中2の娘が定期テスト週間に入っています。
毎回、テスト前日になると気持ち的に焦ってくるのですが、中1のⅠ年間で定期テストを何度が経験して、ようやくテスト前に慣れてきたような感じがします。
テスト前日の過ごし方は人それぞれだと思いますが、娘のテスト前日の勉強内容について記します。
前日に気分的に焦ってしまうのは仕方ないですが、大切なことは実際の勉強内容で焦ってしまわないことだと思います。
そのためには、実はテスト前日ではなく、2日前までの過ごし方が重要なのです。
■テスト前日に初見問題を解くのはあり得ない
まず、定期テスト前日に、問題集やワークを初見でやっていることはあり得ないです。
前日に間違った問題の3回目をやっているとか、最悪2回目をやっているのであればまだ分かるのですが、初見の問題の1回目を前日にやっているのであれば、それは学習スケジュールかやる気に問題があるとしか言えない状況です。
1回目というのは、自分が解ける問題と解けない問題を区別するための作業でしかありません。
そして、解けない問題をテスト本番までに解けるように練習するのが、テスト勉強となります。
ですから、前日に1回目を解いているということは、前日に自分の解けない問題が判明するという事態だということですから、あり得ないというのが分かると思います。
学校のワークや問題集をやっていない場合は、課題提出などがあると思いますので、やらなければ仕方ないと思いますが、本来はあり得ない行動だということを自覚して勉強するようにしましょう。
■テスト前日は復習に徹する
先程は、あり得ない前日の勉強について書きましたが、普通にテスト1週間~2週間前目から勉強している人は、前日になると、一度は問題集を回していると思います。
その場合、テスト前日にはこれまでやった問題の見直しに入ります。
ここで注意なのは、テスト前日に新たな問題集などには取り組まないということです。
前日になると、不安になり、急に様々な問題に手を付けたくなる気持ちになるものですが、先ほどにも書いたように、1回目は解ける問題と解けない問題を区別する作業ですから、前日に初見問題をやるというのは危険です。
ここは気持ちを落ち着かせて、今まで解いた問題の復習に入りましょう。
1週間~2週間分の問題となると相当の量になっているはずです。
一度解いたことがある問題は確実に正解できるように、前日は復習に徹することが大切です。
理想を言えば、前日までに3周やっているのが良いですが、複数の教科で大量の範囲を勉強しているので、前日に3回目や最悪2回目になっていても仕方ないと思います。
初見の問題でなければ良いと思いますので、しっかりと復習していきましょう。
■テスト前日は授業ノートや教科書も確認したい
テスト前日は、ワークや問題集の復習だけではなく、授業のノートや教科書に関しても目を通したいところです。
やはり、テストを作るのは授業をした先生ですから、授業ノートの見直しはかなりの意味があります。
この辺りは、入試や模試とは違ったところかもしれません。
王道の問題よりも、先生の色が出た問題になる可能性が十分にあり得るので、授業ノートで先生が強調している部分などを覚えておくのが重要です。
ここまでやるとなると、テスト前日はかなり忙しくなるというのが分かると思います。
ワークや問題集の復習だけでも膨大な量になりますが、加えて、授業ノートや教科書も見直し、さらに、複数の教科をやる必要があるので、テスト前日は復習だけで時間は終わってしまいます。
ゆえに、新しい初見の問題をやる時間なんて無いというのが分かると思います。
■解答を見ただけで問題が浮かぶようにしたい
ここで娘がやっている復習方法を一つご紹介します。
娘の場合は、ワークや問題集を2周か3周やっています。
最近は問題集の量が増えているので、2周しかできていないようですが、それでも必ず前日までには2周は終わらせています。
そして、前日の見直しでは、2回とも間違った問題を中心に学習していきます。
最初で正解した問題や2回目で正解した問題も確認はしますが、2回とも間違った問題は、本番で同じような問題に遭遇すると間違える可能性が高いということです。
ですから、2回とも間違えた問題を中心に確認していくことをしています。
また、ルーズリーフで解いていき、それらをバインダーに教科毎に綴っています。
初見や2回目で正解した問題は、問題文を見ないで、解答用紙だけで確認する方法も取っています。
これは、解答を見るだけで、どのような問題だったかとある程度記憶しているからです。
複数の問題集をやったり、2回問題を解いたりしていると、解答を見るだけでおおよそ質問内容を思い出すことが出来るようになってきます。
これが出来るようになると、前日の復習はかなりスピードアップできるので、授業ノートや教科書の確認に時間がかけられるようになります。
本日は、定期テスト前日の勉強法について書きました。
テスト勉強は1週間~2週間程度かけてじっくりやっていくものなので、前日にバタバタしているのはあり得ないことです。
テスト前日は初見問題には手をかけずに、復習に徹するということが大切です。