なんでも道しるべ

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【市内統一テストの結果】三者懇談で先生が直接結果シートを返却する意図とは?

そういえば、三者懇談の時に、市内統一テストの結果が返ってきました。

いつもは授業中に返すのが普通なのですが、なぜ三者懇談中に返却するのか。

答えは簡単です。

みんな点数が取れていなくて、結果シートを親に見せないからです。

授業中に返却しても親まで到達しないので、三者懇談で先生が直接返すってことにしたのでしょうね。

それほどまでに統一テストは点数が取れていない生徒が多いということです。

まあ、統一テストはこれまでの全てが範囲になっており、ほぼ実力テスト的な位置づけなので、勉強しない人が大勢います。

というより、範囲が広すぎて、勉強の仕方が分からないというのは正直なところかもしれません。

けれども、入試は定期テストと違って範囲が決まっているわけではありません。

このような統一テストで、いま点数が取れていないということは、中1~中2前半で穴があるということです。

これを潰しておかないと、後から非常に大変なのは言うまでもありません。

■5科平均で目標95点以上には届かず

娘には、この統一テストで、5科で95%以上を取ってくるように言っています。

なぜ、%なのかというと、この問題は配点が決まっているわけではなく、正答率で結果が出てきます。

なので、基礎基本であっても、応用であっても、同じように正答率で判断されます。

といっても、応用問題なんてほとんどなく、基礎基本で構成されている問題なので、この問題は高得点が取れないといけません。

けれども、定期テストと違って、何が出るか分からないから勉強が非常に辛いのです。

結果は下記のとおりでした。

本来は正答率の%で、小数点以下一桁まで出てくるのですが、分かりにくいので整数の点数にします。

英語 100点
数学 88点
国語 84点
理科 92点
社会 93点
5科平均 91.2点

平均で95点以上を目指していたのですが、結果としては91.2点でした。

順位は出ないのですが、度数分布グラフが出ているので、それでおおよその順位が分かります。

平均95点以上の生徒はほとんどいないようで、おそらく一桁人数しかいないです。

90点以上の生徒が約150人くらいでしょうかね。

娘は91.2点なので、おそらく、120~130位くらいになると思います。

まあまあと言いますか、塾の模試テストの順位とほぼ変わりません。

地域の公立トップ校に受験すると、今の実力では同じような順位なので、これが娘の実力なのでしょうね。

■国語と数学の克服はこれまでと同じ

この結果は非常に分かりやすいです。

娘の苦手な教科がそのまま出て、得意な教科もそのまま出ています。

実際に、国語と数学が苦手なので、点数としては80点台、英語は得意なので100点が取れています。

学校の先生からは良い所も褒めてあげて下さいと言われましたが、私は英語の100点はスルーしていました。

国語の84点が気になって仕方なかったので、娘と何で間違えたのかというのをその場で確認していました。

結局は、古文です。

古文の短歌で点数を落としているので、今やっている古文単語の勉強を継続しなければなりません。

これが娘のやるべき勉強内容です。

■数学と英語の分布が深刻すぎる

受験者全員の度数分布グラフを見ていると、点数がバラついている教科と正規分布に近いようなグラフを示している教科に分かれています。

想像どおり、数学や英語、理科という教科は点数が非常にバラついており、山を形成していません。

対して、国語や社会は山ができています。

いつもそうですが、国語は平均点が高く出やすいので、山の形がまだ点数が高い方にシフトしています。

けれども、社会は平均点が低かったので、山は点数が低い方向にシフトしていました。

そのような教科に対する違いが見られます。

特に英語と数学は深刻だと思います。

70点や80点を取る人と、20点や30点の人の人数が変わらないのです。

山なんて全く形成されていません。

先生が直接親に結果を返却したくなる気持ちが分かります。

この冬休み中に克服しておかないと、おそらく勉強する時はないでしょうね。

先生がこれだけ真剣に返却タイミングを計っても、勉強しない生徒は勉強しないです。

これは昔も今も変わりません。

そして、受験直前になったら慌てるのですが、今は私立高校でも学費の補助が出ますから、焦っている家庭は少ないでしょうね。

私立でも構わないと思っている親は結構いると思いますから。

このような諦めている家庭は仕方ないのですが、娘の場合は、これはこれで真剣に取り組まないといけません。

けれども、これの復習をやっても実力はつきません。

きちんとやるべき勉強をすることで、基礎基本の見直しも並行してできることになります。

冬休みの時間の使い方が中学2年の勝負です。