投資信託に関してです。
前回の記事では、外国株式への投資について紹介し、現状積み立てをしているセゾン投信のセゾン資産形成の達人ファンドのことを書きました。
セゾン資産形成の達人ファンドはアクティブファンドですが、このファンドを推している理由を書きました。
今日は、その続きの記事で、これから積立を開始しようかと考えているファンドの紹介です。
アクティブファンドのセゾン資産形成の達人ファンドをすでに積み立てていますので、インデックスファンドを考えています。
外国の株式は、新興国も含めた外国株と、先進国のみの先進国株式の2つがありますが、私の考えでは、新興国は成長の罠のリスクがあると考えており、やはり先進国株式のインデックスファンドを積み立てたいと思っています。
インデックスファンドとなると、信託報酬の手数料が最も気になる点かと思いますが、これはどのファンドもドングリです。
3年程前に、ニッセイ外国株式インデックスファンドが出て、信託報酬の値下げ合戦はかなり底にきました。
さらに、eMAXISがSlimを出し、基本的に最安値のファンドに追従と打ち出したことから、終止符が打たれた感じがします。
eMAXIS Slimを購入しておけば信託報酬には安心という状況になりました。
したがって、私が積み立てを開始しようかと思っているのは、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』です。
■eMAXIS Slim 先進国株式インデックスについて
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは2017年2月に三菱UFJ国際投信から設定されました。
SlimでないeMAXISが以前から同じインデックスファンドを運用していましたが、直販会社が出てきたり、信託報酬の値下げ合戦により、幾分かの投資家は資金を引き揚げたようです。
三菱UFJ国際投信は老舗ですので、大口の投資家がいて、ファンドの純資産総額もかなり多かったと思いますが、かなり減ってきたのでしょう。
Slimの登場には、現在eMAXISを持っている人からすると怒っているかもしれません。
おそらく同じマザーファンドで運用していますので、同じ販売会社から2つの商品が出るので少し問題なのかもしれません。
「現eMAXISの信託報酬を下げなかった理由に何があるのかな?」と少々疑問ではありますが、弱小投資家である私にとっては朗報でした。
マザーファンドも大きく安心できますので、「これはeMAXIS Slimしかない!」と思いましたね。
■理想のポートフォリオにむけて
Slimシリーズには「先進国株式」の他に、「国内株式」、「国内債券」、「先進国債券」、「新興国株式」、「8資産平均型バランス」が出ていますが、これらも信託報酬は最安値です。
これらをうまく組み合わせれば、良いインデックスファンドのポートフォリオが完成するのでは?と思っているのですが、まずは、アクティブファンドとの組み合わせで、株式で私自身がが納得できるポートフォリオを作ってみたいと思います。
夢のまた夢ですが、資産がある程度増えて、引退も意識しだして、債券の組み入れ比率を上げようと思った時には、これらのインデックスファンドで作り上げようと思っています。
その時にはもっと良い商品が出ているかもしれませんけどね。
米国のインデックスファンド並に信託報酬が下がってくれることを願っています。