なんでも道しるべ

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ピークアウトの備えとして今できることは、キャッシュポジションを徐々に上げることかなと思って…

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昨日の記事では、「長期」「分散」「積立」の基本3原則と、ピークアウトに備える話を書きました。

ピークアウトの備えを考える前に、「長期」「分散」「積立」について、おさらいする・・・ - なんでも道しるべ

投資の基本3原則を全うするのであれば、市場が好調であっても、調整時期であっても、狼狽せずに定額積立を継続することが、教科書的な模範解答なのかもしれません。

ただ、暴落時に少しでも買い増しを行いたいと考えるのが、投資家であると思います。

それは私のように弱小個人投資家でも同じ気持ちです。

リーマンショックの時は、ボーナス支給が減ったり無くなったり、さらには職を失う人まで出てきたくらいですから、投資なんて考えている暇はなかったのが現実かもしれません。

投資とは話が異なりますが、子どもの習い事を見ていると、ちょうどリーマンショック後の年齢の子がぽっかり空いているような状況でもあります。

現実は、投資や教育よりも生活費なのかもしれませんが。

ただ、不況の時は現実にやってくるわけで、現実逃避していても仕方ないです。

不況時にはその対策として、日常の生活費を抑える努力が必要だと思います。

そのなかで、いかに継続的な投資ができるかです。

そして、現実には貯金の引き出しが必要になってくるかもしれませんが、生活費のためだけでなく、不況時に追加投資できる準備も必要だと思います。

株式市場が好調の時に、不況時に備えた準備が出来ている人が、現実にあったリーマンショック後の復活と共に資産拡大を図れた投資家だと考えます。

今必要なことは、継続的な投資をコツコツ続けながらも、一方でキャッシュもコツコツと蓄えていくことだと私は思っています。

■同じ非課税口座でも条件が少し異なる

昨日の記事でも書きましたが、我が家の非課税口座(iDeCo、一般NISA、つみたてNISA)の年間積立金額は184万円です。

この年間金額を世帯年収から準備するのは実は結構大変で、現状でも全額捻出はできていません。

年間184万円を準備する方法としては、月収からの引落に加えて、過去からの定期貯金を崩したり、課税口座から移動させたりしています。

現状使用している非課税口座は「iDeCo」「一般NISA」「つみたてNISA」がありますが、実はすべてが同じ投資条件ではないです。

「iDeCo」と「つみたてNISA」は毎月の積立設定が基本となります。

「一般NISA」の場合は、積立設定は必須ではなく、スポット買いでも利用することができます。

iDeCoは口座振替で申込をしますが、つみたてNISAも口座振替を利用することで、定期的な積立が可能となり、効率的なドルコスト平均法を実践できます。

一般NISAの場合も積立設定は当然可能ですし、口座振替も設定すれば可能なのですが、何といっても他2つの非課税枠には無いスポット買いが魅力です。

したがって、現状で懸念されている市場の大幅調整や暴落などが起きた場合には、一般NISA枠のスポット買いで数を増やすることができるというわけです。

■一般NISAの非課税枠を上手に使う

一般NISAは年間120万円の枠があります。

私の戦略としては、SBI証券の毎日積立で投信を買付していますが、その買付には縛られないようにしています。

したがって、平常時は毎日積立でドルコスト平均法による積立を行い、調整時にはスポット買いができるようにしているつもりです。

そのスポット買いにより、たとえ毎日積立の枠が減ったり、無くなったりしても良いと思っています。

2018年は2月初旬に米国発の調整がありました。

その時は2018年が始まってすぐだったので、一般NISA枠を使ってのスポット買いに行くことができませんでした。

実際には証券会社の整理をしていたので、大幅調整時に、iFree S&P500インデックスを100万円分のスポット買いが出来ましたが、残念ながら課税口座でした。

その後の米国株の回復と、為替の円安が重なって、今は+20%以上の利益が出ていますが、これが一般NISA枠ならと思うと少し残念ではあります。

その分、一般NISA枠で複数の投信を毎日積立しています。

2018年分としては、まだ60万円以上の枠が残っています。

毎日積立の金額を上げていますが、今は市場が好調なので、ドルコスト平均法としては、かなりもったいない投資戦略になっています。

■今やっていることはキャッシュを蓄えること

さて、私が今は行っていることは、過去の課税口座の利益確定をしてキャッシュを蓄えることを進めています。

来年の一般NISA枠である120万円の使い方もまだ思考中です。

現在、SBI証券で毎日積立をしている投信は、金額を減らすにしても積立投資を続けたいと考えています。

ただ、2019年が大幅調整の年になるのか、2020年以降になるのか、それは誰にも分かりません。

したがって、できるだけキャッシュを増やしておくというのも重要な行動だと思っています。

現状、含み益で気持ちよく保有している商品も、一度、調整期間に入ると、なかなか利益確定しにくいもので、一番利益が乗っている価格まで戻るのを待ちたいと思うのも人間です。

したがって、課税口座の商品は、これも少しずつ売却をしていっています。

一気に売却するのも、それはそれでリスクが高く、逆に機会損失となる恐れもあります。

貯金残高なども考えながら、株式投資のポジションとキャッシュのポジションをバランスよく持っていこうと考えています。

といって、このバランス自体が、各人の感覚がバラバラであり、また、家庭環境によっても異なりますから、何が正解というのは無いのだと思いますが。