なんでも道しるべ

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年末調整で減税・所得控除の強力なツールとは? 強力な順位とは?

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年末調整の時期がやってきました。

私の勤め先からも年末調整の書類が送られてきましたが、一つ苦言を言わせてもらうと、なぜプライバシーを守った状態で書類提出させてくれないのかな?と感じます。

最終的には総務部に提出するのですが、それまでに様々な人の手を介します。

興味本位で書類を見る輩はたくさんいるでしょう。

「あ、この人、こんな保険はいっているんだね?」

「住宅ローンの書類があるってことは、家買ったのだな。え?結構高い家だな」

「確定拠出年金なんて入ってるんだ」

会社からしたら、年末調整にも総務部の無駄な経費がかかるわけで、嫌だったら自分で確定申告に行ったら?という感じなのでしょうかね。

まあ、文句を言っても始まらないので、一応牽制も兼ねて封筒に入れて出そうと思いますが、自分のプライバシーが噂で回っていたら、それは年末調整の書類から誰かが盗み読んだということですから、その時は犯人を上げようと思っています。(笑)

そんなことはどうでも良い心配なのかもしれませんが、年末調整って無駄に嬉しいです。

サラリーマンにとっては、これらの控除や減税でないと税金対策できないですから、1年間の成果が12月の給与調整によって現れます。

■保険料控除を利用しながら貯金する

保険金額に関しては保険への加入自体に賛否両論ありますから、保険料控除が満額に到達しているからと言って、それが得なのか、損なのか、というのはあまり意味を成しません。

と言いながらも、私は満額に到達しています。

娘のために、自分の不足の事態に備えて、生命保険・医療保険は高額で入っています。

そのお金を投資に回せばもっと良いのに・・・という考えも分かります。

私自身もそのように感じますが、それは、持家か賃貸かという議論と同じで、個人の価値観の差なわけで、今の娘の年齢と学業の点からはきちんと入っておくべきだと思っています。

当ブログでも書いていますが、個人年金もそれなりに入っています。

20歳頃から開始した個人年金ですが、もう15年以上経過しました。

積立金額としてはそれなりになっており、いまならいつ解約しても元本割れはありません。

といっても、インフレの起きない日本の現状ですから、とりあえずは定期積立と同じような感じで積立しています。

インフレが起きればいつでも解約します。

特にポイントそしては、インフレにより住宅ローンの利率が上がれば、繰り上げ返済に利用しようと思っています。

個人年金と定期積立との差は、この年末調整の時に強くメリットを感じます。

個人年金は止めにくい上に、保険料控除が使えます。

それにより所得控除が受けられるわけですから、止める気が起きませんね。

■最強の住宅ローンはローン申し込み時も注意が必要

住宅ローン減税は今年も大きく還付されそうです。

私と妻の連帯債務ですので、両方で住宅ローン減税を受けられます。

ここ数年は、所得税がほぼ全額返ってきたような記憶があります。

昨年の源泉徴収票を見返してみると、年間で数千円でした。

年収が上がっていることと、住宅ローンが返済により減ってきているので、減税額が減ってきているのが要因だと思います。

連帯債務は、もし夫婦間に揉めるような事態があった場合に面倒だと言われます。

あとは、妻の方が出産により職を離れることがあれば、それももったいないことになりますし、妻の債務分を夫が支払っていることになると、贈与に当たる可能性もあるので、注意がいるそうです。

夫婦仲が円満で行く自信がある家庭と、妻が職を離れないと考えている家庭は、連帯債務で住宅ローン減税をしっかり受けた方が得です。

保証料が2倍かかるなどのネット記事を見かけますが、それは金融機関の保証協会によって異なりますから、自身でしっかりと確認した方が良いです。

どちらにしても、住宅ローン減税は最強です。

「減税」の名のとおり、控除ではなく、税額が決まってから減税されるので、最強なわけです。

また、所得税から引けない分は、来年の住民税も減額してくれるので、申し分ないです。

■iDeCoの全額控除は嬉しい

今年から、私と妻に新たな節税項目が増えました。

それが「iDeCo」です。

iDeCoの特徴は、所得控除でありますが、全額控除となります。

なので、保険料控除などの計算式や上限がないので、控除額が大きくなります。

したがって、節税をしっかりするにはiDeCoをやることが良いのですが、デメリットと言えば、やはり「老後まで引き出しできない」ことでしょうね。

引き出せないから故にこれだけ大きな所得控除を与えてくれています。

税金対策としては良いですが、家計の相談をしながら行わないと、急に大きな臨時出費があったときに、「あのiDeCoのお金があったらな・・・」となりかねませんので。

■節税も原資があってこそ

私の感覚としては、税金対策の強力な順として、①住宅ローン減税、②iDeCo、③保険料控除だと思っています。

したがって、今は住宅ローン減税を受けていますので、iDeCoは満額拠出をしていないです。

住宅ローン減税が終了したら、できるだけiDeCoに拠出をしようかと考えています。

やはりできるだけ税金は払いたくないですからね。

iDeCoは老後のための資産形成ですが、同じく検討するのは非課税枠のNISAとの兼ね合いです。

資産形成や資産運用は、考えるほど深く、また各家庭によって事情も異なりますし、価値観も違いますから、自分で心地よい位置を目指す必要があります。

といっても、何をするにも原資がないと何もできませんから、インカムを増やすことが第一だと私は思います。

節税や節約は二の次です。まずは収入を増やすことを考えるべきです。