個人的には悩ましい展開になってきました。
昨日の米国株は新規失業保険申請件数が予想よりも下振れしたことから、8月の雇用統計が一過性ではないのか?という思惑からか、大きく反発して上昇しました。
9月の雇用統計までは失業率に関してはくすぶるのかな?と思っていたのですが、失業保険申請件数で代替してしまうとは、やはり株式市場は先に先に織り込んでいきますね。
今日の上げの材料はこれしかありません。
なので、どれだけ買いたい人が多かったか、売りを仕掛けていた人が手仕舞いしたか、これらの相乗効果によって上昇したことになります。
問題はチャートです。
実のところ、今日の爆上げでも、先週金曜日の雇用統計結果からのチャートには下髭しか触っていません。
そういう意味では、失業率ショックを払拭できているチャートにはなっていないんですよね。
まあ、日本市場の下落ショックも米国には波及していますから、日本市場が大幅反発しないといけないのかなと思いますが、昨日の反発を受けて、今日の相場は大きな注目になってきました。
先週金曜日から一週間が経過して、ここで失業率ショック、サームルールショックを払拭できれば、米経済はまだまだ強いという認識となり、本格的な回復相場になるような気がします。
そこで、個人的に悩ましい点は、日本の暴落日にとりあえず避難させた特定口座のレバナスです。
これがまだ十分の一程度しか買い直しできていないので、これをどこまで買い直すか、ここが個人的な悩みになりました。
昨日の時点では、今後の上昇と下降は50:50のような気がしていましたが、昨日の上昇を見て、70:30くらいになってきました。
けれども、まだ3割くらいの可能性で下がると読んでいます。
いわゆる騙し上げ状態だということ。
こればかりは、人によって意見が変わると思います。
フォロースルーデーは下落から反発の4日目以降に出現すると言われており、昨日はまだ3日目だったので、フォロースルーデーにはならないのかなと思っています。
もしかしたら、今日の相場で最短のフォロースルーデーが出るかもしれません。
このチャートをどう捉えるかは難しいところだと思います。
■イーライリリーが好決算
投資信託の収益に関しては、いまだに20%の回復が出来ていません。
最高値の約50%の収益率から、まだ30ポイント以上も下振れしたままです。
なので、相場が回復基調になっているとはいえ、資産状況は変わらずズタズタな状況です。
難しいのは、このまま放置して見守っているだけで良いのか、それとも仕掛けていくのか、そこが判断の悩みどころです。
投資信託に関しては、何も触っていないので、収益率が最高値の約50%に向けて切り返してくれればそれで良いです。
ドル円はここから160円に向かって再スタートって感じではないですからね。
再度の最高値の道のりは遠いなと思いますが、株価に関しては少し回復の兆しが見えてきたのは良かったと思います。
あと、最近は、S&P500トップ10にも新NISA枠で積立投資しているのですが、軟調だったイーライリリーが好決算で急反発したのは嬉しいニュースです。
これまで新NISAはFANG+一択で積立投資していたのですが、問題児の下落などを見てきて、もう少しだけ業界の分散をしたいという考えから、トップ10にも投資を始めました。
ビックテックへの投資割合をあまり減らさずに、他セクターの銘柄を取り入れるには、FANG+にトップ10を組み合わせる方が良いのでは?という考えです。
トップ10は設定した時期が悪かったので、基準価額10,000円を切っていたのですが、回復してきそうな感じで良かったです。
■レバナスETFを少し戻します
今日は週末の金曜日です。
昨日の上げが騙しなのか、それとも、底を打って上昇していくのか、さらに、先週の失業率ショックを払拭できるほどの包み線での上昇になるのか、この辺りが要注目です。
そして、私個人としては、レバナスETFを一旦退避させていたので、退避分の五分の一程度を戻したいと思います。
全戻しするのはちょっと早いような気もしますし、まだ騙しの可能性もあるうえに、下落の可能性も残っています。
ここで全力というのはちょっとやりすぎのような気がするので、特定口座のETFに関しては慎重に行きたいと思います。
今回の大きな下落でレバナスの利益を取り損ねましたので、次回は取り損ねないように準備していきます。