なんでも道しるべ

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【帰国子女はレベチな解き方】コミュニケーション英語でも十分に入試問題が解けるけれど・・・

中学2年の娘は、小さい頃から英語をやっています。

英語をやっているというか、乳幼児期なので、親の私がやらせていたというのが正しいかもしれません。

これからの時代、英語をコミュニケーションのツールとして必須な時代になるのは、ほとんどの人が分かっていました。

けれども、何をやったらよいか分からない、そのような思考停止状態で、結局は学校任せという家庭が大半だと思います。

今では小学校から英語授業が必須になり、小学5年生から評価が付くようになりましたが、娘の時代はまだまだ中学生からの英語でした。

私が中学英語で苦手になってしまった失敗経験から、中学からの英語だと危ないと思っていたのです。

それが娘に乳幼児期から英語をさせるようになったきっかけというか、私の想いです。

最近、ネットのブログなどを拝見していると、早期英語は入試英語に障害があるような記事が多いです。

まあ、塾の宣伝なので、そのように悪を作ることで、自らがやっていることを肯定していく手法なのですが、私からすると笑ってしまいます。

コミュニケーション英語が入試英語の障害になんてなるわけないです。

実際、障害になっている事例があるから、そのような考えになっているのだと思いますが、私から言わせてみると、障害になっている人の早期英語はほぼ中途半端な状態です。

やっているつもりでも、それじゃやっているうちに入らないよって言うくらいの英語教育なのです。

具体的にいうと、週に1回や2回の英会話教室に通って、英検を4級や3級に合格しているくらいの小学だと、ハッキリ言ってたいしたことありません。

これで、早期英語、英語子育て、が成功しているなんて思うこと自体があり得ないのです。

こんなレベルで「英語をやっていました!英語は得意教科です!」なんて言うから、そのような塾にバカにされるのです。

■入試問題は3回読めば解ける

最初に結論を言いましょう。

私がコミュニケーション英語で十分に戦えると思っている理由は、帰国子女の生徒が全く日本の英語文法を習っていなくても、MARCHレベルの入試問題であれば、雰囲気で解けてしまうからです。

これは、日本の中高生が学習する文法を全く知らなくても、3回読んだだけで、穴埋め問題であれば、「こんな言い方はしない」、「これは使う表現だ」という雰囲気で文法問題が解けてしまいます。

もちろん、完全な英語学習をしていないし、そもそも帰国子女は日本語が苦手ということがありますから、難しい英文法を難しい日本語訳に変えるのは非常に苦労するみたいです。

なぜなら、英語は英語で理解してしまうからです。

そのような日本語訳の問題は一部苦労してしまいますが、それ以外は雰囲気で解けてしまう。

これがコミュニケーション英語を極めた人のレベルなのです。

入試英語を英文法・解釈・構文から読んでいる限り、それは入試に対応した英語スキルであって、実際のコミュニケーションには繋がりません。

それが、私が考えている英語教育です。

娘自身も、今は英検準1級の対策をしていますが、英会話に準1級の知識は全く必要ないと言います。

そんな言い方しないし、そんな表現はしないと言います。

それでも十分に会話は成り立つのです。

けれども、日本社会は学歴社会であり、英語入試で高得点を取れる人が勝ち組です。

その層に入るためには、英語を単語・文法・解釈・構文から極めなくてはならないというわけです。

決して、早期英語、幼児期英語、英語教育が無駄なんてことは全くないです。

■文法問題はコミュニケーション英語で解けてしまう

先日、英語教育系ユーチューバーのチャンネルで、帰国子女の学生に、入試問題を解かせていました。

ユーチューバーの先生は、問題を英語教育的な考え方で解いていますが、帰国子女の解き方は全く違います。

英語を当てはめて何回か読む、それが自分にとってしっくりくるか、来ないかで回答していくのです。

それでも、十分に正解は取れています。

TOEIC満点のユーチューバーの先生もビックリです。

英文法のルールを知らなくても解けてしまう、これが帰国子女の力だと言っていました。

私が娘に目指してほしいのはこの力なのです。

英語を英語で解いていく、これこそが真の英語力だと思っています。

けれども、先ほどにも書いたように、入試の英語問題はそれだけでは対応できないようになっています。

きちんと文法や解釈を知らないと解けない問題が散らばっているのです。

その時は、その勉強をするまでです。

全ての問題を日本語主体の解き方をする必要はないのです。

■生の英語をYouTubeで聴く習慣

娘にとって、今の英語学習で何が必要か、それを常に私は考えています。

もちろん、学校や塾で学習する英語は必要だと思います。

でもそれだけでは、全く日本語寄りの英語学習になってしまいます。

日本に居ながら生の英語を取り入れる方法を考えた結果、今までは海外映画や海外ドラマでしたが、これからは海外ユーチューバーのチャンネルではないかと思ったのです。

生の英語を聴く絶好のチャンスがYouTubeには転がっています。

それを探していくのが私の責任だと思っています。

一つ、面白いチャンネルは見つけました。

モデルの人のチャンネルなのですが、第二言語が英語で、今は韓国で仕事をしている人です。

娘に見せると、奇麗な英語を話していると言っており、モデルの人なのでVLOGがとても面白いらしく、コスメや化粧の方法などを楽しく観ています。

YouTubeのサービスで自動翻訳が付いているみたいなのですが、めちゃくちゃな日本語みたいで、これは変すぎるって言っていましたね。

まあ、何よりも楽しい英語チャンネルで、生の英語を聴くというのを習慣づけるのは良いことだと思います。