TSMCの決算発表は好決算だったけれど、米国主要指数の好調さは長続きしなかったです。
日本市場の締め時間前にTSMCの好決算が出て、NASDAQ100などの米国指数は一気に上昇しました。
プレマーケットでは、全指数が絶好調で上昇していましたが、マーケットが開いた直後には下落が起きました。
半導体銘柄が好調な決算だったことを受けて、そのまま好調なチャートをしますかなと思いましたが、全くそんなことはなく、値崩れがひどがったです。
あまり信じたくはないのですが、やはりベアリッシュリバーサルのローソク足は、その後のチャートが思わしくないですね。
このままダウントレンドにならなければ良いのですが、そればかりは予想できるものではありませんので、相場の様子を見る必要がありそうです。
NASDAQ100の指数はまだまだ最高値までには距離があるのですが、NYダウやS&P500は最高値更新をしていっていますので、相場の雰囲気としては最高値更新をしていきたいという気分はあるように思えます。
今後は、各企業の決算発表があり、雇用統計、大統領選がありますから、相場としては神経質な展開になるような気がします。
ここは日々の値動きに一喜一憂しないで、しっかりと腰を据えて見ていきたいものです。
■ベアリッシュリバーサルの後は厳しいか
投資信託の収益は、まだまだS&P500のウエートが大きいので、ハイテク銘柄の指数だけの商品を持っているわけではないのですが、それでも、NASDAQ100指数やFANG+指数の商品はそれなりに持っているので、半導体銘柄の騰落は結構影響が大きいです。
ベアリッシュリバーサルが発生した今、これからどうなるかです。
これまで何度も見てきたように、ベアリッシュリバーサルの後はダウントレンドになっています。
今回もそうなるのか、それとも、今回は違うのか、そこがポイントだと思っており、今回も同じような押し目があるのなら、それは買いポイントになる可能性が高いです。
ただ、今はすでに指数的には高値圏なので、ここから下落するといっても、8月や9月ほどの下落にならない可能性もあります。
その場合に、追撃入金をするかどうか、そこが判断ポイントなのかもしれませんね。
■ネットフリックスはTSMCより期待できる?
今日は何かあったかな?って考えてしまいますが、今日はあまり重要な指標発表はなさそうですね。
ネットフリックスが決算好調で、会員数の伸びが予想よりも良かったということで、アフターマーケットで買いが入っています。
この影響があるかな?と思えますが、昨日のTSMCのことがありますから、超絶決算を出した企業があったとしても、その影響で指数が断続的に上昇していかと言われると、それは不明なのかもしれません。
昨日のTSMC以上の好決算を出そうと思うと、結構大変ですからね。
ネットフリックスの企業規模だと難しく、それともマグニフィセントセブンの銘柄くらいが、大きな決算やガイダンスを出さない限り厳しいかなと思います。
今日は週末の取引です。
最近の週末って調整日になることが多いので、今日もあまり期待できないかなと思っています。
大統領選の前なので、悪材料が出て、大きく下がらない限り、大きく上げていくのは期待できないかなと思いますが、個人的な勝手な要望だと、NASDAQ100指数くらいは大統領選前には最高値更新してほしいなとは思いますね。
大統領選の後は調整になるというのが、これまでの歴史だったようですが、今年も同じようになるとは限りませんが、いろいろと判断が難しくなる日が近づいてきた感触があります。