なんでも道しるべ

マネー投資、子供への投資・英語、京都の紹介、メダカの飼育など、何でも発信してしまうブログです

藤野氏語る…ひふみ投信不調の原因は「市場トレンドの変化」と「ファンド規模の変化」?

f:id:anyguidepost:20180902100552j:plain

「ひふみ投信」「不調」というキーワードが強くなってきているようですね。

雑誌のネット記事でも、この2つのキーワードを使って呼び込んでいます。

実際の記事の内容は、不調の理由を直球で具体的に書いている訳ではありませんが、このキーワードを使うとアクセスが集まりやすいのでしょう。

私も負けないでこの2つのキーワードを使ってみます。(笑)

しかしながら、今回はダイヤモンドザイのネット記事で、藤野氏のインタビュー記事が載っています。

ひふみの不調理由を語っているわけでは無かったですが、ひふみの戦略を述べられています。

ひふみアカデミーでも同じ内容を語っていると思いますが、言葉で聞くのと、文字で読むのではやはり少し違いますね。

■市場の流れ

ひふみ投信は2017年に急拡大したアクティブファンドなので、これまでの戦略と少し変えているようです。

市場のトレンドを受けた変化と、純資産総額が増えたことに対する変化の2つがあるようですが、2018年の前半はそれが両方出てきたので、不調になっているのかもしれません。

藤野氏のインタビュー記事の内容を抜粋して引用してみます。

まずは、市場トレンドの変化に関する見立てです。

2018年前半は運用が難しい相場だった。そして今後も難しい相場が続きそう。
2017年9月から2018年2月までの日本株の大幅上昇は、機械や電気、半導体などの景気の影響を受けやすい業種が牽引していた。
こういった業種の中でも、AIやIoT関連は長期テーマだと言われて人気を集め、注目していた。
しかし、2017年の10~12月が株価のピークに。足元の業績は良いが、今後の業績に不透明感が出てきたから。
AIやIoTはこれまで相場テーマの主役だったが、予想に反してこれが変わろうとしている。
とはいえ、相場を牽引するメガトレンドが今も見えない。
今後は、どこに資金が向かうのか判断しにくい状況。背景には景気が踊り場であることや、トランプ政権の政策リスクがある。
(引用:「ひふみ投信」が不調の理由を藤野英人さんに直撃!2018年後半以降は「休むも相場」で守りを固めて、「5G」や「人手不足」関連に投資するのがおすすめ!、ザイ編集部、2018/8/29から抜粋し一部修正)

ひふみ投信が、AIやIoT関連銘柄に積極投資をしていたのかもしれませんが、それが意外にも早く相場の転換がきているのでしょうか。

■ひふみ投信の方向性

続いて、ひふみ投信の市場トレンドの変化に対する対応と、純資産総額が増えた状況による戦略について、書かれている内容を引用していきます。

ひふみ投信は、ディフェンジブな資産配分にシフトしている。具体的には、外需株の比率を下げて、内需株の比率を上げている。
株価が割安なバリュー株の動向にも注目している。
これまで業績の成長性が高いグロース株の優位が長期間続いた。
このため、割安株に投資する投資信託の解約などで、バリュー株が叩き売られている。
こういうタイミングが底値となり、その後上昇するケースが多い。
ひふみ投信の純資産総額が急激に増えたことで、以前ほど俊敏に動けない。
そのため、米国や中国に企業調査に出向き、株価好調が続いている、米国株の「アマゾン(AMZN)」や「マイクロソフト(MSFT)」、「ビザ(V)」などに投資している。
また、世界景気の影響を受けにくい米国の中小型株にも注目している。
世界景気の影響を受けにくい、着実に成長する地味で地道な株に資金の6~7割程度を長期投資し、3~4割程度を柔軟に運用し、好成績を目指す。
(引用:「ひふみ投信」が不調の理由を藤野英人さんに直撃!2018年後半以降は「休むも相場」で守りを固めて、「5G」や「人手不足」関連に投資するのがおすすめ!、ザイ編集部、2018/8/29から抜粋し一部修正)

少し引用が長くなってしまいましたが、ひふみアカデミーでも内需バリューの銘柄の比率を上げていると言っていました。

ひふみ投信は海外銘柄に投資をしており、海外銘柄は外需株になるので、その比率が上がってくると、国内では内需株にシフトしていても見えてこないようです。

割安株に投資する投資信託の解約でバリュー株が叩き売られている現状には、そうなのか・・・と納得させられました。

割安成長株への投資で有名なジェイリバイブも最近調子が悪く、過去の記事でも純資産総額が下がってきているということを書きましたが、それに関しても同じ影響なのかもしれません。

驚きだったのが、米国の中小型株にも注目しているということです。

てっきり、純資産総額が増えてきていることが引き金で米国や中国の大型株への投資を行っていると思っていましたので、海外の中小型株には投資しないと思っていました。

資金が増えると投資先の選定が難しいのだと思いますが、米国の中小型で世界景気の影響を受けにくい銘柄を探しているのだなと感じました。

あくまで日本企業の活性化への投資をしているそうなので、国内銘柄を中心に投資をするとは言っていましたが、米国の中小型株までに広げると、完全にグローバル投資になりますね。