先日、ライブ配信アプリの内情を暴露しましたが、本日は続きを。
教育系や投資のブログなので、それに通じる内容にしたいと思いますが、ちょっと愚痴っぽくなってしまうのが嫌ですね。
前回の記事でも書きましたが、このようなアプリや職業(職業と言えるかどうか分かりませんが、どちらかというとバイトやパートの分類かと)に関係するような職業に娘には就いて欲しくないなという気持ちがあります。
IT関係の企業は右肩上がりですし、今後もこのような情報通信に関係する仕事が増えてくると予想はしていますから、IT企業に就職すると自分の意に反してこのような仕事をする可能性も出てきますが、就活前にはきちんと調査する必要があると感じます。
私が記事にしている企業は大手のIT企業であり、皆様も絶対に知っている企業ですが、このようなアプリを制作運営しているとは知らない人は多いと思います。
そして、このようなサービスであり得ないお金が飛び交っていることを知ると、ちょっと引いてしまうと思います。
このような企業が、いくら業績が良くても投資しようと思いませんし、これによって多数の人がお金を失っていくのを知るとちょっと悲しいです。
もちろん、ライバーを応援するためのギフト(アイテム)を投げるのは自己責任ですし、嫌だと投げなければ良い訳で、好きだからやっている人だけだと思いたいのですが、このような形でお金を稼ぐのはちょっとと思えてなりません。
もっと社会貢献になる使い方があるでしょうが、利益を追求するとそうなるのでしょうね。
まあ、企業ですから、売上、利益をあげることが宿命ですから、当たりまえの仕事への取り組みではあるのですが、業務に就いている人はどう思って仕事しているのかな?と思えてなりません。
ギフトを大量に投げるリスナー、ギフトを大量に要求するライバー、をバカだなと思っているのではないでしょうかね。
■時給に目がくらみ、この世界に入ってくる人
第一に言いたいことは、このようなライブ配信アプリのライバーをやって稼ごうと思っている人は、学歴が低い、頭はあまり良くない、リアルでコミュニケーションが取りにくい人が多いように感じます。
学歴が高く、賢い人は、いくら上位ランクになって時給が高いといっても、このような仕事はしないです。
なぜなら、時給が高くなるのは、他人に比べて自分が上がらないといけないということ、席と人数が決まっているので、確実に自分が上がるためには誰かを落とさないといけないこと、また、永遠に椅子取り合戦が繰り返されること、そして、自分がしんどい時に誰も助けてくれないし、ランクが下がっていく事実に指をくわえて見なくてはいけないことがあります。
自分にどれだけの自信があるのか分かりませんが、このような競争に自ら入っていく気が分かりません。
おそらく、時給に目がくらんで、ライバー事務所などの口車に騙されているのだと思いますが、それこそ騙される方が悪いのかもしれません。
説明会に500円がもらえるからと参加して、ライバー登録させられて、自分よりも容姿の劣る人の映像を見せられて、自分でもやれるという安易な発想が起きるのだと思いますが。
なので、ライバーは3ヵ月以内に半分以上の人が辞めるようです。
まあ、当たり前ですね。
時給1000円以上になるランクになるためには、リスナーから毎日2~3万円のギフト(アイテム)を投げてもらう必要がありますから、素人がそんな簡単にお金を集められる訳がありません。
簡単に稼げると思ったら大間違いです。
■私だったら「さくら」を準備します
このランクとギフト(アイテム)の仕組みですが、一見、ライバー同士で争っているように思えますが、私が運営側であるなら、確実にさくらを準備します。
さくらが居て、応援ポイントを無駄に上げることをすれば、それに乗ってくるライバーや、そのリスナーが必ずいるからです。
それが収益にほとんどなるのですから、私が運営するなら、誰かにお金を渡してでも確実にさくらを準備します。
さくらを準備したらダメという法律なんてありませんし、企業が運営する単なるサービスですから、自分でルールなんて作り放題ですし、さくらがバレることもまず確実に無いですね。
そんな事実があるのにも関わらず、そこにハマってしまうライバーとリスナーの感覚が私には分かりません。
■飛び交っているお金が時給になっていない事実
時給で数千円もらえるようなランクになると、毎日、数万円から十万円前後のギフト(アイテム)が必要になります。
この還元率あり得ないです。
誰もが分かっていますし、ライバーだと確実に分かっていることなのですが、決して、この仕組みを口に出すことはできません。
言ってしまうと誰も投げてくれなくなるからです。
そして、それを隠すために、自分がライバーをやっている理由について、奇麗事を話し出すのです。
腹の中ではここで楽に稼ぎたいと思っているのにも関わらず、インフルエンサーになりたいだの、地元を盛り上げたいだの、リスナーを元気づけたいだの、嘘を並べるということです。
まあ、この嘘に騙されるリスナーが悪いのですが。
けれども、お金を持っているリスナーも徐々に貯蓄が減ってきて、数が減っているようなので、このような競争性とサービスももう少しで終焉を迎えそうです。
これまではコロナ禍で外に出れなかったので流行っていたようですが、みんなが外に出れるようになると、まずこのようなライブ配信にお金を使う人は減ってきますね。
そのようなサービスだということです。
ほんと仕事として関わらないことが大切です。