高1の娘が一週間の学習を終えて、初めてフォローミーティングを行いました。
ポラリスアカデミアでは1週間に1時間のミーティングがあり、勉強の結果のフォローと次回までの勉強計画を講師の人と一緒に考える機会があります。
単なるフォローと計画だけでなく、社会人のPDCAに近いシステムで、学習方法の問題点を出して解決策を考えるという時間もあるのですが、これはまた別の記事で書くことにして、今日は勉強計画について触れてみたいと思います。
毎日計画を立てて勉強している人なら分かると思いますが、1週間って意外と短いんですよね。
無計画に勉強している人って1週間あれば、あれができる、これができる、と考え、意外と時間があるように感じるのかもしれませんが、実は目標から逆計算していくと、1週間という期間に結構やることが多いんですよね。
娘の場合、ポラリスアカデミアを利用させてもらったことにより、これまでの鉄緑会と学校の宿題だけでなく、受験に向けた勉強の時間を考えるようになってきました。
これまでは、私だけが頭でっかちに、娘に情報を与えて、ゆっくりしている場合じゃないというアドバイスをしていたのですが、それを第三者の先生にお願いする形に変わったということです。
当たり前ですが、私よりもスパルタです。
加えて、単に勉強計画を提示するのではなく、その勉強計画を一緒に考えるようにしているのですから、娘からしてみれば、自分で言ったことは自分で責任をもって実行しなければならない。
そのようになるのです。
甘えて予定よりも遅くなってしまったら、その原因を次週にフォローされるわけですから、手が抜けません。
でもそれは、自分のためですからね。
自分の学歴のために、周りが協力しているのですから、あとは自分がやるだけなんです。
■数ⅠAと数ⅡBの時間配分
ミーティング前から、娘の中では、受験勉強もやらないといけないけれど、次の中間テストの勉強もやらなければならないと感じていたみたいです。
まあ、私が横から言っているというのもありますが、これまでだったら、私が焦らせるという立場でした。
けれども、今回は、娘が講師の先生と勉強時間の相談をしなければならないので、自分で考えなければならなくなったのです。
具体的に書くと、受験勉強のためには、数学ⅠAの青チャートを進めなければなりません。
けれども、次の学校のテストの範囲は数学ⅡBの範囲なんです。
まだ高1なのに数学ⅡBに入っているのか?って話なんですが、公立高校ですが、進学校なのでスピードが速いみたいです。
これがまた娘を焦らせる要因になっているんですけどね。
私からすると、ようやく焦ってくれるようになったかと思っているくらいです。
先生との相談内容は、1週間の勉強時間で、数学ⅠAと数学ⅡBをどのような時間配分で勉強していくのか?
ここが相談の焦点になっていました。
そして、娘と講師との話し合いで出した結論は、こんな感じで決まったそうです。
■受験勉強を取るか、中間テストを取るか
受験勉強のための数学ⅠA、次回の中間テストのための数学ⅡB、どちらをどのような配分で勉強することになったのか?
ミーティング1時間で出した結論は、「数学ⅡBに全振り」するということでした。
なるほど!
その理由は、次回の中間テストは数学ⅡBの第1・2章が範囲になるだろうという予想なのですが、1週間に1章進めるのが限界という判断で、とりあえず1週間で第1章を進めようという話に収まったそうです。
今回の第1章の問題数は全部で34問です。
例題と練習がありますから、これを34問やるだけでも実は1週間ではキツイんですよね。
特に数学ⅡBの初対面問題ですから。
青チャートでいうコンパス1~5までを全てやるという話になり、この1週間はこれをやるってことで決まったそうです。
うまく行けば、次週に第2章をやり切り、再来週にエクササイズ問題をやるという話になったそうです。
さて、上手く行くでしょうか、楽しみです。
娘って親の私が見てて思うのですが、やると言ったらやるんですよね。
根が真面目というか、自分で決めたらやり切るのが娘の性格です。
だから、たぶん、先生と第1章の34問をやるって決めたからには、おそらくやり切るでしょう。
きちんとできるか、できないか、それは関係なくやり切ると思います。
今の娘には、お助けツールがたくさんあります。
青チャートを選んでいる理由は解説動画があるからです。
分からなければ解説動画を観ます。
それでも理解できない途中計算などはChatGPTを使うでしょう。
これでもまだ理解できない場合は、おそらくmanaboを使って質問するでしょう。
なので、何とかやり切る方法はあるんです。
あとは、自分で計画を立てて、1日何問解くのか、最初から飛ばすのか、日曜日にあがくのか、そこが見どころです。