なんでも道しるべ

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【家計の固定費】節約効果の高い固定費だけど…見直し方に落とし穴!

コロナ禍の影響は様々です。

昨日の記事にもしましたが、毎年楽しみにしている名探偵コナンの映画も延期になってしまいました。

もっと深刻な話だと、稼げない人もいるので、生活できないという死活問題もあります。

私の場合は、まだ仕事を奪われるということはありませんが、収入が減っている状況で、さらに激減するかもしれないという恐れもあります。

その中で、どのように生活していくか?です。

■節約は変動費より固定費を

家計の見直しを考えている人が多いのではないでしょうか。

私自身も、少しでも節約・倹約ができればと考えており、対応を行っています。

家計の見直しで最も効果的といわれているのが、固定費の見直しです。

固定費とは、毎月決まった額の引き落としなどがあるものです。

一般的に節約というと、食費や交際費などの変動費を抑えるといった手法を取るケースが多いのです。

無駄使いをしているのであれば、変動費を抑えることは可能だとは思いますが、無理をして抑えると結局は一時的になってしまい、効果が継続しませんし、疲れるだけです。

固定費を見直すと、効果は継続的に出ますし、最初は疲れますが徐々に慣れてくるというメリットがあります。

我が家も固定費の見直しを少なからず実行しました。

固定費の削減は結構面倒なことが多く、契約を辞めたり、変更したり、プランを変えたり、など、一件見直すだけでも必要な手続きが相当あります。

故に固定費を削減できない人が少ないのも事実ではないでしょうか。

■効果的な固定費の見直しだけど、教育費は見直し良いものか?

固定費の削減をする場合、最も効果的だと言われているのが、保険と通信費の見直しです。

効果的と言われるのは、それだけ無駄が多いということです。

この2つを見直すだけで浮いてくるお金は相当あると思います。

これらを見直していくなかで、収入面でも不安が出てくると、もう一つ見直したくなる費用が出てきます。

それが、教育費です。

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教育費も家計の大きな出費です。

教育費も様々あり、学校に関するお金、習い事、家庭用教材などがありますが、意外とどの費用も高いです。

なので、コロナ禍による収入の影響を考えると、見直しをしたくなる気持ちが無いとも言えません。

けれど、これで教育費を抑えてしまっては、子どもへの投資が不十分になることは考えなくてはいけません。

■不況時には習い事を始める子が減る

習い事などの年齢層を見ていると家庭事情がよく分かることがあります。

小さい時に初めて、継続的に続けることで技能を習得するような習い事の場合、例えばリーマンショックなどの不況時に始める子が減っています。

したがって、相当する年齢層の学年が少ないという事情が出てくるのです。

不況時は出費を抑えたくなるものですから、習い事などは最初に削減意識が働くのかもしれませんね。

■教育費を抑えようかと悩む

今回のコロナ禍により、収入が減った、あるいは、収入が減ることが想定される懸念が強いわけですから、無駄に多い習い事を見直すような取り組みは必要かもしれませんが、必要以上に教育費を抑えるのは考えものだと感じます。

教育効果はすぐには見えてこないですし、もしかするとお金をかけても効果すら無い可能性もあります。

また、子ども自身がやる気があるのか、ないのか、という話になると、やる気もないのにそこにお金をかけるなんて…と思ってしまうのも事実です。

私自身も、正直、このコロナ禍の状況なので、教育資金を抑えようかと少々悩んだこともありました。

でも、ここで教育を必要以上に抑えてしまうと、コロナ禍の影響が過ぎ去った後には、もう少しやらせてあげれば良かったと後悔する可能性もあるわけです。

■勉強系の投資は上手く継続を

好景気の時はスポーツ系をはじめとした習い事が流行ることが多いです。

景気が良いと、親も子どもにお金がかけられますし、このような不況は来るとも思わないわけなので、あれもこれもやらせてあげたいと思います。

けれど、景気が不況になると、これらへの資金が圧縮されてしまいます。それは仕方ないことだと思います。

しかしながら、勉強系の習い事に関しては、上手く整理をしながらも必要なことは継続させてあげるべきかと考えます。

子どもへの投資は、親としてやってあげたいことはあるでしょう。

その中でも勉強系に関しては、後からになると余計に苦労を伴うことが多いです。

また、年齢が低いときであれば、少ない投資で効果が出るものでも、年齢を重ねてからだと同じ効果を得るのに投資額が増えることもあります。

後からやっておけば良かったと思うくらいなら、今、きちんと投資をしてあげたほうが、子どもにとっては良い資金の使い方だと思います。

■長期目線を大切に

コロナ禍は様々なところに影響を及ぼします。

直接の収入面もそうですが、支出面においても、冷静な判断ができないようなマインドになることもあります。

そんな時には、長期目線をもって、今の環境下で何が必要かというのを、もう一度考える時間が必要なのだと思います。

お金が無いので、何もかも無理とは考えずに、何が必須で、何が必要で、何が我慢できそうか、を再考察し、お金の使い方を考えたいものです。

私の持論では、「固定費の見直しをするにしても、教育費は必要以上に削らないこと。後悔するはめになる」です。

なかなか通常生活が見通しが立たない状況で辛いですが、頑張っていくしかないですね。