なんでも道しるべ

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結婚や出産を機に?人間関係の拗れ?で職を手放す前に、自分と家族のマネーをもう一度考えてほしい

「世帯年収」は多い方が良いに決まっていますよね!

最近では、男は仕事、女は家庭などといった昭和的な考え方が減ってきています。

まもなく平成が終わりますが、平成的な考えというのはどのようなものを指すのか?と少々気になっていますが、新しい年号になると、「平成の考え」というのが明確になってくるでしょう。

そして、平成時代は片働きから共働きへの過渡期時代となり、新しい時代では共働きが普通になってくると予感しています。

我が家は、夫婦正社員のダブルインカムの家庭です。

当ブログでは共働きという表現をしていますが、家事も「労働」だという考えから、共働きではなく、共稼ぎという言い方の方が正しいようですね。

勉強になります。日本語の使い方は難しいですね。

世帯年収なのか、世帯収入なのか、これも使い方がバラバラなのですが、年間で稼ぐマネーと考えから、「世帯年収」という表現を使ってみました。

世帯年収は高い方が良いに決まっていますが、そうは簡単にいかないのが人生です。

困難な局面や、ハードルが多いのも人生です。

ただ、他人を羨ましく思う前に、まずは自分ができることをやっていきましょう。

一度、レールから外れると、なかなか修正できないのが、日本の社会であり、日本の文化です。

それは文句を言っても仕方ありません。

私たちにできることは、局面での判断を間違わないようにするしかありません。

今は、このようなブログやSNSにより情報を得やすくなっている時代です。

さらに、無料(通信費はかかりますが)で情報を得ることもできます。

なんか怪しいな・・・と思える情報もありますが、相談でお金を取っているFPが正確なのかも疑問ですので、たくさん情報を集めて、取捨選別して、自分にあった決断をすればよいと思います。

何よりも、世帯年収を下げる判断をするときは慎重であることが大切です。

■安易な職の手放しは避けること

学校を卒業して、社会人になると、そこから数年は目の前の仕事に没頭します。

そのなかで社会性も勉強していき、結婚という流れになる人が多いですが、結婚や妊娠・出産により、仕事を簡単に放棄する人が多すぎると感じます。

そして、数年後になって、「世帯年収が低い(怒)」やら「旦那の稼ぎが悪い」とか、「他人の家庭が羨ましい」などと言った苦悩が始まります。

ちょっと待ってください。

なぜ、そんなことになったのか?と考えましょう。

結婚する前は、男性も女性も仕事をしている人が多いはずです。

しかしながら、男性は妙なプライドなのか、女性は子供のころかの夢なのか、片稼ぎや専業主婦を選択するケースが後を絶ちません。

理由は様々あるようで、自分の親が「クレヨンしんちゃん」のような家庭だったから同じようにしたいケースもありますし、逆に、「自身が子供の頃に共稼ぎで寂しい思いをした」ということで、自分の子には同じ思いはさせたくないというケースもあるようです。

そのような感情的な考え方もあれば、物理的な理由もあります。

結婚相手(主に旦那の方になると思いますが)が転勤になって付いていくしかないとか、保育園に入れずにやむなく退職したケースや、勤めている会社がブラックで産休・育休は暗黙で認められない、妊娠しにくいなどの身体的なことなどです。

物理的な理由の時は、仕方ないと思えることもありますが、会社に関係する場合、一つの考え方としては、すでに就職活動の時点でミスっているとも言えます。

さらに、自分自身が弱いために会社の言いなりになっていることもあると思います。

周りに気を使いすぎて、自分や家族の生活を苦しめるくらいなら、私の考えとしては、少しは戦うべきだと思います。

一瞬は辛いこともあるかもしれませんが、数年経つと時代や社会が変わります。

昔は産休・育休が暗黙で認められなかった時代もありましたが、今は違います。

会社の考えよりも、政府や世間の考え、時代の流れを受け入れなくてはいけない時代なのです。

したがって、安易に職を手放すのはもったいない話だと思います。

■現代は共稼ぎがしやすい環境になっている

ダブルインカムの家庭は、家計面において最強に近いです。

片稼ぎで年収1,000万超の結婚相手を探すことは大変ですが、二人で稼げば、そのそこの会社に勤務してお互いに正社員であれば世帯年収1,000万円は超えることは難しくありません。

現に、我が家は30代にして、世帯年収1,000万円を超えています。

それもギリギリ1,000万円を超えたという次元ではありません。

軽く超えています。

現代は、残業代の規制も厳しいので、昔ほどにサービス残業が当たり前という職場環境ではなくなっています。

全く無いわけではないと思いますが、会社側としても、少しは払っておかないと訴えられるリスクがあるので、以前よりは払うようになっています。

さらに、マネー面よりも、時間の面においても早期退社を命じる会社が増えていますので、共稼ぎの子育てには追い風であることは間違いありません。

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人材が足りていない職場環境であることもふまえると、今の若い世代である、20代~30代は子育てをしながら、ダブルインカムの家庭を築きやすい環境になっていることは間違いないでしょう。

■局面の判断は慎重に

それでも、専業主婦や片稼ぎの家庭は、一定数いることも現実です。

物理的な面は仕方ないことですが、安易に選択した人は、後に苦言を言っている人が多いように感じます。

判断ミスを犯しているのは自分なのに、それを稼ぎの良い家庭を羨ましがり、内面に秘めていれば良いものを、僻み節まで出てくる始末です。

自分の人生は自分で決めたものです。

後から後悔しても遅いです。

だから、局面での決定は、真剣に、慎重に、そして、家族と議論をして判断すべきなのです。

もっとも、職場の人間関係だけで職を去るなんてもってのほか。

そんな勇気と行動力があるのなら、異動願いを出すことや他の方策を考える方がよっぽど建設的です。

相手はこっちの人生なんて何も責任取ってくれないのですから。

今日は愚痴で閉めますが、何とてもダブルインカム家庭を続けるべきだと思います。