なんでも道しるべ

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2018年からiDeCoの拠出が年1回以上でOKに!でも使い難い点が多い…

f:id:anyguidepost:20171116113407j:plain私も始めようかと手続きを開始しているiDeCoですが、2018年から拠出制度が変わるようで、それを整理されている記事がありました。

iDeCoはこれまで、毎月の積立がルールでしたが、年1回以上積み立てればOKと変わるようです。

記事の内容を紹介しますが、重要な部分だけを抜粋しています。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛け金は、「月に2万3000円」というように積立額を決め、同じ額を毎月1回積み立てるというのが2017年までのルールでした。

18年1月からは限度額を年単位で管理し、年1回以上積み立てればいいというルールに変わります。

(1)年1回以上の拠出でOKに

これまでは「毎月の積み立て」だけだったのが、「毎月の積み立てなしにボーナス時だけ拠出」ということも認められるようになります。

(2)年は1月から12月を単位とする

(3)拠出限度額は、経過月の限度額を積み上げていく

例えば会社員で企業年金が全くない人の場合、掛け金の月額上限は2万3000円です。
この人の1月引き落とし分が1万円だった場合、2月分は残りの1万3000円を繰り越して3万6000円まで拠出することが可能になる、ということです。
仮に夏のボーナスまで(1~6月)に1万3000円の繰り越しが6カ月分たまれば、7月には7万8000円+2万3000円で10万1000円。

(4)拠出下限も経過月により積みあがる

1回あたりの拠出額の下限は5000円×月数となります。例えば、1月から6月は拠出を休んで7月にある程度の額を入れようと思ったとき、5000円×7カ月=3万5000円以上は拠出しないとダメ、ということです。
ただし、上記(3)で説明したように毎月の掛け金を少なくして余った額をボーナスでまとめて拠出したいと思っても、掛け金額の変更手続きには時間がかかることと、変更は年1回しかできないことには注意が必要です。
収入が非常に多かった月は多く、少なかった月は少なくというふうにできればいいのですが、これも上記の通り掛け金額を毎月機動的に変更することはできません。そう考えると新制度もあまり使い勝手がいいとはいえないでしょう。

■事務費を下げるメリットはある

加入者として運営管理費用の中から毎月負担している手数料のうち、103円は国民年金基金に支払われています。
ところが、この手数料は拠出をしない月については徴収されません。
だとすれば毎月積み立てるのではなく、年1回拠出にすれば103円×11カ月分=1133円も手数料が下がる。
特に預金などの元本確保型商品のみで運用している方は手数料負けの可能性が高いので、検討に値すると思います。

■ドルコスト平均法が生かせない

年1回の大きな金額の買い付けに変えてしまうと、そのときの相場水準の影響を受けやすくなり、「高値づかみ」の恐れも出てきます。

(引用:iDeCoの積み立て 毎月のほか「年単位」も可能に 、iDeCoで投資デビュー(12) オフィス・リベルタス 大江加代、NIKKEI STYLE、2017/11/15)

■新制度は本当に使いやすいのか?

私の理解で、簡単に解釈すると、下記のようになります。

  1. 1.年間の最低拠出金額は6万円で変わらず。会社員の場合は、最大も27.6万円で変わらず。
  2. 2.毎月の定額拠出から、年1回以上の拠出に変更できる。
  3. 3.ただし、拠出金額は年1回しか変更できない。それも金額変更に時間がかかる。

とても使いにくい制度ですね。

特に、3.のルールがある限り、この制度を利用するメリットが半減しますが、逆にドルコスト平均法のメリットをきちんと生かすためには、余計なことを考えずに、毎月拠出にしておいた方が良いと思います。

この制度を取り入れた理由を考えると、サラリーマンに対しては、「ボーナスのまとまったお金が入った時にでもiDeCoを活用できるように」としたのでしょうか?

自営業者などで、「年の中で収入が時期によって大きく異なる人」もいると思いますし、そのような事情の人にも使ってもらえるようにしたかったのでしょうか?

あくまで私の意見ですが、ボーナスやまとまったお金が時期によって変わってくる人であっても、その中から投資に回せるお金をプールしておいて、例えば6分割や12分割でドルコスト平均法で投資した方が良いと考えます。

ただ、投資の機会損失の意見もありますし、まとまったお金があると使ってしまうという事情もあります。

投資の機会損失を気にする人は、ドルコスト平均法のメリット・デメリットを既に知っている人だと思うので、その人の考え方によって、投資方法を選択すれば良いですね。

まとまったお金があると使ってしまう人は、iDeCoに拠出して、引き出せなくなるようにする手もありますが、根本的に投資に向いていないような気がしますので、生活スタイルそのものから見直した方が良いかもしれませんね。

iDeCoは引き出せないという大きなルールがありますが、一括投資によってマイナスとなった場合に、iDeCoへの拠出をゼロにしてしまう人が出てくる可能性も考えなくてはいけないと思います。

そんな人が増えてくると、せっかくのiDeCoの制度が陳腐化してしまい、国にとっては不本意かと。

ドルコスト平均法は、そういう意味では、リスク分散ができる非常に良い投資法です。

iDeCoを投資初心者にも浸透させるのであれば、毎月拠出型を基本にするべきだと私は考えます。

■元本保証型商品にはメリット大

元本保証型の商品を選択していて、拠出を年1回にした場合、国民年金基金連合会103円/月の11ヶ月分が無くなるのは大きなメリットかと思います。

当ブログの別記事で書きましたが、iDeCoの手数料が、様々な名目でかかりすぎだと個人的に感じています。

www.anyguidepost.com

元本割れが嫌いな日本人は、元本保証型の商品を選択する可能性もかなり高いと思っています。

税金控除があるので、元本保証型でも私は拠出するメリットは十分あると思いますが、手数料がこれだけかかると、尻込みする人が出てくると思います。

税金控除と手数料の差引をしっかり理解してくれれば良いのですが、基本的に手数料でマイナスになるものは敬遠されていく傾向にあると思います。

私はこの複数の手数料がiDeCoの欠陥だと感じており、国がiDeCoをこれだけ推奨するのであれば、手数料を取らない仕組みを考えるべきだと思います。

元本保証型は、投信などのリスクを気にする必要がないので、年1回の拠出は手数料を安くする意味で良いと思います。

ただし、上述と同じで、年1回の拠出のために貯めていくお金を使ってしまうという問題があります。

ボーナス等でまとまったお金をすぐに拠出するのは都合が良いですが、使ってしまったら意味がありません。

毎月拠出から、年1回以上の少ない回数の拠出に変更するという人は、強い意志がある人に向いているということでしょうかね。

■所感

私は投信でiDeCoをやろうと思っていますので、ドルコスト平均法のメリットをいかすために、毎月拠出のままでいきたいと思っています。

年1回しか金額が変更できない、さらに変更に時間がかかるのは、どうなんでしょうか?

頻繁に変えれると積立投資の意味が無くなるのですが、もう少し変更をしやすい仕組みにしてもらっても良いかなと思います。いまどき、ネット環境があるのに。

あと、各種手数料はどうにかならないのかな・・・