楽天証券の妻の口座の「つみたてNISA」が使えるようになりました。
実際には、楽天カード経由で銀行口座から引き落としを行って、買付していきます。
したがって、現時点で買付設定を行うと、2月の引落分から反映されて、3月買付となるようです。
ようやく開始といった感じですが、3月になれば「つみたてNISA」口座経由の投信積立開始となります。
■33,250円/月+ボーナス積立1,000円で年間40万円
年40万円の「つみたてNISA」枠ですが、月平均にすると33,333円/月となります。
あまりにも中途半端なので、33,250円/月で積立しようかと考えています。
年間1,000円の端数額が出てしまうのですが、そこはボーナス払いを使います。
12月のボーナス積立で、年間きっちり40万円を積立していこうかと考えています。
ボーナス積立は意外と便利なのですが、あまりボーナス積立額を上げてしまうと、ドルコスト平均法が有効的に働かなくなります。
パターンとしては、下記の2つが良いなと個人的には考えていました。
- 33,000円/月+ボーナス積立4,000円
- 33,250円/月+ボーナス積立1,000円
この中で2.を選択した理由ですが、
1.の場合、この33,000円の内訳を「10,000円×3投信」と、「端数(3,000円or3,250円)×1投信」で考えているからです。
ボーナス支払いを1ヶ月設定した時の増額月は7,000円となり、2ヶ月設定した時の増額月は5,000円となります。
毎月が3,000円なのに対し、7,000円や5,000円というのは、少し差があるなと感じたからです。
したがって、ボーナス増額を1,000円だけにして、毎月は3,250円で、増額月は4,250円としました。
私のような、10,000円×3投信としない人は、あまり気にする必要はない設定なのかもしれません。
ただ、ボーナス払いを設定し、年間40万円をきっちり積立するのは、非課税枠を最大限利用するにはよいことかもしれません。
■最初の年は増額設定で年40万円にできるけど…
私の場合、設定が遅くなったので、1月、2月の買付ができません。
今年は40万円に到達しないことになりますが、期中で「つみたてNISA」を開設し、どうしても今年に40万円を使い切りたいという人がいると思います。
そういう人は、増額設定がお勧めです。
40万円に持っていくために、例えば、私の場合は10ヶ月分なので、2か月分を増額設定で10ヶ月月に振り分けるということです。
ただ、今年は増額設定で良いですが、来年になると増額設定を解除しないと40万円を超えてしまいます。
私の場合、増額設定の解除を忘れそうですし、面倒ですし、ドルコスト平均法が同額投資にならないので、増額設定はやめておきました。
何としても40万円を使い切りたい人で、毎月に均等化したい人は、増額設定が便利です。
ボーナス払いを設定して、一気に不足分をドンと入れるのも良いですしね。
■端数分3,250円/月は「コモンズ30ファンド」に決めた
以前から、当ブログで「つみたてNISA」の商品を書いてきましたが、端数分3,250円の投信を何にしようかと悩んでいました。
悩んだ末に決めたのが、「コモンズ30ファンド」です。
したがって、毎月の「つみたてNISA」「iDeCo」「従来NISA」などを利用しての積立は、下記のグラフのようになりました。
私の勝手な感覚で、ファンドの積立は10,000円/月を基本としています。
年間12万円で、10年間で120万円となる積立投資が、何となく自分の感覚に合っているのです。
今回、「つみたてNISA」枠の関係で、3,250円/月になってしまいましたが、このファンドは少しずつ行きたいと思います。
■渋澤氏の本を読んでコモンズ30ファンドを決めた
コモンズ30ファンドの特徴は、交付目論見書には下記のように書かれています。
- 30年目線の長期的な視点で銘柄選択
- 30銘柄程度への集中投資
- 対話による価値創造に取り組む
私の決め手になったのは、先日に紹介した「人生100年時代のらくちん投資」という文庫本の内容からです。
このファンドを立ち上げた渋澤氏が、30年目線で、子どもへ資産を残すというコンセプトに感銘を受けました。
この書籍の紹介は下記リンクから見て頂ければと思います。
直販投信を立ち上げた3名のファンドは月数千円からの積立投資が可能に! - なんでも道しるべ
■コモンズ30ファンドの気になる点は2つ
ファンドの成績自体は、ひふみ投信に劣っているところもありますが、アクティブファンドですので分散投資が必要かと考えています。
コモンズ30ファンドの投資先はホームページに掲載されていますが、有名な大会社が多い印象です。
気になる点の1つ目が大企業が多い点で、『3,250円/月の少額積立で良いかな』と思ったのです。
大会社は安定的ではあると思いますが、大きな成長が望めないのでは?と懐疑的に見ているからです。
コモンズ30ファンドの投資先選別は、私の偏見を裏切って、高パフォーマンスをたたき出してくれることを期待しています。
投資先の企業サイズの差によって、ひふみ投信とは違ったパフォーマンスが出てくるのではと感じ、今回3,250円/月と少額ではありますが、積み立ててみることにしました。
コモンズ30ファンドは、見える価値の「収益力」と、見えない価値の「競争力」「経営力」「対話力」「企業文化」の計5つの軸で企業分析をしているようです。
また、企業との対話・共創ということで、コモンズ30塾、総合レポートワークショップ、こどもトラストセミナーなどのイベントを設けられています。
私個人としては、「こどもトラストセミナー」に興味があるのですが、「つみたてNISA」の証券会社経由でも案内はあるのかな?
もしかすると、直販口座の人が優先なのかもしれないのですね。
気になる点の2つ目が、「分配金」が支払われていることです。
2016年は調整年だったので、分配金は0円ですが、過去数年は200円程度の分配金があります。
「つみたてNISA」の設定時にも、分配金の再投資の有無に関しては選択可能で、私の場合は再投資にしました。
ただ、分配金は複利運用にマイナスですし、基準価額が下がることやファンドの運営に支障があれば問題かと思います。
私にとっては、基準価額が下がって、口数が増えるのであれば別に良いですけど。
どの程度の人が、分配金を再投資設定しているのかは気になるところです。
ようやく、2018年の積立投資の形が固まってきました。
来年になると、また考えが変わるかもしれませんし、新しい魅力的なファンドが出てくるかもしれませんが、まずはこれらのファンドの積立を進めていきます。