先日の記事では、人生を豊かに過ごすための4つの視点について書きました。
マネー、ストレス、リスク許容、充実感、について記しましたが、私の個人的な視点ではありますが、誰でも一度は考えたことのある観点だと思っています
何も考えずに流されるまま生きることも時には大切ですし、無駄なエネルギーを消費しないためにも必要なことではあります。
でも、自分自身の人生は自分で切り開くものです。
他人に言われたままでは、人生は豊かに過ごせないでしょう。
今日は、この2019年3月に起きた、一つの転換である、「赤ちゃん用の液体ミルク」について書きたいと思います。
ん?液体ミルク?と思われる人もいるでしょうが、たかがミルク、されどミルクです。
巷では物議があるようですが、昨日の記事の『人生の豊かさの視点』に実は関係しているわけですね。
■男性も子育てに参加を
常々書いていますが、我が家はダブルインカム、共稼ぎ(共働き)です。
ゆえに、共子育て、共教育の状態です。
男は外で仕事、女は家で家事・育児という、昭和の考え方はもう古いです。
平成も終わり、年号も新しくなります。
そのなかで、このような家族内の働き方は、2世代前の考え方にすぎません。
日本人の人口が減ってきつつある世の中で、女性が家事・育児をやっているだけではなく、外に出て活躍しなければ、日本の将来は危ういでしょうね。
私は、自分の子や孫の世代のためにも、日本人の働き方、会社組織の在り方、家庭での家事・育児の環境は変えていかなくてはいけないと感じています。
当然ながら、男性が家事・育児を妻にお任せする時代も終わりを迎えています。
ワンオペの時代は昭和の時代であり、男性も積極的に家事・育児に参加していかなくてはなりません。
■液体ミルク解禁の物議
さて、2019年3月に、赤ちゃん用液体ミルクが解禁されたようです。
これまで粉ミルクが当たり前だった時代から、転換が起きました。
あま、今の時代、何でも最新技術があるのに、いまだ粉ミルクだったのかと思うと、確かに時代遅れですね。
この解禁により、粉ミルクをお湯で溶かして冷ますという時間のかかる育児負担が一つ減ったことになります。
私がちょっと変だと思ったのが、この解禁による周りに反応です。
これまで粉ミルクで育児が大変だった先輩ママから、これを使うと育児放棄だの、愛情不足になるだの、よくわからない反応があるのです。
いやいや、なんで液体ミルクを使うとダメなのでしょうか?
携帯電話やスマホといった便利な機器が発明されているなかで、確かに赤ちゃん用のミルクがいつまでも粉であったことに気づかされたのですが、このような批判もあることにも驚いています。
まあ、便利な世の中になることに、文句を言う人はどこにでもいるものです。
それは、男性は仕事、女性は家事といった昭和時代の家庭スタイルを続けているのと同じです。
このような時代遅れの意見は無視をして、現代のママ・パパには、便利な商品を是非とも使ってもらいたいと思います。
そのような商品開発が時代を豊かにしていき、日本の活力になるわけですからね。
■液体ミルクの便利な点
話を戻して、粉ミルクから液体ミルクになったことで、外出時や夜間の時にはかなり便利に使えると思います。
外出時にお湯を持っていかなくても良いですし、夜泣きで対応して時間がない時に、液体ミルクを開けて哺乳瓶に移すだけなら、これほど時間短縮はありません。
今のところは新製品なので価格は高いようですが、時間を金で買うという発想で、是非とも使ってもらいたいものです。
この液体ミルクの素晴らしさは、常温保管ができること、消費期限が6ヵ月であるということです。
当然ながら開封するとすぐに消費しなければならないようですが、それは、赤ちゃん対象なので、言われなくてもするでしょうね。
最も良いと感じたのは、常温保管ができる点です。
冷蔵保管が必須なら、液体ミルクの場合は温めることが必要になりますが、常温保管ができるなら、本当にすぐに与えることができますからね。
冬場などは常温でも冷えているので、ちょっと温める必要があるのかな?と思いますが。
■最後は自分自身で使用するかを決める
新製品なので、本当に液体ミルクって大丈夫なの?と思っている親も多いと思います。
私自身は、商品を詳しく調べたわけではありませんので、粉ミルクと液体ミルクの違いまでは分かりませんが、この辺りは使う人がきちんと判断して使ってもらいたいと思います。
まあ、自分の大切な赤ちゃんに与えるわけですから、慎重になる気持ちはとても分かります。
このような調査・判断も親の仕事です。
誰かの意見に従った方が良いときもありますし、最後は自分自身で決めて、使ってほしいですね。
それにしても便利な商品で、選択肢が一つ増えたことには歓迎です。
夫婦共稼ぎ(共働き)の時代が進みつつあるなかで、この商品は、家庭や保育園の強い味方になることは間違いないでしょうね。