生活習慣と資産は深い結びつきがあると、最近、私は思っています。
ネット記事で、就寝時間と貯蓄の関係についてデータが載っていました。
そんなのが関係あるのか?と思いますが、考察を見ると確かにそうかもしれないとも思えました。
貯蓄は、収入-支出により成り立つことは当たり前です。
貯金だけでは、貯蓄額を増やすのは大変ですが、資産形成・資産運用には種銭が必要で、支出を減らすことは貯蓄の第一歩であることは間違いありません。
したがって、資産が多い人の生活習慣を学ぶということは、非常に意味のあることだと感じるのです。
生活習慣を見直して、世帯貯蓄を上げる取り組みを始めてみたいです。
(引用記事:夜10時前に寝るとお金が貯まる!? 年100万円貯蓄する家庭がしていること、大上ミカ、kufura、2018/11/23)
■何時に寝てますか?
参考にした記事では、働く主婦のアンケート結果が掲載されていました。
就寝時間は何時か?ということです。
凡例は、10時より前、10時台、11時台、0時台、1時以降ということです。
一番多いのが11時台で33.9%ということですが、0時台の方も23.2%いれば、10時台という方も18.2%いらっしゃいます。
この10時~1時というのは非常に生活リズムに深い関係があります。
主婦ということなので、子育てもしている方も多いと思いますが、子どもと一緒に寝る人もいれば、寝かしつけてからさらに家事が残っている人も多いでしょう。
自分がこの時間に寝ると決めなければ、バタバタと忙しくしてしまったり、ダラダラと過ごしてしまったりするかもしれません。
私が一番重要だと思っているのが、自分の睡眠時間を知ることだと思っています。
私自身は7時間寝ないと駄目です。
最近は歳のせいか、夜中にふと目が開くことがありますが、基本的に7時間は布団の中にいなければなりません。
そうしないと、次の日のパフォーマンスが落ちます。
その夜に時間を貰っても、結局は次の日に時間やパフォーマンスが削られるので意味がないと思っています。
人によっては5時間寝れば大丈夫という人もいるので、羨ましいなと思う限りです。
■就寝時間と貯蓄の関係
さて、就寝時間と貯蓄の関係ですが、年間貯蓄額100万円以上と未満の人の就寝時間の分布が載っていました。
結果が下記のとおりです。
年間貯蓄額であり、貯蓄総額でないことが注意です。
年間100万円貯めるというのは結構なハードルです。
結婚前や子どものいない夫婦であれば可能かもしれませんが、結婚して、子育てをしながら100万円というのは一つの目標です。
残念ながらこのアンケートは子どもの有無までは書いていませんでしたが、子どもがいても100万円を目標に努力したいものです。
■早く寝ると貯蓄額がアップ!
グラフ結果からは、年間100万円以上の貯蓄のある人は10時台までに寝ている人が多いです。
驚きなのは、10時前に寝ている人もいます。
ということは、8時~9時台に寝ているということです。
早起きなのかもしれませんが、すごい睡眠時間です。
私も子どもと一緒に就寝しますが、やはり10時過ぎになってしまいます。
10時半までには寝たいなと思っているのですが、それを毎日するのが大変です。
年間100万円以下の人は、0時以降に寝ている人が多いようです。
突出しているのが、1時以降の人の割合が一気に増えているということです。
遅く寝るのはお金が貯まりにくいということですが、なぜでしょうか?
■夜遅くまで起きるのは貯蓄額に悪影響!?
記事に書かれている考察を見ると、夜遅くまで起きていると影響があると考えられるのが下記のようです。
- 夜、遅く寝るとそれだけ電気代や冷暖房費がかかる
- お酒やつまみ、娯楽などの出費がだらだら増えてしまう
- ネットをうろうろし、ついポチッと買い物してしまう
- 風邪をひきやすくなって医療費がかかる
電気代はそんなに差は無いと思いますが、娯楽などの出費はあるような気がします。
起きている=家でゴロゴロしているわけではなく、帰宅時間が遅い可能性も高いです。
ということは、夜の外出や外食なども多くなっている傾向にあるので、余分な出費がかさみやすくなります。
私も夜の外食は極力控えるようになりました。
理由は貯蓄だけでなく、子どもとの教育時間を取りたいと思っていることもありますが、もちろん外食は出費がかさむと思っているからです。
意義のある外食ならいいですが、平日の外食なんて、会社の連中の愚痴やストレス発散、付き合いだけの無駄な会食が多いです。
そんなものに時間とお金を使っている暇があったら、家で子どもの教育に時間をかけた方が有意義だと思っています。
意外とあるかも?と思っているのが医療費です。
私の中では想定外でしたが、睡眠が短いと病気になる確率もあがると思います。
医療費や薬代は高いので、規則正しい生活をして、睡眠をしっかりとった方が身体とお金のためですね。
■医療費と電気代の関係
ちょっと細かい話ですが、医療費と光熱費の関係は複雑で、節約で電気代をケチるのは、結局は風邪や病気になって医療費がかかるといわれています。
最近の電化製品は省エネ効率が素晴らしいので、例えば1日中エアコンを付けていても数百円程度だと言われています。
部屋の大きさなどにも影響されると思いますが、我が家では家を設計している時に、階段の前に扉を設置するようにしました。
最近の流行りは「吹き抜け」なのかもしれませんが、あれは空調の効率が最悪だと思っています。
見た目よりも実利をとって、部屋はできるだけ小さく閉じられるようにしています。
それはリビングであっても同じ設計をしました。
これにより、エアコンを24時間フルで付けてもそれほど電気代は高くないです。
風邪をひいたり、病気になったりして、臨時的な医療費を捻出しなくてはいけないことを考えると、エアコンで調節することが重要かと思っています。
本日は、就寝時間と貯蓄の関係を書きました。
「早く寝て、次の日のパフォーマンスを上げながら、貯蓄も増やす」という生活リズムは非常に参考になりますね。