パウエルさんの議会証言は、特に何も大きな発言も無く、利下げはやりそうな感じだけど、利上げも完全には排除しないみたいな感じだったそうです。
今日の夜も、引き続き下院で話をされるみたいなので、ここで少し踏み込むのか、それとも、上院とほぼ同じ話で終えてしまうのか、ここが焦点だと思います。
話しぶりからは、7月利下げは完全になくなったという感じだったようで、市場の関心は9月に利下げをするのか、それとも11月になるのか、そこかなと思います。
とはいえ、パウエルさんも利下げが遅くなると労働市場への影響が大きくなるという言い方をしていたみたいなので、今年の利下げはほぼ確実っぽい感じがしますね。
あくまで、インフレがここからも落ち着いた場合だと思いますが。
ここから、平均時給やPCEデフレーターが上昇するようなデータが出てくると、ちょっと雰囲気は変わるような気がします。
そんなことを言っているうちに、次の四半期決算発表が始まりつつあります。
業績を見ながら、さらにFRBの動きを見ながら、そして経済指標の結果を見てということで、投資家は忙しい毎日になりそうです。
■積立は止めない
毎日更新している投資信託の収益です。
月曜日はヨコヨコだったので、収益は円安分の若干の上昇となりました。
今は移動平均線からの乖離が大きいので、ヨコヨコの状況というのは悪くありません。
下手に下げる調整をしないだけ、やはり相場が底堅い感じがしています。
円建てで投資をしている日本人からすると、今は株価も好調で、円安も高止まりしているので、ここは追撃入金ポイントではなく、じっくりと積立をするタイミングだと思っています。
逆に、たとえファンドの基準価額が高くでも積立は止めないことですよね。
止めてしまうと、再開のタイミングを模索しなければならなくなります。
止めなければ、再開を考えなくても良くなります。
積立は良い時も、悪い時も、気分を買えずに投資できることで、ドルコスト平均法の恩恵を享受できるので、今こそこの投資法が有効だと思っています。
下がった時に、積立金額を上げられるほどの資金余裕が欲しいところなので、しっかりと種銭を稼ぐことの方が今は大事なのかもしれません。
■インデックス投資は暇なんです
今週の米国市場は、パウエルさんの議会証言が2日間、そして、CPI、PPIの指標発表が相次ぎます。
パウエルさんはすでにCPIなどの数値は知っていて証言していると思いますから、木曜日からのCPIなどの発表は、あまりネガティブサプライズは無いのかなと思っています。
どちらかというと、市場が利下げを期待しすぎて株価が急上昇しないように、パウエルさんはあまり踏み込んだ話をしていないのかな?と思うくらいですからね。
パウエルさんって市場の反対のことを言うのが多いと思っています。
指標が悪い時は、景気は悪くない、今後利下げが出来るみたいな言い方をしますし、指標が良い時は、利下げに必要なデータがそろっていないみたいな言い方とします。
世界中が注目している発言ですからね。
うまく話をしているなぁって、いつも感心しているくらいなんですよね。
私の投資方針は変わっていません。
今は、積立投資は最低の積立金額でずっと行っています。
チャートが下がってきたら、積立金額の増額をしていこうと思いますが、株価も為替も天井付近なので、何もできない状況が続いています。
インデックス投資は結構暇と言いますが、本当に金額をいじれない状況だと暇で仕方ないです。
買うこともできなければ、売ることもできないですからね。
先日にポジション整理をして、細かいファンドは売っちゃいましたから、今は何もやることがないです。