ「0点」というキーワードですね。

本日は、ライティングと0点に関して少し情報を書きたいと思います。

特に、ライティング初心者の多い、英検準2級と3級のことを中心に書きます。

■ライティング0点では絶対に不合格

まず、気になっている人が多いライティングと得点に関してですが、結論を先に書きます。

ライティングが0点の場合は不合格になります。

たとえ、リーディングとリスニングが満点であっても不合格です。

 その理由を説明いたします。

各級の技能ごとの満点スコアが決まっています。

今回はライティングがテストに含まれる1~3級について示します。

  •  級 :各技能満点スコア(3技能とも同じ)
  •  1級:850点
  • 準1級:750点
  •  2級:650点
  • 準2級:600点
  •  3級:550点

これらの点数×3技能なので、3倍のスコアが満点スコアになります。

そして、合格基準スコアは下記です。

カッコ内にライティングが0点だった場合のリーディングとリスニングの2技能が満点だった時のスコアを書きます。

  •  級 :合格基準スコア(ライティングが0点で他の2技能が満点だった場合)
  •  1級:2028点(1700点)
  • 準1級:1792点(1500点)
  •  2級:1520点(1300点)
  • 準2級:1322点(1200点)
  •  3級:1103点(1100点)

これを見れば一目瞭然ですが、たとえ3級であっても、ライティングが0点で他の2技能(リーディングとリスニング)が満点スコアだったとしても、3点足りずに不合格となるわけです。

級が上がるにしたがって、得意技能だけで点を稼げない仕組みになっているので、3技能を均等に能力がないと合格しないということが分かります。

■私も2017年の娘の受験時は驚いた

Google検索で、「ライティング 0点」というキーワードで検索されている人がいるということは、ライティングが書けなかった人がいたのか、そもそもライティングなんているのか?と思っている人がいるということですね。

私も最初の頃は、3級のライティングの問題があまりにも少ないので、これが他の技能と同じ配点であるということに気付いた時には驚きました。

2017年の夏ごろに娘と勉強しているときに気付いたのです。

■3級ライティングの突破に向けて

3級を受験する人は、ライティングが苦手な人も多いと思いますが、ライティングは各観点で0~4点の5段階で評価されて、満点が16点です。

この16点がスコア550点に換算されることになりますから、1点がかなりのスコアを得ることができます。

ただし、スコアは回次によって、同じ1点でも異なるようなことを英検のホームページで書かれていましたので、例えば問題文が難しいなどといった際には考慮させるということですね。

そして、この5段階評価は評価基準が曖昧なようなイメージなので、マークシートのような○×でないというのがミソです。

とりあえずダメ元でも何か書いてみましょう。

0点だと合格しない訳ですし、何か書いておけば何点かもらえるわけです。

3級のライティングで、最低限必要なことは3つです。

  • 理由は2つ書くこと。
  • 25~35単語で書くこと。
  • 必須単語は、「I have two reasons.」「First,…」「Second,…」

まずは質問されていることに答えて、理由を2つ書くことを練習することが大切です。

ようやく過去問も出てきたので、いっぱい解いて練習あるのみです。

■スコアに関する注意事項

スコアに関する注意点は下記のとおりです。

  1. 技能ごとに問題数は異なるが、各技能のスコアは均等である。
  2. 同じ正答数であっても、スコアは回次によって異なる。
  3. 同じ技能内の問題であれば、どの問題で正解してもスコアへの影響は同じである。

1.と2.は上記で説明したとおりですが、3.に関しても注意が必要です。

一番分かりやすいのが、リーディングの問題ですが、文法の穴埋め問題と長文の問題のスコアへの影響は同じだということです。

したがって、自分の得意問題からやっていくことが重要で、さらに、ライティング問題は時間が無くなってとりあえずマークするという手法が使えないので、最初にやるべきでしょうね。

ちなみに、私の娘はなぜか、長文問題の方が得意のようで、文法問題は間違いが多く、長文問題の正解が多いです。

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リスニング問題が3級から準2級に行くと一気にレベルアップしているように感じます。

まあ、2級以上のリスニングを私が知らないので、もっとレベルアップしているのかもしれませんがね。(笑)

私からすると、英検を頑張って受験している皆さんをとても尊敬いたします

「ライティング 0点」のキーワード検索を見ると、焦って困っている人も居るんだなと思いますが、まずは受験する意気込みが、英語ができない私からすると素晴らしい行動だと思います。