なんでも道しるべ

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【2018年2月号】シニア層の預貯金を発掘するジェロントロジーとは?

f:id:anyguidepost:20170718200100j:plainセゾン投信からNEWS LETTERの2月号が届きました。

弱小個人投資家の私ですが、自分の意見を含みつつ、内容を確認していきたいと思います。

2月号は1月末が作成基準日ですので、2月の大幅下落の件はまだ触れられておりません。

なんだか平和な通信のような気がするのは私だけでしょうか。

といっても、何があっても積立を継続するのが中野社長がいつもおっしゃっていることですので、それを全うするだけですね。

■シニア層がセゾン投信に資金移動してくれれば…

まずは中野社長のメッセージです。

今月はシニア層の資産運用に関して記載されています。

「ジェロントロジー」という老年学という言葉があるということです。私は知りませんでした。

ジェロントロジーは、高齢者の健康、福祉、社会参加、メンタルケア、年金問題などの広い範囲での生き方に関する研究を意味しているとのことです。

その中で、高齢者のお金に関する意識改革の必要性についても考えられているそうです。

以前から、日銀が発表している資料を紹介などしていますが、現時点で、約1千兆円の預貯金額が日本のなかで滞留しています。

預貯金全体の6割超の額が、60歳以上のリタイヤ世代が保有しているそうです。

「貯蓄から投資へ」というキャッチフレーズが使われていますが、全く響かないのが60歳以上の方々のようで、中野社長はゲキのあるメッセージが書かれていました。

貯金を切り崩して、いつまで生きるか分からないから、不安になるのは・・・ということを刻々と書かれていますが、私が読んだ気持ちとしては難しいなと思いました。

私自身、10年以上投資をやってきましたが、正直、今でも値下がりしたら心が揺すられる気持ちになります。

しかし、今の私は以前の自分に比べて、値上がり/値下がりに関して一喜一憂しなくなったなと感じます。

その気持ちの持ちどころは、一つは、「値下がりした方が投信の口数を増やせる」というラッキーと思えるようになったということです。

定額積立の場合は、値下がりした方が口数を蓄えることができます。

現時点の評価額が値下がりしますが、その分、蓄えることができるという気持ちは、値下がりの憂鬱感を乗り越えるのに使えます。

二つ目は、「インカムから毎月積立をしていくという資産形成の年代である」という点です。

毎月積立を継続していると、年間の追加投資額はある程度の金額になります。

年間の追加投資額以上に値下がりしていると、資産総額は目減りしますが、たとえそうであったとしても資産形成している強みが大きいです。

値下がりしても、その分以上に積立していると、資産は一応増えていますから。

しかしながら、リタイア層はこれらの気持ちの持ち方が全く使えません。

したがって、値下がりした分は、自分の中で消化していなくてはいけないのです。

資産形成の時代に、全く資産形成・資産運用をしてこなかった方々が、老後に急に運用を勧めても、それはかなり難しいことを要求しているのだと思います。

自分の生活費以上に、株価などの値下がりで資産が減っていくのを見たら、おそらく、急に解約に走る人が多いと想像できます。

値下がりしても動揺せずに、これまでと同じように運用できる人は、私の予想では資産形成の時代から運用をしていた人なのではないでしょうか?

約1千兆円の6割なので、約600億円の使い道なわけですが、これを投資に回してほしいと言っても、なかなか出てこないと思います。

なので、私の考えでは、投資ではなく消費してもらうしかないと思っています。

今の労働世代の人々は、働きながら資産形成をして、これまで運用をしてこないで老後を迎えた人には、しっかりと消費をしてもらいましょう。

消費も一つの社会貢献の活動だと思います。消費をすることで景気が良くなり、労働世代の給与や運用実績につながっていくと思っています。

ただ、中野社長はファンドの運営者ですので、高齢者の資金も発掘したいと思っているのだと考えます。

セゾン投信はシニア層である60歳以上の割合が12%程度ですが、この割合が増えると、シニア層が持っている大きな資金が流入するので、純資産総額が大きく伸びると思います。

資金流入が永続的に起きるのは、資産形成の世代にとっては非常に良いことです。

是非とも啓蒙活動をよろしくお願いします。

■「おつりで投資トラノコ」とは?

ゲストからの応援メッセージは、TORANOTECの社長、ジャスティン・バロック氏でした。

中野社長とは2013年に出会ったそうですが、バロック氏もファンドを立ち上げているようです。

私は知りませんでしたが、「おつりで投資トラノコ」というキャッチフレーズのファンドのようです。

ファンドの構成は、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと似ているのですが、バンガード社の商品から株式と債券を組み合わせているようです。

セゾン投信は株式:債券で50:50ですが、トラノコは3種類の構成があるみたいです。

トラノコを知らなかったので、少しだけですが調べてみました。

やはり最初に手数料を見る癖がついてしまってます。

トラノコの手数料

  • 月額利用料 300円/月(税込)
  • 出金手数料 300円/件(税込)

ファンドの手数料

  • 運用報酬 年0.3%(税抜)
  • 監査手数料 0.1%/年を上限にかかる
  • ETF売買手数料等 0.06~0.1%/年(税抜)程度

ファンドの手数料が0.3%というのは安いなと感じました。

ETF売買手数料等は純資産総額が10億円で、毎月1億円ずつ増加すると仮定した場合とのことのようです。

トラノコの手数料は、出金しなければ手数料はかかりませんので、月額の300円だけを考えればよさそうです。

なんとなく、総額を見ても安そうな気がしますが、もう少し運用報告書などをじっくり見て実質コストを確認してみないといけませんね。

しかしながら、資産構成の円グラフが出ているのですが、債券やコモディティが含まれているので、現時点では私にとっては魅力が半減しています。

株式だけなら検討するファンドかなと思いますが、インデックスファンドで構成しているようなので、これも要検討かなと感じます。

そうであっても、「おつりで投資」というのは面白そうですね。

ある程度の投資額にならないと、300円/月という手数料の割合が大きくなるので、その点だけが気になります。

興味があるので、もう少し調べてみようと思います。

■ファンドの1月の騰落率

最後に、ファンドの基準価額の1月の騰落率です。

  • セゾン資産形成の達人ファンド +2.10%
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド +0.03%

今月もプラスでした。達人ファンドは2%超なのでかなり絶好調です。

ただ、2月は上旬から大幅下落でしたので、来月のレポートはどうなるでしょうか?

あと半月ありますが、盛り返すのか?どうなのか?

上述しましたが、基準価額が下がるのは口数が増やせるので、絶好の資産形成時期到来だと思いますけど、投資するかどうは勇気だけです。

リスクを取れる人だけが、リターンが得れるのは、この世界では間違いないことですね。