なんでも道しるべ

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SBI中小型割安成長株ファンド“ジェイリバイブ”の魅力に迫る

f:id:anyguidepost:20180215080100j:plain国内株式のアクティブファンドとして、高パフォーマンスをたたき出している『ジェイリバイブ』。

少し古い2017年8月の資料ですが、高パフォーマンスの秘訣のレポートが掲載されています。

直近、世界的な大幅下落による調整中で、ジェイリバイブの基準価額も大きく影響を受けていますが、長年にわたりリターンを出し続けるには何かあるはずだと思うのです。

■ジェイリバイブを支えている4人のチーム

ジェイリバイブは「エンジェルジャパン・アセットマネジメント」が運用助言を行っているようで、このチームメンバーに特徴があるとのこと。

チームは4人で構成されているようで、レポートには写真も掲載されていました。

そして、秘訣をまとめると下記のようになります。

  • 運用助言のメンバーは投資対象の企業の経営者と個別の面談を行っている。
  • 面談の数は、年間で延べ1,000社になる。
  • 判断が難しい成長企業だから、面談にはチーム全員で参加している。
  • チーム4人は年代も分散され、それぞれの視点で経営者との面談に臨んでいる。
  • 毎夕会議で議論を重ね、合議制で投資判断を行っている。

年間で延べ1,000社は凄い数だと思います。

レオス・キャピタルワークスの藤野氏は350社以上だったと記憶していますが、それを圧倒的に上回っています。

パフォーマンスは面談が全てではないと思いますので、これを基準にはできませんが、面談をしないと判断ができないということがあるのだと思います。

“仕事は足でかせぐ”というのは、どんな世界でも一緒だということですね。

レポートには、「中長期的に徐々にメンバーが入れ替わることで、特定個人に依存せずに高品質なポートフォリオを永続的に提供することが可能と考える」と記されていましたが、本当かな?とちょっと疑いました。

メンバーが入れ替わるというのはどういうことなのかな?と思います。

運用の世界のファンドマネージャーは転職が多いようなイメージがありますし、またも名称を出してしまいますが、実際にはレオスでも転職組が多く活躍しています。

そういう意味では、ファンドそのものを見るだけではなく、運用メンバーもしっかりと見極めていかないとダメだということですね。

ファンドの目論見書というのはファンドの基礎なので揺るぎなく重要であることは間違いないですが、メンバーが変わるとパフォーマンスも変わってしまうというのは良くあることだろうと思います。

顔写真をネットで公開しているファンドは、そういう意味でも情報公開しているということで、信用できるポイントだと思います。

■中小型株投資の難しさ

中小型株市場の投資が難しい理由が書かれていました。

  • 情報収集が難しい
  • 企業業績・事業環境の変化が早い
  • 流動性が限定され、株価変動も大きい

証券会社のアナリストは企業評価をして、ブルームバーグ社に情報提供を行うようですが、中小型の会社はこの証券アナリストが付いていない会社が多いようです。

ジャズダック市場の753社のうち91%、東証マザーズ市場の240社のうち70%は証券アナリストの担当が0名だそうです。

かといって、東証1部の会社は全社付いているのかといったら、そうではなく、東証1部でも42%は担当0名とのことなので、91%も仕方ないかなとは思いました。

市場全体をみても、担当アナリストが0名の会社が6割以上あるとのことなので、先ほどの足でかせぐという面談は非常に重要だということだと感じました。

結局は、決算書などを見て考えるよりも、実際に聞かないと分からないということだと思います。

■ジェイリバイブの秘訣に迫る

1.ジェイリバイブのポートフォリオの特徴は何か?

堅実な成長が見込まれながら、何らかの理由で株価が大幅に調整した企業が数多く存在する。
こうした机上のさらなる株価下落リスクは比較的小さく、むしろ成長性・堅実性が見直された際の株価上昇余地は高い。
約50社に分散していて、最大組入比率も原則4%以内に抑える。
組入・売却も徐々に行うなどの慎重な運用を行う。
(引用:卓越した運用実績を誇るジェイリバイブ『運用助言者に聞く、パフォーマンスの秘訣とは?』、2017/8より抜粋し一部修正)

ジェイリバイブの運用方針はグロース株が割安に放置されているところを狙うという戦略だと私は認識しています。

アクティブファンドで高パフォーマンスを出しているファンドの特徴だと思いますが、割安に放置というのが素人には判断が難しいところなのだと思います。

先ほどから何度も出てきていますが、面談を通じて、これらを判断していくのだと考えます。


2.ジェイリバイブは長期保有に向いているのか?

長期にわたって収益を積み上げ続けており、エンジェルジャパンの理念に共感いただいているのであれば、運用を任せ続けるという選択肢もありなのでは。
(引用:卓越した運用実績を誇るジェイリバイブ『運用助言者に聞く、パフォーマンスの秘訣とは?』、2017/8より抜粋し一部修正)

そうですね。すべては結果、すべては数字だと私は思っています。

私自身は、1にリターン結果、2に運用方針、3にメンバーだと感じており、ファンドを選ぶ立場の私も勉強しなければいけませんね。

設定時を100とした場合、設定来(2006年~2017年)のパフォーマンスは378だそうです。+278%のリターンですね。

ちなみに、同じ期間の日経平均株価は129だそうです。なんとかプラスを維持ですね。+29%です。

リーマンショックの期間をまたいでいますから、途中で50程度まで下がっているようです。

そしてアベノミクスと同時に大幅な上昇となり、378まで到達しています。

このようなカーブは典型的なドルコスト平均法が有効に働くケースです。

始めに口数を貯めておいて、最後に大きく跳ね上がると、資産は+278%ではなく、もっと大きなリターンになっていると思います。

インカムが無くなる老後手前でこのような上昇を演じてくれると、本当に嬉しいと思います。羨ましいな…


3.基準価額が高いから投資をしにくい

基準価額は10年で3万円以上になりましたが、ファンドの魅力度は10年前と変わりません。
株価上昇に応じて都度入れ替えているかことから、常に割安な成長企業の組入れを目指している。
投資家の皆様に変わって、「割安で組入れ、割高で売却する」という行動をファンドで行っている。
実際、年間で5割の企業が入れ替わっている。
したがって、ファンドの基準価額そのものは、投資を開始するタイミングの判断基準にはならないと考える。
(引用:卓越した運用実績を誇るジェイリバイブ『運用助言者に聞く、パフォーマンスの秘訣とは?』、2017/8より抜粋し一部修正)

組入れ銘柄を入れ替えをしているファンドの場合、基準価額の絶対値は全く関係ありませんよね。

基準価額の対象銘柄がドンドン変わっていくわけですから、割高/割安の指標なんてありません。

引用したように、割安で組入れ、割高で売却するという姿勢でこのパフォーマンスを出しているのなら、非常に頼もしいです。

特に、下落時に、上手に回転してくれていたり、割安になったら銘柄に置き換えされているというのが好ましいです。

回転率50%というのは、非常に高回転ですが、同じような高回転のETFで記憶に残っているのが、HDVです。

HDVは米国ETFで、「iシェアーズ・コア米国高配当株ETF」です。

このファンドも回転率が高いというのが有名です。

そしてしっかりと、リターンを上げてくれているのも注目されている理由でもあります。

素人が銘柄回転すると手数料負けすると言われていますが、プロが行うとそれは好転するわけですね。

しかし、この回転率に必要な条件は、純資産総額の流入資金です。

常に新しい資金がファンドに投入されていることが、回転率を上げる運用としては好都合だと思われます。

投資家がファンドを信じて、積立を続けることが、ファンド運営を助けているのだと考えます。

■まとめ

本日は、ジェイリバイブの高パフォーマンスの秘訣について、公開されているレポートをまとめてみました。

ド素人の私の意見も含まれていましたが、私もiDeCoを通じて、このファンドの積立を行っています。

続けれるかどうかは、パフォーマンスと純資産総額の流入が続いているかどうかに尽きます。

長期間で運用をお願いできるように、今後も頑張ってほしいです。