なんでも道しるべ

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【運用報告書】セゾン資産形成の達人ファンドを斬ってみた!

セゾン投信のファンドの決算があり、運用報告書が発行されました。

セゾン投信は2つのファンドを運用しており、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」です。

ご存知の方も多いと思いますが、バランスファンドは株式と債券を50:50としており、インデックスファンドの組み合わせファンドです。

達人ファンドは株式100%のファンドで、アクティブファンドの組み合わせファンドです。

私は以前まではバランスファンドも積立をしていましたが、債券の旨みが今の総資産では実感できないので、バランスファンドは解約しました。

現在は、達人ファンドをiDeCoの拠出で積立買付しています。

セゾン投信は、再投資先のファンドを組み合わせるというファンド・オブ・ファンズの形式を取っているので、デメリットとしては信託報酬が2倍かかることとなどの手数料が高くなるということがあります。

したがって、セゾン投信1本だけで資産形成をしようと思うと、少し手数料の面でデメリットが大きいような気がします。

しかしながら、機関投資家でないと買えないファンドをセゾン投信は組み込んでくれています。

アクティブファンドが好きな人にとっては、その点は非常に魅力的だと思います。

私自身も、手数料が少々高いが、セゾン投信が私に変わって世界中のファンドを選別してくれているのであれば、それも良いのではと考えています。

よって、我が家のポートフォリオに、アクセント的にセゾン投信のファンドを加えています。

本日は、先日発行された運用報告書の「セゾン資産形成の達人ファンド」だけになりますが、運用実績の紹介と私の感想を書きたいと思います。

■騰落率はインデックス指数に若干負ける

セゾン資産形成の達人ファンドの決算日は2018年12月10日でした。

2017年12月12日から、おおよそ1年の運用決算となります。

まず、私の直感としましては、『まあまあかな。おおよそ合格範囲では』という認識です。

気になる騰落率については、-3.8%でした。

アクティブファンドなのでベンチマークはありませんが、参考指数としては、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(配当込)が挙げられています。

同じ期間で、参考指数は-3.0%でした。

したがって、インデックス指数には負けていることになります。

数字だけを見ると全く駄目だなということになるのですが、他のアクティブファンドが急落している現状からすると、よく頑張っているなという印象です。

前期の2017年12月11日の決算では、参考指数に対して+5.5%勝っていますから、セゾン資産形成の達人ファンドは、市場が良い時は大きく勝ち、負けている時は耐えるという印象を受けています。

■全てを合わせた実質手数料は1.6%程度かなと推測します

その次に、実質手数料に関する情報です。

ファンドの運用の実質手数料は0.574%でした。

信託報酬が0.572%で、その他の費用が0.002%ということです。

ファンド・オブ・ファンズなので、運用先ファンドの手数料がかかってきます。

運用管理費用(信託報酬)の組入比率から0.91%だということで、全体のコストとしては1.484%になるということです。

ただし、投資先ファンドにも、売買手数料やその他費用がかかってきます。

詳細な運用報告書を確認しても、そこまで詳細には掲載されていないファンドもあり、実態は分からないこともありますが、安いファンドで0.05%程度、高いファンドで0.2%程度でしょうか。

したがって、おおよそ0.15%を加えておけば安全サイドと思われます。

したがって、ファンド全体の実質手数料としては、1.484%+0.15%=1.634%と予想できます。

まあ、コストが高いといったら高い分類だと思います。

インデックスファンドを中心にポートフォリオを組んでいる人からすると、ちょっと引く位の手数料の高さではないでしょうか。

だから、セゾン投信1本で資産形成をするのは少々危険だと思うのです。

あくまでアクセントとして、アクティブファンドのアウトパフォームに期待しながら、リスクはできるだけ少なくできるように、ポートフォリオ内の比率は適度にしなければならないと思います。

■アクティブファンドを保有する意義

運用報告書からとても気になる、「年間騰落率」と「実質コスト」について取り上げました。

高いコストと、それに見合う実績が、アクティブファンドを選ぶ大きな要素であると思いますが、私はそれでもセゾン投信は好きです。

なぜなら、顧客本位を掲げていることと、それに合う運用をしていると感じます。

そして、情報もしっかりと出してくれますし、運用責任者の中野社長の声も発信してくれる機会が多いからです。

最近の日本は、安いコストのインデックスファンドが増えましたし、インデックス中心のポートフォリオの方が適度な運用ができるのは実績的に証明させる時代になりつつあります。

しかしながら、インデックスだけでは資産形成は面白くないと思うのです。

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資産なので減らしたくないという気持ちは強くなるのは当然ですが、楽しまないと続かないという要素もあると思います。

機械的にインデックスファンドに積立していると、世界同時不況や今回のように緩和引き締めによるリスクオフが起きると、急に慌てるようになります。

その時、投資や資産形成の勉強をしないで、期待的に積立をしている人は、耐性が足りないと感じるのです。

アクティブファンドを保有すると、コスト面や運用実績などを注視するようになるので、資産形成の勉強ができるようになります。

アクティブファンドを上手く利用しながら、自身のファイナンシャル意識を高めるのは良い経験だと思うのです。

セゾン資産形成の達人ファンドの今期の運用、次回の運用報告を楽しみにしています。