娘も遂に女子っぽく成長したことがありました。父親にとっては少し戸惑います。
昔、業務で一緒に仕事をしていたパート方から聞いた、「娘を持つ親の大変さ」を少しばかり感じました。
女子というのは、我々男には分からない感情で生活しているのだとつくづく思いました。
■先生で英語をやるかどうか決める娘…
現在、英検の準2級受験に向けての勉強として、教室に行っています。
その教室は、先生1:生徒2の個別教室です。
学校がある時の通常授業では、ほぼ1年間は先生が同じです。
先生が急に辞めたりしない限り、同じ先生が教えてくれるようです。
今はちょうど春休み期間ですので、特別講習という名の教室の春季講習があります。
まあ、教室の資金集めであるような気がしますが、教えている先生も春休みで大学も休みですし、弱点がある分野の補強ができるので、三者で良いのだと思います。
ただ、授業を受ける当の本人(娘)は複雑なようです。
今は英検の準備で通っているので、英語の授業しかしません。
学校があるときは土曜日しか通えないのですが、春休みなので平日も時間の都合が合えば行けますので、たまに行くようにしています。
ただ、いつも教えてくれる先生は、他の生徒の春季講習を見たり、先生自身も予定があったりするので、娘の都合に合わせてくれるわけではないです。
したがって、いつもの先生でない先生に教えてもらうケースがどうしても増えます。
先日、娘が、「いつもの先生でないと、発音が悪くて分からない」と言ってきました。
さらに、4月からは編成も変わるので、先生が替わる可能性があると伝えると、「先生が替わったら、英語やりたくない」とまで言い出しました。
■女子とはそんなものなのかもしれない
ふと、昔のパートの方のエピソードを思い出しました。
そのパートの方の娘は、当時は中学校に通っていたのですが、ある授業(記憶では理科だったような)の先生が大嫌いで、全く勉強しなかったようです。
担任の先生から呼び出されるということで、親はかなり大変だったようで、職場でかなり愚痴を聞かされました。
そういえば、娘もここまで酷くはないですが、同じようなことがありました。
2年生の時でしたが、2学期の英語の先生が好きでは無いようで、通知表が悪かったことがありました。
1学期と3学期は違う先生だったので、通知表の評価が全く違ったことを覚えています。
女子というのは、生理的に合わない先生だと、やる気が全くでないようです。
まあ、男子の場合は、きれいな先生の授業は真剣に勉強する奴とかもいましたから、同じような感じですけどね。
今回の娘の場合は、「この先生でないと嫌だ」ということでした。
なかなか、わがままな感じですが、無理して勉強させても、真剣に勉強しなければ無駄なお金を払うことになります。
一応、教室統括の先生には、それとなしに伝えておきました。
おそらく、4月からも去年度と同じ先生にはなりそうですが、女子に勉強させるには、このようなところにも気を使わないといけないということが分かりました。
■子どもは本やドラマからも表現を吸収する
バレエの習い事での一言もありました。
難しい技能を練習している時、先生からバレエの難しさを教えてもらっている際に、「簡単に出来てしまったら、練習しなくなるし、人生が面白くないよ!」と言っていました。
先生は苦笑で、「なかなか大人な一言やな(笑)」と言っていました。
聞いていた私も同じ意見でした。
娘はどこでこんな言い回しを教えてもらったのか?
最近、娘が難しい言い回しなどをしているところを見ると、おそらく、本やドラマなどから習得しているような気がします。
本というのは、自分の世界に入れるので、親と単に話すよりも、非常に幅広い人生観が養えるのだと思います。
やはり、本を読むことはとても良い事だと思います。
ただ、国語力は本を読むのが好きだというだけでは、伸びないと言っていました。
国語力とは『文脈力』なので、自分が伝えたいことをいかに理論的に話せるかということです。
親からの躾では難しい点だと思いますので、習い事の先生や、本などから吸収してほしいと思いますね。
■最後に
娘も女子に近づいてきているのかもしれません。
でも、私をあまり困らさないでほしいです。(笑)
しかしまあ、小学生の今なら全てを把握できるので、娘のわがままや要望などをできるだけ聞くようにしていますが、中学生くらいになると伝えてくれなくなりそうなので、考えていること自体を理解するのが難しくなるのかもしれないと思うと、悲しいです。
娘を持つ親としての悩みは尽きないです。お父さんだけかもしれませんが。