なんでも道しるべ

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キャッシュレスの普及率は低いが、普及すると課題となりそうな事を挙げてみた

世の中、キャッシュレスに進みつつありますが、とても気になることがあるので、本日はそのことを書きたいと思います。

現金派ですか? それとも、キャシュレス派ですか?

そのような質問がメディアでも取り上げられるようになりました。

今の時代に全て現金支払いしている人はいないでしょう。

実際に、水道光熱費や通信費などは銀行引落が多いでしょうし。

キャッシュレスというものを指す際は、「店に行って買い物をする場合に、現金で支払うか、クレジットカードや電子マネーで支払うか」ということになります。

■キャッシュレスで買うと、自分の物になった気分になれない?

私自身はキャッシュレス派です。

理由は、①現金を出したりするのが面倒、②ポイント還元があること、③クレジット明細で簡易家計簿になること、などが理由です。

逆に現金派の人は、「クレジットなどで買い物をすると買った気分になれない」という意見や、「クレジットカードは使い過ぎが怖い」などの意見があります。

クレジットカードを使うことで、使い過ぎになってしまう人は、自制心が無い人なので、たとえ現金であったとして、使い過ぎると思いますがね。

「クレジットで買い物をすると買った気分になれない」というのは、言い換えると、「自分の物になった気分になれない」ということです。

これは、ローンで買い物をする時も同じことが発生します。

例えば、家や車などの高額な買い物をキャッシュで一括払いする人はほとんど居ないと思いますから、金利を含めたローンで分割払いすることになります。

それによって、自分の物になった気分にならないというのでしょう。

まあ、実質的には、家などの場合は担保設定されていますし、自分の物ではないというのは事実ですね。

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ただ、自分の物にならないといって、お金が貯まるまで待っていたら、それこそ、その物を使う期間が短くなります。

家をキャッシュで購入しようとすると、数十年もお金を貯めなくてはいけませんから。

もう一つの懸念点は、インフレが起きるということです。

一生懸命お金を貯めても、インフレが起きて、物価が上がれば、現金の価値は目減りするので、いつまでたっても到達しないことになります。

現金派、キャッシュレス派から少し話が飛躍してしまいましたが、結局、現金派というのは、貨幣価値に重きを置きすぎている可能性が高いです。

「1万円札が好きすぎる」のです。

お金持ちは紙幣に何の価値も覚えないらしいですから、お金持ちになりたいのなら、現金主義から離れない限り難しいでしょう。

■キャッシュレス決済で気になること

さて、話を戻して、買い物の際にキャッシュレスで払うことについて、気になる点です。

キャッシュレスは店側にとってのメリットは、「偽札防止」や「おつりの間違い」などがあると思いますが、一番のメリットは「会計の迅速化・省人化」だと思います。

そのためにキャッシュレス決済費用をかけて、キャッシュレス機能を導入していると思います。

私が気になる点としては、キャッシュレス決済に時間がかかりすぎている点です。

時間がかかると感じるのは2箇所。

1つ目は、キャッシュレス決済端末がレジとは別にある場合で、金額を打ち込んだり、センターへの問い合わせに時間を要したりすることで、全く早い決済になってない感じがすることです。

2つ目は、レシートの発行の枚数が多く、店舗控えと客へ渡すものなどが何枚も発行されるので、そこに時間がかかっているということです。

もう一つ加えるなら、少額決済なのに、サインを求められるということです。

これらが組み合わさった場合、たった数百円の買い物をするだけなのに、非常に時間がかかりすぎます。

私としては、現金で払いたくないので、クレジット決済を言うのですが、逆に店員や後ろの客に迷惑をかけているような気がします。

■「レシートレス」と「電子マネー決済」は必要だと思う

キャッシュレス決済の社会が進むのであれば、一番改善してほしい点は、キャッシュレスと同時に「レシートレス」にしてほしいと思っています。

今は、スマホがありますから、レシートをメールで送ってくれるようなサービスにすれば、もっと早くなりそうな気がします。

レシートは返品などの時に必ず必要なので、受け取らない訳にはいかないです。

ただ、レシートの発行に時間がかかっていると、何のための省時間・省人化なのか分からないような気がしています。

もう一つの別端末型の問題については、キャッシュレスが進めば、レジを新しくするときに、付属機能が付いたレジを導入することを検討されると思いますので、あまり心配していません。

ただ、数百円でサインを求められたりすると、かなり時間がかかるので、やはり電子マネーの決済というは必要なのだと思います。

■キャッシュレスの普及率が低い

キャッシュレス決済を進めるには、普及率などのハードルが非常に大きそうですが、普及してくると今回挙げた気になる点などの問題が出てくると思います。

特に、中途半端なキャッシュレス対応のレジだと、100円の買い物でもクレジットを通して、サインを求められ、レシートを何枚も渡されます。

店はそんなことで良いのだろうか?と感じるのですが、店の都合なので仕方ありません。

それでも現金で支払っている人が多いのが事実です。まずはそこからスタートですね。