先日の記事で、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018のランキング結果を載せました。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」が投信選びには最も参考になる - なんでも道しるべ
ランキングはトップ20なのですが、昨日の記事では1~10位までを紹介しました。
まあ、無難に投信で資産形成を始めるのであれば、このトップ10から選んでおけば間違いないと思います。
当然ながら、インデックスファンドは市況によりますから、値下がりして元本割れする可能性はあります。
したがって、たとえランキング上位の投信であっても、必ず儲かるというわけではないのです。
しかしながら、何もしなければ、インフレ政策に苦しみながら、サイレント値上げに苦しみながら生活し、老後を迎えなくてはいけません。
自分の生活は自分で守るということで、公的年金だけに頼らずに、自分で資産形成することは大切です。
そのためにも、世の中のトレンドを知っておくことが、騙されずに大切な自分のお金を運用できます。
「怖がって何もしない方が、将来において非常に恐ろしい」ということを常に意識しておきたいところです。
今日は資産形成のことを書きたかったわけでは無いので、この辺りにしておきます。(笑)
本日は、昨日紹介した投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018の11位~20位を紹介しながら、私が個人的に興味あるファンドを取り上げてみたいと思います。
■トップ10のおさらい
さっそくですが、2018年の投信ブロガーのランキングの11位~20位を紹介したいと思います。
おさらいまでに、トップ10は以下のようになっています。
素晴らしいファンドばかりです。
特に手数料(信託報酬)を安く抑えているファンドが上位に来ているのが特徴です。
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(三菱UFJ国際投信)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJ国際投信)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天投信投資顧問)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)(三菱UFJ国際投信)
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(セゾン投信)
- バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)(バンガード)
- eMAXIS Slim全米株式(S&P500)(三菱UFJ国際投信)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天投信投資顧問)
- eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)(三菱UFJ国際投信)
個々の感想は昨日の記事で書きましたので、そちらをご覧ください。
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■11位~20位のランキング
本日は、11位~20位の結果を載せていきます。
- 11位 ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)
- 12位 野村つみたて外国株投信(野村アセットマネジメント)
- 13位 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(三菱UFJ国際投信)
- 14位 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)(バンガード)
- 15位 結い2101(鎌倉投信)
- 16位 バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
- 17位 iFree S&P500インデックス(大和証券投資信託)
- 18位 eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)(三菱UFJ国際投信)
- 19位 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選F(農林中金全共連アセットマネジメント)
- 20位 コモンズ30ファンド(コモンズ投信)
- 20位 SBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
11位以下になると、票数が一気に落ちますので、昔からの応援団によって支えられているという印象があります。
残念なのは「ひふみ投信」ですね。
2017年は「ひふみ投信」が6位で、「ひふみプラス」が12位で、同じ運用会社でマザーファンドも同じなのに、票割れを起こしていました。
しかしながら、2018年は人気の「ひふみ投信」でも11位まで下がってしまいました。
他の手数料が安いファンドの影響もあったと思いますが、自身も運用成績が下がってしまったのが一番効いたと思います。
ブロガーの人達は敏感ですね。
順位が一気に変わるところを見ると、それを痛感します。
■私も積立しているユニークなファンド群
11位~20位は、かなり熱狂的なファン層がいるような印象を持っていますが、我が家がこの中で積立買付をしているファンドは以下です。
- 13位 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(三菱UFJ国際投信)
- 19位 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選F(農林中金全共連アセットマネジメント)
- 20位 コモンズ30ファンド(コモンズ投信)
これらの3つはどのような運用成績を発揮してくれるのか?というのを興味本位で保有しています。
「新興国株式インデックス」は、インデックスファンドなので、ベンチマークの動きはコントロールしようがありませんが、乖離であったり、実質コストであったりは、ファンドの運用手腕によります。
「農林中金の米国株式厳選」と「コモンズ30ファンド」はアクティブファンドで、私も面白いファンドだなと思っていて積立しています。
同じような感覚を持っている人もブロガーの中にいるのだなと感じました。
アクティブファンドは手数料が高いのですが、この2ファンドは1%程度の信託報酬で運用してくれています。
ただ、手数料は絶対的なマイナス因子ですので、この手数料以上の実績をインデックスファンドに付加されなければ、アクティブファンドの強みはありません。
農林中金の方が文字どおり米国株式であり、コモンズは日本株をメインに運用しています。
当ブログでもたまに取り上げながら、運用実績の確認をしていこうと思います。
■リスク少々の人生を送る
ファンド選びは自己責任ですが、これを怖がらずに、楽しく選べるような投資ライフを送るのが良いと思います。
元本割れは確かに怖いので、投資そのものを敬遠する風潮がまだありますが、何でもディフェンシブに生きていると、人生そのものがディフェンシブになり後悔すると思いませんか?
浪費は周りに迷惑をかける可能性があるので良くないですが、人生楽しむのに少しずつリスクを取っていくのは必要なことでしょうね。
そのリスクを取る選択手法として、このようなランキングを利用するのは良い事だと思います。