なんでも道しるべ

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【大型連休は何処に行った?】インフレ率低迷の要因は?デフレマインドの正体は?

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大型連休になると、日頃行っているショッピングモールの客数が減っているように感じます。

我が家の場合は車で行くので、駐車場の混み具合でそのように感じます。

実際の売上などはどうなのかは知りませんが、大型連休になると何かと還元セールなどをやっているところを見ると、私の勘もそうは外れてなさそうです。

今日は「デフレマインド」について少し私なりの感じ方と書いてみたいと思います。

■過去10年の日本のインフレ率はマイナスが5度

大型連休でショッピングモールの客が減るのは、旅行に出かける人や地方に帰る人などが多いためかな?と思っています。

逆に地方のショッピングモールは通常の土日に比べると、もしかすると客数や売上が伸びているかもしれませんね。

ゴールデンウィーク中に家で餃子を作ろうと思い、具材を買っていたら、いつもは何も問題が無い「餃子の皮」が売り切れていました。

いつものサイズが売り切れていたので、いつもより大きめの皮を買って、家で作りました。

「やっぱり、ゴールデンウィークは、家に親戚が集まるので、皆で餃子を作ろうか?」ってなるのかな?と妻と話していましたが、餃子はコスパが良いので、大人数の食事には最適なのかもしれませんね。

コスパというと、最近は、デフレ現象はようやく止まったのか?、まだまだデフレ状態なのか?という話があります。

2017年の日本のインフレ率は0.47%でした。

2016年はマイナス成長の-0.11%でしたので、最悪は脱したように思えますが、過去10年間はマイナス成長が5度ありますので、日本の成長率は非常に低いです。

直近では2014年に2.76%と成長したことがありましたが、過去があまりにもマイナス成長なので反動だろうなと思います。

対してアメリカは1%後半から2%台のインフレ率ですが、リーマンショック後の10年間は1%前半も多いので、インフレ率が抑えられているのが分かります。

しかしながら、日本はおおよそアメリカを下回っていることには間違いなさそうです。

結局は、アメリカがくしゃみをすれば、日本も風邪をひくという状態は変わって無いような気がします。

今年は原油価格が上昇傾向なので、日本のインフレ率も上がってきそうな予感がしますが、これで、デフレ脱却、インフレに突入というのは少し違いますよね。

まあ、日銀が頑張ってくれていますが、日本はインフレになるのかな?って正直思います。

■時給がアップしているのを実感する

ゴールデンウィークの過ごし方ですが、海外へ旅行に行く人が増えているようです。

対して、食料品が内容量を減らすサイレント値上げをされたり、逆に、マクドナルドも朝マックを値下げしたりと、何だか良く分からない状態となっています。

旅行に行く人が増えているということは、そのようなところにマネーを使える人が増えたということで喜ばしいことかもしれませんが、日用品の値上げや値下げは、結局は、そこで働く人の給与にも響いてくるわけで、よくよく冷静に見ていかなくはいけません。

私が日頃生活をしていて、感じるのが、バイトの時給は上がっているように思えます。

店先に貼っている募集チラシの時給を見て驚くことが多くなりました。

私が学生の頃の約15~20年前は、平日昼間は700円代が普通だったのに対し、今では、900円代にまで上がっていることに驚きます。

インフレ率から推測するに、それほど生活水準の費用が上がってないので、それだけバイトやパートをする人が居ないということでしょう。

でもそのコストはどこかで吸収しなければなりません。

価格の値上げができるとベストですが、提供量やサービスを減らすなどのサイレント値上げが実質上なのかなと思います。

平均時給が上がることで、家庭内収入が増えて、消費が増えると良いのかもしれませんが、どうなるのか?は今後判明してくると思います。

■若年層の「デフレマインド」の気持ちが分かるのかな?

平均時給が上がっても、サラリーマンの給与はなかなか上がらないのが現実です。

年齢や役職が上がることで、定昇による給与が上がっていますが、ベースアップはなかなか渋いです。

ニュースに出るような企業は、定昇+ベースアップで何%などと景気の良い話が報道されていますが、世の中そんな優良企業ばかりではないので、結構厳しい昇給なのが実情ですよね。

ダブルインカムをブログで掲げている私ですが、同じ時間を使って仕事をするのなら、少しでも給与が上がってほしいと願うのが当たり前の気持ちです。

夫婦共働きであっても、報酬は専業主婦家庭と区別されては困ります。

実際には扶養手当などの区別はありますが、その程度なら制度なので許さざるを得ないですが、心情的に他人に生活が楽だと思われたくないです。

実際はお金の面以外で、苦労することが多いのも夫婦共働きであり、それは専業主婦家庭には分からない生活だと思いますからね。

お互い、それぞれの苦労は頭では分かるけれど、実際に体験したことない人は分からないものです。

「デフレマインド」という言葉を使われますが、給与が上がらず苦労している若年層の労働者層の気持ちは、日銀や政府の年配の人達は本当に変わってもらえているのかな?と不思議に思うこともあります。

それは、会社内の高齢と若手の年齢関係でも同じことですけどね。

若年層の家庭は、会社の給与アップだけに頼らず、ダブルインカムで運用するお金を捻出し、自らの家庭生活は自分で築き上げるしかありませんね。