女性の社会進出が一気に加速しています。
そのため、女子学生は昔よりも自分の学歴について真剣に考えないといけなくなりました。
加えて、親も娘に対して、学歴を含めた教育プランを考える必要があります。
今でも、男の子には就職先のことを考えて、手厚い教育を与える家庭が多いですが、女の子は結構自由をさせているような家庭も見受けられます。
昭和時代の考えであれば、それでも良かったのかもしれませんが、令和の時代を生き抜くためには、そのような考えでは甘いです。
私は特に、女子の方が学歴プランを考えた教育をしっかりするべきだと思っています。
その理由は、女性の場合、出産や乳児育児等で一時期職場離脱をする可能性が高くなるからです。
もちろん男性も育児休暇などの取得が推奨されていますから、職場離脱に関してはどちらも同じ条件ではありますが、女性の場合は出産と新生児の育児がありますから、男性とは比較できなく、必ず職場離脱することになります。
そのような状況下で、以前よりも法整備や改善等により、不利益を被ることは減りましたが、それでも、キャリアプランを考えると、不利になることは否めません。
そうなると、勝負できるところは学歴です。
学歴を持っていることは女性にとっては大きな武器です。
そのためには、中高生の時から、真剣に自分の学歴について考える必要があるということです。
■女子こそ学歴をしっかり考えた方が良い
冒頭で書いたような、就職後の問題は大きな話ですが、新社会人でも、自分の学歴で悩んでいる女性が多くなってきました。
就職後でも、偏差値の高い有名な大学を目指しておいた方が良かったなど、悩んでいる人が多いです。
別に女性に限ったことではないのですが、就職後に再受験をするなどして、学歴の再構築をしている人も、私が通っていた大学の同級生にはいました。
自分の人生なので、そのような悩みを持ったり、再受験をしたりして学歴を見直すのは良いことだと思います。
私目線で何が問題かと思っているのかというと、中高生時代に親を含めて安易に考えてしまっている部分があると思っているからです。
特に、女だから別にいいよという考えがいまだに強いような気がしており、男だったらしっかりと勉強を促し、促され、そして教育費もかけてもらっているのですが、女子の場合はその点が弱いという傾向があると思います。
最初に書いたように、女性の方が職場離脱をする可能性があるのですから、学歴を含めた教育プランはしっかりと考えた方が良いです。
逆に男性の方が、考え方は簡単で、いかに仕事をして稼ぐかですから、特に悩むことは無いんですよね。
■親も教育をしっかりとするべき
私は一人娘ではありますが、この考えは非常に持っており、学歴と文理選択は非常に重要だと考えています。
学歴に関しては言わずもがなであり、中学生の段階から、大学進学を視野に入れた学習を進めています。
もちろん私立の中高一貫校に通う生徒に比べると、かなり遅れている部分もあることは分かっていますが、それでも、それなりの成績を残しているので、まだまだ大学進学は難関大学を目指せる位置にいると考えています。
現状は中学2年ですから、これから5年間が勝負です。
ここで楽な方向に流されてしまうと、大人になってから後悔することになりかねません。
自分ができることを精一杯すること、親ができるサポートを最大限することが、後悔しない社会人になれるかどうかが決まると思っています。
■文理選択の際に注意したいこと
ところで、ちょうど良い機会なので、文理選択の悩みについても書いておきたいと思います。
理系の方が頭が良いと言われる昨今ですが、実際に英数理ができるという観点から言うと、理系の方が賢いことは事実かもしれません。
ただ、就職先や職種を考えた時に、理系で、さらに薬学、化学、生物などの専攻をすることが、女子にとっては有利なのかは考えた方が良いのではないかと私個人では思っています。
その理由は、薬品に関する懸念です。
実際に、学生の時や新社会人や独身の時は全く気にならない女性であっても、結婚を機に、出産を考えるようになると、薬品リスクを気にするようになります。
これは知識があるがゆえに、仕方のないことだと思いますし、当たり前の悩みだと思います。
とはいえ、キャリアプランを考えると、第一線から退くのは、仕事上のリスクもあります。
けれども、産まれてくる我が子のことを考えると、薬品リスクは最も怖いところです。
このようなことも頭に入れつつ、大学受験の専攻先を考える必要があると思っています。
理系女子は頭が良いのでこのようなリスクはもったいないです。
けれども、これを前面に出すと、薬品リスクのある仕事に女子が関わらなくなるのも、国益面では問題になります。
なので、あまり議論されないポイントではあるのですが、こればかりは親子として真剣に考えた方が良いと思っています。
ちょうどよい機会なので、この点についても増えておきます。