なんでも道しるべ

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投資の常識!?山崎氏の命題について述べてみる【3・4問目】

f:id:anyguidepost:20171110080725j:plain前回に引き続き、山崎氏の記事からの命題について、弱小投資家の私なりの見解を書きたいと思います。

山崎元が「非常識!」だと考える10の命題

「非常識!」の命題を1番から10番まで、まとめて並べてみよう。

読者は、何問同意されるだろうか、あるいは反対されるだろうか。

いずれの場合であっても、その理由を説明できるだろうか。

しばし考えてみて欲しい。

(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)

前回は、命題の1つ目と2つ目を書きました。

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■3つ目の命題

それでは、3つ目です。

「非常識」

3.投資家の“タイプ”に適合した運用商品を選ぶことが大切だ。

「常識」

3.投資家のタイプは商品選択に関係ない。

「非効率的な運用が好きな人」はいないはず。

人によって異なるのは、運用金額とリスク資産への投資額のみ

初心者もベテランも、若い人も高齢者も、基本的には「最も効率的な運用を、適正なリスク額で」行えば、それでいいはずだ。

投資家のタイプによって、適した運用方法・運用商品が変わるというのは、金融商品の売り手側が顧客に手数料の高い商品を売り付けるために流布している俗説に過ぎない。

この説明だけでわからない人は、「リスクの大きさは、リスク資産への投資額で調節すればいい」という点を頭に入れてもう一度考えてみて欲しい。

たとえば、リスクをあまり取りたくない投資家がいるのは確かだが、そういう人は、リスク資産への投資額を小さくするといいのだ。

非効率的なものや高いコストの物に投資対象商品を変える必要はない。

(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)

これは山崎氏の言うとおりかもしれません。

前回の記事でも少し触れましたが、効率的フロンティアを考えると、株式と債券の期待リターンとリスク(標準偏差)から、だいたい、40/60~60/40の中に収まります。

これは、株式投資であっても、国内株式と海外株式との比較でも同じことがおきます。

さらに、手数料というマイナス要素が小さいインデックスファンドを選択し、手数料がマイナスの要因となることから、手数料の安いインデックスファンドを選択することが解になるのだと思います。

投資運用なので、効率的な運用と選択し、リスクを最も小さくするのは、そのとおりだと思います。

私自身も分かっているのですが、そのとおりの選択ができていないのは事実です。

当ブログでも紹介しているように、私の感覚から、アクティブファンドを半分程度いれているのが現状です。

ただ一つ、いいわけさせてもらうと、これまでは自分自身で株の銘柄を選択し、ド素人なのに適当にアクティブに投資していましたが、そんなことをするのは意味が無いことが分かってきました。

現状は、1~1.5%であっても手数料を払って、プロに運用を任せる方が良いと判断しています。

でも、3%などといった手数料を払う気持ちはありません。アクティブファンドであっても運用方針と手数料はチェックするようにしています。

こんな1%の手数料であっても、山崎氏の考えからすると、マイナス要素なので、無駄コストを言われると思います。

私自身がまだド素人で、山崎氏の考えが理解しきれていないのかもしれませんし、私が頑固なのかもしれません。

もう少し勉強が必要なのだと思っていますが、まずは、自分の感覚も投資の中に入れて、運用してみたいと思っています。

■4つ目の命題

もう一つ書きます。4つ目です。

「非常識」

4.金融機関のプロに納得の行くまで「相談」することが重要だ。

「常識」

4.金融マンに「相談」することは、赤ずきんちゃんがオオカミに人生相談するくらい愚かなことだ!

金融マンは、自分の会社(ないし自分個人)が収益を上げるために仕事をしている。

彼が顧客に取って最適な運用方法・運用商品を勧める可能性は小さいと思わねばならない。

金融機関が行う「相談」は無料であっても近づいてはならない。

素人が、プロの勧める商品(十中八九、手数料の高い商品)にその場でダメ出しすることは難しい。

運用の失敗の多くは、「あの人はいい人だ」と金融マンを、「人で判断して」信じてしまうことから起こっている。

(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)

この話は良く聞く話ですが、私は金融機関に話を聞いたことが無く、状況が分からないのです。

一度、銀行の投資信託の窓口に行ってみようかと思っているのですが、平日の昼間にそんな時間が無いのが現状です。

年末や盆休みの連休を使って、銀行が開いているときを狙って行ってみようと思うのですが、おそらく、そんな連休は銀行も忙しいと思うので、相手にしてくれない可能性が高いかな?

私の中で納得のいく、運用方法やポートフォリオが出来ているので、その状態で話を聞くと、私自身、どういう風に受け止めるのだろうか・・・

山崎氏が書いているのは、まだ投資を始めていない人が、「相談」に行くのは「愚か」であると言ってます。

行っても無い私が言うのも良くないですが、私も右も左も知らない人が「相談」などに行って、有用な情報は何もないと思います。

何も知らない人の場合、投資商品の相談は「騙されるかも・・・」という気持ちがあるので、行く人が少ないのも事実だと思います。

逆に「相談に行こう!」って思って実際に相談に行った人は、かなりの確率で騙されるみたいですね。

私も少しは投資の情報を得ているようにしていますし、実際に投資もしているので、たまに会社の人とかに相談されることがあります。

その人の知識レベルが分からないので、説明するのが非常に難しいことがあります。

株式は何となく知っていても、投資信託やETFなんて全く知らない人に説明するのなんて、とても苦労します。

さらに、円高、円安の感覚も分からない人も多いくらいです。そんな人に説明するのは、小学生に金融を教えるのと同じくらいです。

そんな人達にとっては、私に聞きたい情報は、「何か面白い話ないの?」レベルなのです。

本気で投資する気もないし、私の失敗談などを聞きたいレベルなのかも知れません。

そんな人達を本気で相手して、金融商品の情報・知識を教えてあげるほど、私も暇ではないです。それに、話していると結構疲れる。

これまでに、若干1名だけ、株式銘柄の話で盛り上がったことがありました。

私が話をして盛り上がれるのは、銘柄の選択の話ではなく、市場の状況から、どうなるかな?という予測の話です。

そこまで話ができる人は、結構、情報を得ていることが多く、経済指標やスケジュールなども良く知っていました。

またまた、話が別の方向に行ってしまいましたが、金融機関に話を聞いて、どんな商品を勧められるのか?はとても知りたい気分です。

その金融機関が儲かる商品は、どんな種類の商品なのか?

投資信託は日本の中に6,000本あると言われています。

私が知っているのなんて、せいぜい数十本レベルです。その中に米国ETFも含まれてるくらいの量なので、全く知らないレベルでしょう。

世の中には手数料がバカ高いアクティブファンドが多いと聞いています。

その手数料に対して、どのような売り方をするのか?はとても興味があります。

■所感

今日は、3,4つ目の命題について述べました。

私の情報の取り方が、インターネットやブロガーの方々のみあるというのを実感しました。

山崎氏の考えも書籍やブログで拝見して、参考にさせていただいております。

4つ終わりました。あと6つです。