12月の最終週より、2019年の一般NISA枠の投資がスタートしました。
NISA枠の利用額は、注文日でも約定日でもなく、受渡日となっていますので、12月の最終週から注文が開始されることになります。
ファンドによって、注文から約定までの日数と、受渡日までの日数が異なりますので、注意です。
私の場合は、SBI証券で一般NISA枠を利用していますが、投信積立の設定で、NISA投資可能枠範囲内での投資にする設定としていますので、2018年はNISA枠を使い切った時点で、毎日、注文キャンセル扱いとなっていました。
2019年のNISA枠となったタイミングで、注文が再開されたことになります。
これもファンド毎に異なるので、注文が再開されたファンドは少しズレがありました。
2019年の一般NISA枠の使い方をどうしようかな?と考えてはいましたが、12月の大幅調整もあったため、結局は2018年の設定から変わらない形でスタートしました。
■私が一般NISAを利用している意図
「一般NISA」は、「つみたてNISA」と異なり、ロールオーバーを利用しても最大10年間の投資期間となります。
「つみたてNISA」は金融庁の認定ファンドから選ぶことが必要ですが、「一般NISA」は多少の自由度が大きいので、様々なファンドを楽しみながら投資することも可能です。
今後に「つみたてNISA」の認定ファンドが増えてくると思いますし、気になっているファンドがあれば、先に少し運用をして身を持って見極めておくのが良いと思っています。
特に、アクティブファンドの場合は、ベンチマークをアウトパフォームすることが命題ですし、実際に運用を任せてみて、損益をみて判断した方が良い事も多いでしょう。
インデックスファンドは、基本的には、信託報酬などの手数料と、ベンチマークとの乖離を確認しておけば良いですので、見極める必要性があまり無いのですが、少し変わったインデックスファンドもありますので(厳密にはインデックスファンドに分類されないものもあります)、そのようなファンドに投資をして様子を見ることもできます。
良いファンドがあれば、「一般NISA」の期間が終わった時に、「つみたてNISA」で長期投資を目指せば良いのではという考え方です。
■2019年も積立投資を継続したファンドを紹介
私が2018年から2019年も積立投資を継続したファンドが下記になります。
SBI証券の毎日積立設定をしていますので、毎日400円で、月間9,200円を基準として、少しずつ積立しています。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 400円/日
- eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 400円/日
- eMAXIS Slim新興国株式インデックス 200円/日
- 農林中金パートナーズ米国株式長期厳選ファンド 400円/日
- SBI・新興国株式インデックス・ファンド 200円/日
- EXE-iグローバル中小型株式ファンド 400円/日
- EXE-iグローバルREITファンド 400円/日
- ラッセル・インベストメント外国株式ファンド 400円/日
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 400円/日
- ひふみプラス 400円/日
新興国株式インデックスはeMAXIS SlimとSBIの2つのファンドで積立をしていますので、各ファンド200円/日としています。
2つのファンドにしている理由は、単にどちらにしようかを悩んでいるからです。
インデックスのベンチマークが異なるのと、実質コストがどちらが安くなるのか読めないからです。
新興国株式のインデックスは、信託報酬が安くても、実質コストが高くなってしまうケースが多く、どちらか片方にして悔しい思いをしたくないので、2つに分けて積立することにしました。
まあ、インデックスファンドなので、差があってもそれほどの差ではありませんがね。
これらのファンドを毎日積立すると、月間で82,800円/月が基準となります。
そして、年間の一般NISA利用枠が993,600円となります。
まだ、20万円強の枠が余っている状態で、それは大きな調整が入った時にスポット買いのために空けています。(今が一番の底だったりして(笑))
■「つみたてNISA」に認定されていないファンドもある
私が、「一般NISA」枠を利用しての毎日投資するファンドは、インデックスファンドとアクティブファンドが混合しています。
これらの中には、すでに「つみたてNISA」に認定されているファンドもありますが、まだ認定されていないアクティブファンドも多いです。
今後、認定要件を満たした時に、新たに加わる可能性が高いファンドを選んでいるつもりですが、アクティブファンドの要件は厳しいのでどうなるか分かりません。
認定の有無に限らず、自分自身でも投資をしてみて、肌で感じたいと思っています。
情報を客観的に見るよりも、自分の身銭を投資して実感した方が分かることは多いですから。
将来的には「つみたてNISA」に移行していこうと考えていますが、その時に選択するファンドを考えている段階です。
■自分が一番心地よいファンド選択を
我が家では、妻の非課税口座は「つみたてNISA」 で積立投資しています。
非課税枠を利用する方法は、「iDeCo」「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」など複数ありますが、何を利用するのかは個人で異なってくると思います。
これは、アセットアロケーションやポートフォリオが、個人個人や家庭毎に異なるのと同じだと思います。
自分が一番心地よいファンド選択が、2018年12月に起きているような大幅調整や暴落時にも狼狽せずに、積み立てを継続できる力になると思っています。
今年もあとわずかです。心地よい投資ライフで充実した人生を歩みたいものです。