週末に様々な株式ニュースやYouTube動画を見て、自分自身のポートフォリオを考えなおしました。
今のこの相場状況ですが、ポジションを完全に現金にするというのは悪手だということは分かります。
けれども、何もしないでただ単にポジションを維持しておくというのも何だか芸がないような気がしますし、何よりも、もしかするとリセッションが起きるかもしれないという相場状況ではリセッション懸念で調整や下落相場であっても、我慢するのではなく、楽しく買い付けをしていきたいという気持ちもあります。
ですから、そのようなポートフォリオというか、ポジション整理をする必要があると思っています。
もちろん、旧・新NISAのポジションを触るつもりはありません。
せっかくの非課税枠なので、このポジションは維持したいと思っています。
少し触ろうと思っているのは、特定口座で買っているレバナスETFのポジションです。
不幸中の幸いなのか、ちょうど良いくらいに、今はプラスが少しだけ乗っている状況です。
あとNASDAQ100が2~3%くらい下げると、レバナスは2倍で動くので、それでプラマイになるような感じになっています。
ざっと、この1か月間の下落で、20%以上が下落した形になります。
せっかくのポジションなのでもったいない気もしますが、マイナスになった時のメンタル維持がやばいですからね。
楽しく投資を続けるには、一旦引くというポジションも必要だと思っています。
それに該当するのがレバナスのETFということです。
■下落相場対策のポートフォリオ見直し
現在のポートフォリオのグラブを作ってみました。
一時期よりも資産が減ってしまいましたが、それでも投資可能な資産というのはまだそれなりに構築できています。
これまではETFでまとめて整理していましたが、今回、ETFからレバナスETFを取り出してみました。
現状は5.8百万円くらいのポジションで、割合としては23%あります。
これを一旦売却するとどうなるか?
それが下記の円グラフになります。
レバナスETFのポジションをキャッシュポジションに変えると、待機現金は1.1百万円となり、全体の45%に引きあがります。
あくまで私の考えですが、もしリセッション懸念が広がってくると、やはり4月の調整のチャートを超えるような下落になるかな?って思っています。
当たるかどうかはもちろん分かりませんが、もし当たってしまった場合に、指をくわえて相場を見て、我慢するのはしたくないなと思いますし、最悪40%調整とか、50%調整とかの可能性だってあるので、リスクを考えると、少し投資ポジションを落としておくのは必要かなと思っています。
とはいえ、ほとんどをキャッシュポジションにしてしまうと、稲妻が発生した時に損をする可能性だってあります。
したがって、旧・新NISAを中心とした投信のポジションは動かす気はありません。
もし想定外に反発したとしても、投資ポジションは55%ありますから、それで上昇を取りに行ければと思っています。
これはあくまで、投資を長くやるためのリスク回避の手段です。
機会損失を考えると、投資ポジションをいじらない方が良いのですが、やはりこれから20年も30年も投資を続けたいのであれば、退場していまうことだけは避けなくはいけません。
■リセッションが来たらどうなる?
利下げ遅れ懸念、AIブーム終焉懸念、そして、リセッション懸念、今の相場は何かと懸念が多いです。
我慢をして、次の上昇相場に備えるというのも一つの方法ですし、私もそうしようかと思っていたのですが、やはり、もしかして大きな下落がこれからも来るのなら、それの準備は必要かと思うのです。
リセッション時のS&P500の下落率は20%や30%以上あるらしいです。
いまはまだ6%程度の下落なので、これからまだまだ下げる余地は残っています。
そうなると、よりボラティリティの大きいNASDAQ100はもっと下がると思うんですよね。
その対策が必要かなと思っているのです。
せっかくの下落相場なので、新NISAなどを考えた場合には買い増しをしていきたい気分です。
まだキャッシュがあるので、別にフルインベストメントにするのなら、その待機キャッシュを使えばよいのですが、リセッションになってしまうと、1年くらいの停滞は覚悟しないといけません。
それが先週の金曜日の雇用統計の結果により変わったのかなと思っています。
ソフトランディングが出来そうって話で、このブル相場は進んでいましたが、もしハードランディングになるのなら、痛みはこれからも発生しそうです。
その時に辛い気分にならないように、今は少しキャッシュポジションを高めておく必要があると思っています。
もちろん、下落するたびにしっかりと買っていきますよ。
投信の積立投資に関して緩める気はないですし、ETFも上手に使って、各セクターのETFやレバナス、レバレッジS&P500などにも手を出していこうかと思っています。
兎にも角にも、まずは、レバナスがプラマイゼロ付近で売却することがスタートになります。
それまでに反発したら、ちょっと話は変わりますが、今の相場状況だと少し反発しても騙しになりそうな気がするので、常に売却姿勢で相場を眺めていきたいと思います。