なんでも道しるべ

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【受験教科と配点】目標大学・学部が決まれば、何を勉強して、何の学力が必要なのかが見えてくる

行きたい大学・学部が決まると、とても頭がスッキリします。

いま、娘は中学2年ですが、4年後の大学入試で何の教科を受けるのかが決まりますからね。

高校入試はあくまで通過点であり、4年後の入試に向けた勉強をするべきだと思っています。

中高一貫校の生徒は、高校入試がありませんから、6年間で大学入試対策を立てることができます。

このアドバンテージは大きく、特に数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲの勉強は、先取りをしないと現役合格には間に合いません。

高校受験組は中3で高校入試の勉強をする必要がありますから、この1年が非常にもったいないのです。

本当なら中学3年間分を遅くても1年半~2年程度で終わらせて、中3になる前、もしくは、なった時には数Ⅰ・Aを学習しておいても速すぎることはありません。

こればかりは文句をいっても始まらないので、高校受験の勉強は仕方ないとして、しっかりと勉強して、数学や英語以外の国理社の学力を付けておくことがアドバンテージになり得ます。

特に国語、国語が文理問わず必要になりますが、最も対策が遅くなりがちで、さらに勉強時間も英数に比べると殆ど取れないです。

そうなると、中学生の段階での国語の地頭というのが、大学受験では大きく影響を与えると考えられます。

高校受験組はいろいろと損することが多いのですが、受験という緊張感とそれに向けた準備を逆に利用することをしなければならないですね。

■理系だけど点が取れない教科と配点

娘とは目標にしたい大学と学部が決めたのですが、その大学の入試科目や配点などをよくよく調べてみると、勉強するべき教科や分野がとてもハッキリしてきました。

目指す大学の配点比率を見ると、理系なので、英語:数学:理科:国語:社会が5:5:5:3:2となっています。

さらに共通テストが合否に含まれるのは、英語と国語と社会のみで、数学や理科は二次試験の得点しか加味されません。

もちろん、二次試験受験者の足切りには共通テストの得点は利用されますから、共通テストがボロボロでも良いという訳ではないです。

社会は共通テストの100点がそのまま反映されますが、英語と国語は200点満点が50点に圧縮されます。

これもなかなか難しい判断で、50点に圧縮されるとはいえ、足切りにも利用されるので、共通テストでは8割以上は確実に取らないといけないです。

けれども、圧縮されるので、共通テストに全振りするのではなく、あくまで二次試験勝負となります。

勉強の方針と対策は非常に難しくなると感じました。

■勝負は英数理なのは間違いないが

そして、肝心の理科ですが、これが面白くて、共通テストは物理が必須で、生物と化学が選択になります。

けれども、二次試験の教科は物理と化学なのです。

そうであるなら、共通テストのためだけに生物を勉強するなんてアホらしいので、みんな物理と化学で共通テストを受けるだろうって思いますよね。

結局、理科では差が付きやすい物理と化学が教科だということです。

それだけ学力が均衡している人達が受験しにくるのだということですね。

配点からして、英語と数学と理科の3教科で7.5割分です。

残りの国社で2.5割分なので、勝負は英語と数学と物理と化学であることは間違いありません。

けれども、国語と社会で点数が取れると、それは有利になるということです。

さすが、難関国立大学の制度だなと思いました。

受かるためのテストではなく、いかに落とす人を決めるテストかということです。

点数が取り難い教科を中心としているところが、理系学部とはいえ、なかなか凄いです。

■中学生のうちに意識しておくこと

娘と話しているのは、とりあえず、高校受験が終わったと同時に数学の先取りを開始するということです。

そして、高校では英語・数学・物理・化学の勉強を中心にしなければならないので、中学の段階でも物理と化学の分野で苦手を作らない、分からない部分は中学のうちに解決しておくという話をしました。

そして、どう考えても、国語と社会の勉強は後回しになるので、中学生のうちに国語の学力を上げておくことです。

社会に関しては、娘は日本史が好きなので、ここは迷うことがなく、日本史一択になると思います。

中学生のうちにやるべきことは決まりましたし、高校受験が終わったと同時にやるべきことも決まったなという感じです。

高校受験はあくまで通過点、どこに合格して進学しようが、やるべきことは変わらないです。

親の私として、最近、調べないといけないなと思っているのが、TOEFL-iBTに関してです。

娘が希望する英語コースに行くためには、TOEFLで80点が目安とされています。

これはおおよそ英検準1級と同じレベルとされていますが、とはいえ、準1級に合格できて、いきなりTOEFLを受験したからといって、80点が取れるわけではないので、徐々に受験準備をしておかないといけません。

けれども、TOEFLスコアの有効期限は2年間ですから、大学入学時に必要となるなら、高2~3で受験が必要になります。

高3は忙しすぎるので、高2の段階で受験させてあげたいなと思っており、それを少しずつ調べていっています。

とはいえ、TOEFLは高いです。

1回の受験で2万~3万円くらいしますから、そう簡単にお試し受験っていうのも難しいです。