なんでも道しるべ

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バブル終焉?ビットコインのコストが意外に高く、値下がりが凄いことに!

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ビットコインの値下がりが凄いです。

2018年年末年始頃が一番高かったように記憶していますが、現状はその時の価格に比べるとかなり下がっているのではないでしょうか。

一時、仮想通貨の価格が上がっている時に、キャッシュレス化の世界的な流れでビットコインや、その他の仮想通貨がかなり注目されていたと思いますが、半年くらい経過して、その雰囲気も少しずつ沈静化してきましたね。

■コストが想定よりもアップしている?

ビットコインの取引や発掘のコストが、予想以上にかかってきているというのが、仮想通貨の価格下落になっているようです。

ビットコインは、取引が続くにつれて、情報が増えていく仕組みになっています。

それが、ビットコインの安全性ということですが、取引コストの側面からは増える一方だということですね、

そのことが、ビットコインの欠陥だと言う方もいるくらいです。

その取引コストとは、電気代、最新のパソコンへの買い替え、パソコンの冷却装置だということです。

さらに、ビットコインのマイニング(発掘)にも、同じどころか、それ以上のコストがかかることになりますよね。

私の感覚では、取引は意外と簡単に完結し、マイニングにコストがかかるものだと思っていましたが、取引コストもそれほど大きいとは思いませんでした。

これらの取引と発掘コストをいれると、1BTCで6,500ドルが損益分岐点だといわれているそうです。

昨年ごろまでは、もう少し安い価格が損益分岐点だったと思いますが、少し上がっていませんかね?

やはり、意外なコストというところが、盲点だったのでしょうか。

現状では、仮想通貨を取引に使用しているものは少なそうですが、それが増えると、取引コストが膨れてきますので、ビットコインはかなり厳しそうですね。

まあ、おそらく、ビットコイン以外の仮想通貨も出てきていますし、ブロックチェーン以外の仕組みを取り入れて、取引安全性を図るような仮想通貨が誕生してきそうな気がしますが。

技術革新ってそういうものですよね。

■消費電気量が全世界の0.5%?

ところで、もう一つ気になったのが、「消費電気量」です。

取引と発掘に使用される電気量が急激に増えており、全世界の発電量の0.5%に匹敵するほどの膨大な量になっていると書かれています。

0.5%ですよ。全世界の電気量の1/200が仮想通貨に使われているなんて、かなり衝撃的でした。

2017年は、発掘(マイニング)用に使われる電子機器に、技術の最新機器を持っていくということで、半導体、電子機器などに特需があったようですが、電気に関しても特需があったとは思いませんでした。

電気消費量は、環境問題にも直接結びつきますから、仮想通貨に向ける目が冷たくなってきそうな気がします。

ただ、これもコストと同じで、必ず、次世代の仮想通貨が出てくると思います。

■私はビットコインより株式市場

2017年から2018年初期のバブルが、このように早く沈静化しているのは、個人的には良かったと思っています。

本屋に行くと、世の中のトレンドというのが、良く理解できます。

少し前は「iDeCo」でしたし、2017年後半は2018年から始まるからと「つみたてNISA」と「投資信託」、そして、2018年に入ってからは「ビットコイン」「仮想通貨」が主流でした。

ここ最近は、仮想通貨の本も出尽くした感じがありましたが、ビットコインバブルが収まってきているのも一つの要因なのかもしれません。

世の中のビットコインバブル期間が1年弱程度で、短いのは良かったと思います。

昔からビットコインに注目している人はもっと長いかもしれませんが。

バブルが起きると、そこに注目が集まり、特需があり、それが弾けると様々なところに影響が出てきます。

今のところは、株式投資に精通している人達が、ビットコイン批判をしている人が多く、それほど仮想通貨だけに盛り上がっている感じがなかったのが良かったと思っています。

仮想通貨はいずれ実取引に利用されると思いますし、ブロックチェーンという仕組みもそれらの元になると思っています。

「楽して儲けたい」「一発当てたい」「みんなを出し抜きたい」

バブルはそんなところから発生するので、知らず知らずに広がって、弾けてようやくバブルと気づくと言われています。

株式投資も歴史的にはそのようなバブルが起きていたと記録が残っていますが、トレンドグラフを見る限り、直近の下落が凄まじく大きいけれど、数十年経った後に、見返すと小さな下落になっていることが多いです。

それだけ、株式市場というのは、人口増加と技術革新と共に歩んでいるのだと思います。

関わっている人やモノが多いというのは、それだけ慎重に取引が行われるので、リスク分散的になっているともいえます。

一発で大儲けという概念からは反するかもしれませんが、長期投資はコツコツと複利を積み上げるのが基本なので、投資する市場の選択も資産運用の一つなのだと思います。