なんでも道しるべ

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投資の常識!?山崎氏の命題について述べてみる【7・8問目】

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これで4連続投稿ですが、山崎氏の記事からの命題について、弱小投資家の私なりの見解を書きたいと思います。

山崎元が「非常識!」だと考える10の命題

「非常識!」の命題を1番から10番まで、まとめて並べてみよう。

読者は、何問同意されるだろうか、あるいは反対されるだろうか。

いずれの場合であっても、その理由を説明できるだろうか。

しばし考えてみて欲しい。

(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)

 これまでに、命題の1~6つ目を書きました。

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■7つ目の命題

今回は、7つ目からです。

「非常識」

7.金は、資産形成のための良い投資対象の1つである。

「常識」

7.金保有のリスクは、資本を提供する投資のリスクではなく、ゼロサムゲーム的な投機のリスクだ

この設問は少々微妙だが、金保有のリスクが将来の価格を当てようとするゼロサム・ゲーム的な投機のリスクであり、前問でいうリスク・プレミアムが期待できるような資本を提供する投資のリスクではないことは確かだ。

大物投資家では、米国のウォーレン・バフェット氏はこうした立場だ。

一方、レイ・ダリオ氏のように、インフレ・リスクへのヘッジ効果を認めて金を少々ポートフォリオに含めることに対して肯定的な考え方もある。

彼らの考え方については、アンソニー・ロビンズ著「世界のエリート投資家は何を考えているのか」(鈴木雅子訳、三笠書房。筆者は解説を書いています)をご参照ください。

(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)

私の記憶では、マルキール先生の「ウォール街のランダム・ウォーカー」に書かれていたと思うけれど、金の価値は、過去から現在において、あまり変わらない推移をしていたと思います。

そういう意味では、インフレリスクのあるドルをはじめとした通貨よりも、金を所有していたほうが、リスクヘッジできると考えられます。

けれど、私は金を所有していないです。

理由は、山崎氏がかかれているように、ゼロサム的な投機だと思うからです。

株式は資本への投資でインカムリターンを生み出しますが、金からは研究や技術は生み出されません。

ただ、金は、資源という価値があり、他の資源に比べて特別な資産というか、量が限られていると言われているので、物質として価値があるのだと思います。

確かに、インフレリスク対策として、少し持つのは良いかもしれません。

私自身はインカムが期待できないので、株式投資を選んでおり、金保有は良く分からないところがあります。

株式以上に長期的に保有することに意味があるのか?

逆に、現金に対するインフレヘッジ用なので、使う時に現金化して消費していく方が良いのか?

保有期間や使い方の分からない部分はありますが、通貨よりはインフレ対策になるので、持つことには反対ではないです。

でも、何となく、モノに資産を変えるという感覚が私の中に無く、今のところ本気で検討していないのが本音です。

■8つ目の命題

続いて、8つ目の命題です。

「非常識」

8.長期投資でリスクは縮小する。

「常識」

8.リスクも期待資産額も時間と共に拡大する。

リスクを決めるのは、期間ではなく「財務的強さ」だ。

同じ年当たりのリスクでも「年率のリターンの」上下の幅は投資期間が長くなると小さくなって行くが、これに対応する資産額の上下の幅は期間とともに拡大するのであって、リスクに対する正しい見方は後者である。

ただし、期間が長期化すると、収益の期待値も拡大する。

大まかに言うと、運用期間の長短は適切なリスク資産比率に影響しない。

傾向として若者が金融資産の中に占めるリスク資産の比率が大きくてもいい理由は、高齢者と比較して、人的資本が大きい一方で、保有する金融資産が小さい傾向があるからだ。

小さな金融資産の中で大きな比率でリスクを取っても、影響が比較的小さい。

つまり、人によって差があるので(たとえば、若くても病弱なら人的資本が小さい)、「リスクの大きさは、財務的な強さで決めるべきだ」という原則を守ることが大事だ。

(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)

私も山崎氏と同じ意見であると思っています。

リスクは、その時点、その時点において、投資先の標準偏差(バラつきや分散)で判断していくので、投資先が変わらなければ、リスクはほぼ一定であると思っています。

ただ、リスク=標準偏差というのは、あくまで数学的、確率論的な話を一般的に解釈しているだけで、標準偏差がリスクというのが少し違うと私は思っています。

その数字をリスクだと思うかどうかは、投資家自身の個々の感覚一つだと思っています。

例えば、標準偏差×2の30%が高リスクだと思う人もいれば、30%だとそれほど気にならない人だっていると思う。

標準偏差×2で良いと思う人もいれば、やっぱり標準偏差×3でないと安心できないと思う人もいる。

さらに、山崎氏が言うように、投資総額も考慮しなければならない。

30%分が、30万円の投資総額100万と、300万円の投資総額1,000万円とでは、先ほど、それほど気にならない人であっても、30万円vs300万円なら気分が異なるだろう。

若者は保有する金融資産が小さいのは確かであるし、私も同じです。

そして、若者は、「時間」という最大の強みがあり、そして、サラリーマンなら給与の「インカム」があります。

時間とインカムは私が考える若者の強みであり、それが見込める限り、リスクをできるだけとっても問題ないと思っています。

あとは、標準偏差に対するリスクと称する許容範囲を修業して拡大していくことが重要でしょうか。

「株式投資は何だか分からない」、「怖いと聞かされているから何もしない」のではなく、自分が許容できるリスクに伴った投資を始めることが第一です。

私も20代そこそこに株式投資を始めましたが、最初は20万円からスタートしました。

最初は、「この20万がもし無くなったとしても勉強料として仕方ない」(本当に無くなっていたら悲しんでいたと思うが・・・)と思って始めました。

でも、20万円が底をついたことも無いですし、給与のインカムから、徐々に投資金額を追加していって、今があります。

投資総額が増えるにしたがって、リスクが大きくなっていると感じています。

「投資期間が長いから、リスクが小さくなった」なんて思ったことは一回もないです。だって、今日その時点でのリスクなのですから。

リスクが大きく感じるのは、明日もしかしたら40%下落するかもしれない。そうなると投資額が多くなっているので、時価損失も大きいからです。

でも投資を止めようなんて思ったことないもです。

インカムゲインとキャピタルゲイン、そして、世界経済は発展していることが投資をしていると身に染みて分かってくるからです。

おそらく、その感覚は、書籍で勉強しても習得できないと思います。

若いうちに投資の感覚を習得していると、定年間際から老後の資産運用で妙な心配をしなくても生きていけるのではないか?と思っています。

何十年後にならないと、それが正解であったかどうか分かりませんけどね。

■所感

今日は、7,8つ目の命題について述べました。

金の所有に関しては、私自身が保有していないので分からない部分はありますが、インフレリスクヘッジの点では有効だと思います。

リスクは取りたくないのは私も同じです。でもリスクを取らないと、リターンは得られません。

株式投資は、そんな資本主義の基本的な部分が表面上に出ているものだと思います。

リスクから逃げていては人生楽しくないよね。