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フィアット500のエンジンは2種類!凄い音だけど最新鋭のツインエアエンジン

先日の記事では、車の買い替えについて、「フィアット500(チンクエチェント)」に決めたことについて書きました。

フィアット500(チンクエチェント)に乗り換えを決断!? - なんでも道しるべ

現状は、まだ乗り換えていません。

今乗っている車の車検が6月なのですが、それまでに乗り換えできればと考えています。

というのは、フィアット500をご存知の方は知っていることかもしれませんが、限定車の数が尋常でないほど多いのです。

定番車を買うのもそれはそれで良い判断だと思うのですが、どうせ周りと違う輸入車であるフィアットを乗るのであれば、フィアット自体も周りと違う限定車に乗ってみたいなと思いました。

おそらく同じような考えの人が多いのか、フィアットが限定車を年に何度も販売し、その限定車の数が、日本で販売されるのが、数十台~200台程度なのです。

限定車はオプションが限定車仕様になっているのは当然ですが、色も限定テーマに合わせた限定カラーになっており、過去の限定車を見るだけでも楽しいです。

オプションの充実度よりも、限定カラーで購入意欲が湧いてくる人も多いと感じます。

限定車について考える前に、まずは、フィアット500(チンクエチェント)の装備について書いてみたいと思います。

実は、エンジンの種類が2種類あるのが、チンクエチェントの大きな特徴であり、選択するのに悩む点でもあります。

■500(チンクエチェント)とは

まず、どうでもよい話ですが、「500」というのをイタリア語で「チンクエチェント」と言います。

よって、フィアット500「ゴヒャク」と発音する人が大半だと思いますが、所有者は「チンク」と呼ぶ人が多いようです。

私も最近は「チンク」と呼んでいます。

「フィアットちゃん」や「フィアット君」と呼ばれる方もおられますし、「フィアット・チンク」と呼ばれる方もいますが、私は何となく「チンク」に落ち着いてきました。

■チンクの2種類のエンジン

さて、エンジンについてですが、エンジンは大きく分けて2種類あります。

一つが、直列4気筒8バルブの1,240ccのエンジンです。

もう一つが、直列2気筒8バルブの875cc+ターボのエンジンです。

排気量だけみると、1,240cc(1.2L)のエンジンの方が大きく、力がありそうな気がしますが、実は、875cc+ターボ(900cc)の方が最高出力も、最大トルクも大きく力強いのです。

  • 1.2Lエンジン 最高出力51kW(69ps) 最大トルク102Nm(10.4kgm)
  • 900ccエンジン 最高出力63kW(85ps) 最大トルク145Nm(14.8kgm)

すでに乗っておられる方々の感想では、ゆったりと乗りたい人は1,240ccを選ぶべきで、それなりに高トルクで走りたい人は875cc+ターボを選ぶべきだと言われています。

この875cc+ターボ(900cc)のエンジンは「ツインエア」と呼ばれ、燃費、走行性能、環境対策などを兼ね備えたダウンサイジングエンジンとして、欧州でかなり注目を浴びたそうです。

私は、この「ツインエア」エンジンにかなり興味が持ってしまい、どうしても試乗したくなってしまいディーラーに向かいました。

特に、このツインエアの『2気筒』というのに激しく感動しました。

2気筒エンジンの車なんて乗ったことないからです。

当然ながら気筒が少ない方がエンジンの音や振動が大きいので、いわゆる軽自動車の感覚なのかなと思いながら…。

軽自動車の一般的な3気筒よりも、さらに1本少ない2気筒ですから、どんな音や振動なのか、めちゃくちゃ興味があるわけです。

■ツインエアに大感動

さっそく試乗に行ってみると、第一印象は、なんとも面白いエンジン音でした。

はっきり言って軽自動車よりも音は大きいですが、でも、全く嫌な音ではないです。

むしろ、懐かしいというか、ビンテージ物の車のような感じです。

でも、エンジンは最新鋭だから素晴らしいわけです。

音が大きく振動は結構あるのかな?と思っていたのですが、運転席に座っていると、それほど音も振動も気になりませんでした。

エンジンのことは詳しく分からないのですが、「バランサーシャフト」で振動の低減を図っているということです。

運転しているとかなり楽しく、ハンドルとシフトレバーを握って車を動かしているというのを再実感しました。

エンジンだけによるものではなく、シフトチェンジも独特のデュアロジックという装置のオート付きMTなので、それが楽しさを倍増させているのだと思いますが、走っているときのエンジンの音を聞くだけでも、車を走らせている感がかなり強いですね。

■私はエンジンに、妻は外観に、娘はインパネに

最初から、乗るのならツインエア(900cc)を考えていたので、1.2Lエンジンにはあまり興味がありませんでした。

1.2Lの試乗はしませんでしたが、アイドリング音を聞かせてもらったら、確かに2気筒に比べると、4気筒は静かですね。

良くも悪くも、今の車と変わらないです。

妻はエンジンには全く興味がなく、ツインエアでも、1.2Lでも、どちらでも良いって感じで外観に惚れていましたし、娘はインパネがおしゃれすぎると感動していましたので、エンジンの差に興味はあるのは私だけでした。

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(写真引用:フィアットHPより)

まあ、あまり燃費の差で選ぶのは良くないという先人の方々の意見ではありますが、一応挙げておきます。

  • 1.2L 19.4km/L(JC08モード)
  • ツインエア 24.0km/L(JC08モード)

排気量が小さい分、ツインエアの方がカタログ値として燃費は良いようです。

ただ、踏み込んでターボを効かせて走ると燃費が悪くなるそうなので、実燃費は同程度なのかもしれませんね。

本日はフィアット500(チンクエチェント)の2種類のエンジンについて挙げてみました。

次は、主要設備の違いを取り上げ、限定車の話をしたいと思います。