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「株式投資」と「投資信託」のメリット・デメリットを挙げた!自分の性格で選択しよう!!

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昨日の記事、実は運用をするなら、「株式投資」でいくか、「投資信託」でいくか、を書きたかったのですが、話がそれてしましました。

「日本が信用できないのなら、自分で運用してしまえば?」資本収益率とマネージメント能力で幸せに! - なんでも道しるべ

本日は、気を取り直して、株式投資と投資信託のどちらを選択するのか?という点を書きたいと思います。

結論を先に書くと、どちらの方が良くて、どちらの方が悪いかなんて、ありません。

どちらでもOKなのですが、選択するのは本人の性格で考えた方が良いのでは?ということです。

私はどちらも経験がありますが、どちらか良かったかというと、いま主力でやっている「投資信託」の方が良かったです。

その理由も交えながら、本日は進めていきたいと思います。

■「株式投資」と「投資信託」の方法と違い

まず、「株式投資」と「投資信託」について、①投資の方法と違い、②メリット、③デメリットをまとめてみたいと思います。

①投資の方法と違い

・「株式投資」の投資方法

  • 証券会社に口座を作って、市場価格で売買をする。
  • 基本的には、証券取引所の時間(9:00-11:30、12:30-15:00)に売買をする。(一部、夜間取引などの例外あり)
  • 市場が決める価格となる。
  • 注文は、単元単位で売買し、価格の「成行」や「指値」で取引する。(一部の証券会社で、ユニークな注文サービスがある)
  • 証券会社が決めた売買手数料がかかる。
  • 売買手数料は証券会社によって異なり、ネット証券が低水準である。

・「投資信託」の投資方法

  • ファンドが決めた販売会社で売買する。(銀行、証券会社など。最近は「直販」と呼ばれるファンドと直接売買も可能となってきた)
  • 売買注文を証券会社が決めた時間帯に可能となる。
  • 価格は、注文後に1日1回決まる基準価額で取引をする。
  • 注文は、口数単位や金額単位などがある。
  • 買付時に、販売手数料がかかるものがある。(最近はノーロードとよばれる買付手数料無料が主流)
  • 売却時に、換金手数料がかかるものがある。(最近はかからないファンドが多い)
  • 売却時に、ファンドの受益者(投資家仲間)へお詫びとして、信託財産留保額が定められているファンドもある。
  • 信託報酬がかかる。(おおよそ年間0.1%~2%程度)

「株式投資」と「投資信託」の方法をまとめてみました。

「株式投資」の方が、いわゆる一般的な株投資というイメージで、東京証券取引所で株売買をしているものです。

「投資信託」の方が、ファンドに投資を任せていることになるので、少し制度が複雑なような気がします。

特に、手数料関連は、4種類(販売手数料、換金手数料、信託財産留保額、信託報酬)あるので、きちんと確認しておかないと、販売手数料だけで3%などといった商品も世の中にあります。

手数料をもっと簡単にすると、投資信託ももっと広まると思うのですが、

あとは、注文時に価格が分からないというのも、投資信託の特徴なのかもしれません。

株式の方が好きな人と、投信の方が好きな人は、これらの仕組みの違いで自分の性格にあったものに投資した方が良いということです。

■「株式投資」と「投資信託」のメリット・デメリット

続いて、②メリット③デメリットについて書きたいと思います。

・「株式投資」のメリットとデメリット

  • 株式投資のメリットは、個別銘柄の株価推移により値上がり益(キャピタルゲイン)が明確で分かりやすく、配当金(インカムゲイン)も明瞭である。また、株主優待を得られるといったところでしょうか。
  • 逆にデメリットは、銘柄選択が自己責任で難しい判断となるという点です。

「株式投資」にとっては、銘柄選択が全てを握っており、その選択が醍醐味でありますが、逆に大きなリスクになります。

一発大儲けが可能であるという点が、株式投資の大きなメリットです。

分散投資によるリスク軽減のために、30銘柄程度に投資を分けろと言われますが、それがまた難しい。

人間というものは、自分が知っているものに投資がしたくなりますので、分野やセクターが偏ったりするものです。

・「投資信託」のメリットとデメリット

  • 投資信託のメリットは、分散投資ができる、金額買付ができる、日本国以外の地域への投資が可能となるということでしょうか。
  • 逆にデメリットは、手数料や運用コストがかかってくることです。

投資信託の最大のメリットは、分散性とドルコスト平均法だと考えています。

分散性は、銘柄数もありますが、地域性やセクターなどの分散も可能であるということです。

ただ、投資信託も日本国内に6,000本あるということで、これを選ぶのも難しいものですが、手数料やコストで絞り込めば、ほとんど残らないと言われています。

デメリットが、手数料と運用コストであることは間違いありません。

この手数料やコストが嫌だから株式に直接投資するという人もいるくらいです。

近年は、かなり手数料が下がってきており、インデックスファンドであれば、信託報酬が0.2%を下回るファンドも多くなってきました。

ただ、運用コストを合わせた実質コストも確認が必須となるのは注意かもしれまえん。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

「株式投資」と「投資信託」の違いとメリット・デメリットをまとめてみました。

私は「投資信託」の方が自分に合っていると思い、これで進めています。

一番の理由は、金額買付ができることで、ドルコスト平均法が使いやすい仕組みだからです。

あとは、世界中に分散投資できるツールであるということです。

どちらが好みなのかは人それぞれで違うと思いますので、投資を始める前に一度考えてみるか、もしくはどっちもやってみて、やりながら選択するのが良いかもしれません。

まずは投資を始めてみることが重要で、そのなかで自分の性格にあった手法を選択していくのが良いかもしれませんね。