今日は昨日の続きとなりますが、米国以外を含めた世界分散投資をするときに、私が選んだ投資信託についてご紹介します。
今回はETFではなく、なぜ投資信託が良いと思っているのかについてです。
さらに、投資信託では手数料(信託報酬)を基準に選ばれるケースが多いですが、私の選択理由は他にあるという点についても。
昨日記事にしました、S&P500指数連動のSPDR500についての記事はコチラ。
投資信託の分配金は不要だと思う
投資信託が良いと思っている点と、良い投資信託を選ぶ点について、私が気にしていることを先に結論を申し上げると、それは、『分配金』です。
『分配金』となると、株の配当のような感じで、さらに投資をしない人からするとボーナスみたいな感じがして嬉しいものの雰囲気を受けますが、私にとって、分配金を貰っても正直困ると言うのが本音です。
なぜなら、全投資金額を考えて運用しており、株の配当と同じく、分配金を貰ってもそれを再投資しなければ意味がないので、貰っても困るのです。
株の配当も再投資しなければ、複利の効果は全く得られません。
分配金も何かに使ってしまったら何も意味をなさないのですよ...
米国ETFでは分配金が入って困る
では、私がこのブログで紹介している米国のETFはどうか?
ハイ、これらもきちんと、分配金がもらえます。年3回とか。
この分配金を再投資しなければならないのですが、ETFの場合は、購入単元の価格が決まっています。だいたい1株単位で買えるのですが、100ドルだったら、1.1万円くらいでしょうか。
この購入単位で分配金で上手くもらえるわけではなく、さらに再購入をしなくてはいけないわずらわしさ。めんどくさいです。
特に相場が過熱気味とか冷えていると、購入タイミングも気になってくるし、実際私もドルの現金で持っている状態です。
投資信託を選ぶポイントは分配金が無いもの
それが、投資信託であれば、一気に解決します。
まず定額で購入すれば、最後の一口まで割って全て購入してくれます。
さらに分配金を自動的に再投資してくれるのであれば、再購入というタイミングを気にしたり、わずらわしさもありません。
(私の考えでは、自動再投資ではなく、分配金を出さないファンドの方が投資家目線だと思っています。それは後述します。)
なので、私は実はETFよりも投資信託の方が好きなんです。
でも、手数料がETFの方が安いので、やっぱりETFを購入してしまいます。
米国株に特化した投資信託、例えばバンガード社に直接取引したいくらいですが、英文の契約書とやり取りに、まあ無理すぎるだろうと思っています。
おそらく、日本の6000本の投資信託の中から探せば、仲介しているような投資信託がありそうな気がしますが、たぶん手数料が高いでしょうね。
セゾン投信は分配金を出さない主義
そこで、見つけたのが、セゾン投信だったわけです。
セゾン投信は世界の時価総額割合で投資割合を決めている直販投信ですが、最も良いと思っているのが、分配金を出さないという点です。
分配金は出さないファンドの方が、投資家のためを思っているファンドであります。
先ほどから説明している分配金を受け取った際には再投資がめんどくさいですし、たとえ、自動的に再投資をしてくれるのを選んだとしても不都合があります。
それは、基準価額が下がるからです。
分配金は投資信託の純資産総額から支払われますから純資産が下がりますし、基準価額は毎日貸借対照表から計算されますので、基準価額が下がってしまいます。
分配金を全員が再投資してくれれば問題ないかもしれませんが、それは無いでしょう。
そもそも、全員が再投資するなら、分配金を支払う必要ないです。無駄な経費がかかるわけですから。
まとめ
分配金なし、この理由が一番で、私は投資信託を続けていますし、手数料の安い直販投信を継続しています。
米国以外と言いながらも、セゾン投信の組み入れ割合でが、米国が半分占めていますが、それは仕方ないということで。
日本株はひふみ投信にお任せ状態です。でも最近、米国株に進出しましたので、またしても米国が入ってきてますが。
やはり世界経済は米国で成り立っているってことでしょうね。外したくてもなかなか外せない感じです。(笑)