10月の英検に向けて、残り3ヶ月程度となりました。
今年の娘の受験級は「準2級」です。
基本的には、個人指導教室の先生に英語の勉強はお願いしているのですが、週1回なので、家でも少しずつ勉強していく必要があります。
小学生が準2級を勉強するとなると、高校生と違って漢字が読めないなどの問題もあり、テキストも限られてくるのが現状です。
テキスト選びの難しさの点を含みながら、本日は準2級の家庭での勉強取り組みについて書きたいと思います。
■費用はかかるが、親子のストレスフリーには教室が便利
小学生に英語を教えるのは、英語ができない親にとっては難関極まりないです。
4級や5級くらいなら、私でも教えられるレベルですし、娘もそれほど苦にならない問題レベルなので、勉強は苦労しませんでした。
3級になり、リーディングやリスニングも難しくなり、さらに点数の1/3も占めるライティングが入ってくることで、一気に勉強が難しくなります。
この時点で私は無理だと判断し、個人指導教室にお任せしました。
費用はかかりますが、親が教えるよりも、英語ができる先生に教えてもらった方が、親も子もストレスが溜まらず良いです。
親子だけで目標に向かって勉強するのは、親子だから故にかなりストレスがかかります。
昨年度(2017年度)はライティング初年度でしたが、なんとか、ギリギリ合格点で3級を合格しました。
■準2級の小学生用テキスト
準2級になると、一気に文章のレベルが上がります。
英文的にも難易度が上がっていると思いますが、さらに、日本語文章としても難易度が上がっているように思えます。
やはり高校生レベルなので、文章の内容もそれなりに社会的な文章が多い印象です。
引き続き、個人指導の先生にお任せしましたが、「準2級用のテキストを何でも良いので買ってください」と言われました。
実は、小学生向けのテキストはあまり世の中に無いのです。
いろいろ探してみて、ようやく1つ見つけたのが、「ENGLISH for FUN 小学生の準2級テキスト&問題集」です。
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個人指導教室では、このテキストを使って、3級の復習と準2級の勉強をしていました。
それほど分厚いテキストではないので、すでに終わってしまっていますが。
その後は、先生が準備してくれた、長文問題のプリントを使って勉強をしているようです。
私が買ったテキストでは、基本的な文法などを勉強していたようです。
やはり最後は、単語力が全てなので、知らない単語があれば単語カードを使って覚えたり、動詞の変形を覚えたり、長文の分からない単語をラインマークして調べたり、私たちが中高の時に勉強した方法そのものでした。
特に、動詞の変形は、いまでも記憶に残っているので、娘と一緒に空で言うのを一緒にやっていました。
そのような宿題が今でも続いており、単語を調べて、どんどん覚えていくというのが家でやるべきことです。
■小学生用では無いテキストは読めない漢字が多い
宿題だけで満足していては駄目なので、私も協力しながら、娘の準2級のテスト勉強を始めています。
以前に買ってあげた、「英検準2級 頻出度別問題集」です。
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娘が英検準2級の一次試験を受けました!自分で勉強するという意欲が大事だと思う。 - なんでも道しるべ
このテキストを選んだのは、漢検の苦い経験があり、過去問をやるよりも頻出度別を勉強した方が良いという結論に至ったからです。
自分で勉強するということを促すこともしていましたが、娘は少し勉強しているけど、余り進まない様子でした。
『その理由は何故だろう?』と考えていると、実は、読めない漢字が使われていることが原因だったのです。
このテキストは小学生用ではなく、高校生用だと思いますので。
回答でいうと、例えば、単語の意味の解説では、漢字で書かれています。
やはり準2級は高校生レベルなので、普通に難しい漢字を使ったり、日本語の意味も難しかったりします。
おそらく、それが原因でページが前に進まなかったのだろうと思いました。
■親子一緒に勉強しています
このテキストを買った私にも責任がありますから、家で一緒にこのテキストをやることにしました。
毎日1ページ、問題としては6問程度ですが、一緒に勉強するようにしました。
読めない漢字は私が読んであげるので、娘は何となく不安が無くなった感じです。
さらに、一緒に勉強していると、漢字を読んでも意味が分からない日本語が多いことに気付きました。
娘に「どういう意味?」とか、「なにそれ?」と聞かれることもしばしば。
「簡単に言うとこんな意味」や「例えばこんなもの」など、というように日本語であっても意味をかみ砕いて説明してあげる必要があることが分かりました。
小学生が準2級を受験するのが、こんなに大変なのだとは思わず、ちょっと驚いていますが、私にとっても英語の勉強になっているので、娘と楽しく勉強しています。
娘は、私と一緒に考えて問題を解いていって、以前よりも「文章穴埋め問題」が正解することが多くなったことを喜んでいます。
リスニングは準2級レベルのスキルがあるので、正解できるという良い体験を重ねれば、リーディングも自信がついてくるかなと思っています。