なんでも道しるべ

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新興国株式インデックスに追加投資!2018年の一般NISAの残り枠を使い切る作戦を練ってみた…

一般NISAの投資可能枠がまだ残っています。

2018年もあと3ヶ月余りとなりましたので、一般NISA枠を使い切る方法を考えないといけません。

現状、一般NISA枠を使っての積立は、SBI証券の毎日積立を使って、投信を積み立てています。

月々10万円程度を積立していますが、2018年の年初から始めたわけでは無いので、年末には35万円ほどの枠が余る予定です。

本日は、今年の一般NISA枠の使い切り方を書いておこうと思います。

■一般NISAの残り枠の使い道

35万円ほどの余る枠は以前から気になっていました。

使い道としては、何らかの大きなショックが市場に起きて、市場調整があれば、追加投資をしようと考えていました。

想定していたファンドは、米国のS&P500関連の投信です。

しかしながら、想定とは異なり、9月下旬の現在では、NYダウ平均が史上最高値を更新するなど、リスクオンになりつつあります。

あと3ヶ月あるので、もしかすると大きなショックが起きるかもしれませんが、政治的なスケジュールを考えると、米国発の大幅調整はあまり期待できそうにないと感じてきました。

日本市場も2018年の2月に起きた米国発の下落に釣られて下がっていましたが、最近はようやく戻り調子となってきています。

為替の影響を大きく受けているので、外需の大型株が引っ張っており、日経平均株価が上昇していますが、TOPIXはまだ放置気味でもあります。

でも、TOPIXも遅れて上がってきそうな、市場環境のように感じます。

さて、このような状況で、米国S&P500に追加投資する状況が生まれるかということです。

すでに、2月頃に起きた調整時にS&P500に投入しており、それの利益も乗ってきています。

残念ながら課税口座で買付していましたので、リカクすると、税金を取られてしまいます。

リカクしようかどうかを悩んでいるくらいですから、その状況下でS&P500に投資すると、平均取得金額が上がってしまうので、追加投資は少し躊躇してしまいます。

まあ、妻口座の「つみたてNISA」枠でS&P500は毎月積立していますから、ここで追加投資する気も起きてこないのです。

さて、年末まで、市場が調整に入るのを期待して待ちましょうかね?

でもおそらく、2018年2月レベルの下げにはならないような気がします

そこで、追加投資のターゲットを変更しました。

■新興国株式インデックスに追加投資を決めた

保有している各種ファンドを眺めていると、現状、調整状態にあるのが、新興国株ファンドです。

米国と中国が貿易関係で揉めており、ニュースによると、この勝敗は米国が完全勝利で、中国が負けると言われています。

この予想により、中国が引っ張っている新興国株ファンドが調整状態になっているようです。

新興国株関連の指数は、リーマンショック後に大きく上昇しており、先進国株の指数よりも年単位で上昇率が高くなっています。

しかし、新興国株は以前から標準偏差が大きいということが知られており、変動も大きくリスクを伴います。

ハイリスクでありますが、新興国の成長性からリターンも大きいので、ハイリスク・ハイリターンだと言われています。

現状は、中国が米国に負ける予測となっており、中国経済への打撃大きく、新興国株指数が調整に入っていると考えます。

でも、この調整がいつまで続くかが問題です。

これからも調整が続くかもしれませんが、永遠に調整は続かないと考える方が自然です。

やはり新興国の成長性は魅力的ですから、現状は、強いドルや、それに伴う米国株に投資マネーが流れていますが、それもいつかは循環してくるでしょう。

それの循環がいつになるのか、調整は終わるのか、上昇がいるから始まるのか、が問題ですが、今が仕込み時期ではないかと考えました。

リバランスの意味を込めて、比率が下がっているものを追加投資する狙いもあります。

■実質コストのリスクヘッジとしてSBIとeMAXIS Slimの両方に積立

現状、一般NISA枠で「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」を毎日1,000円ずつ積み立てています。

SBI証券の設定で、月間の営業日を23日程度としていますので、およそ23,000円の積立金額になります。

その新興国株式インデックスに、毎日2,000円を追加投資しようかと考えました。

月換算で46,000円の追加となり、合計で69,000円/月を12月までの約3ヶ月間続けるようにします。

ただ、追加積立のファンドを変更しようと考えています。

これまでは信託報酬の一番安かった「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」を積み立てていましたが、実質コストで少し不安になってきています。

このファンドはファンド・オブ・ETFですが、設定が2017年12月なので、まだ1年経過しておらず、実質コストが判明していません。

しかし、よく似たファンド・オブ・ファンドの楽天・バンガード・ファンドの商品の実質コストがかなり高かったことが判明しており、ブロガーの中で噂になっています。

SBIアセットマネジメントが同じことになるかは分かりませんが、少しリスクヘッジの意味を込めて、eMAXIS Slimの商品も買っておこうと思いました。

したがって、これまでの毎日1,000円の積立は「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」を継続し、追加投資分の毎日2,000円の積立は「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」にしようと考えました。

SBIの実質コストが判明した段階で、eMAXIS Slimの実質コストを比較し、2019年の積立をどちらのファンドで行うかを決めたいと思います。

よって、2018年年末までの積立は下記のようになりました。

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新興国株式インデックスの追加投資に加えて、中小型株式インデックスへの追加投資も考え、その割合も増えていますが、これについては次回書きたいと思います。

これらの追加投資で、一般NISAの残り枠は約15万円分になりました。

あと3ヶ月ですが、この15万円分は、何かあったとき用に置いておきたいと思います。