なんでも道しるべ

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【大学入試の指定校推薦】大人の事情の指定校枠にしがみ付かず、自分の学力のためには一般入試?

いつも受験情報を手に入れているYouTubeのWakatte.TVが活動休止しているみたいですね。

数日前から動画がアップされていなくて、ちょっと心配していたら、他のチャンネルのユーチューバーの方が活動休止の話をされていました。

原因は採算性が悪いみたいな話をプロデューサーがしていたようです。

まあ、確かに日本中を走り回って、それなりに旅費や移動費用は掛かると思いますし、カメラマンや編集などを考えるとそれなりに経費がかかるのでしょうね。

けれども、最初は安くできていたはずですが、右肩上がりのチャンネル登録者数と閲覧数から、ちょっと期待してしまったところがあるのではないでしょうか。

その分、固定費がアップするようなことをしていたら、急に経営が厳しくなるのは目に見えています。

いつまでも右肩上がりが続かない、もしかすると下がることもある、そのようなリスクを持っておくことは必要かと思います。

リスクを想定しているからこそ、備えあれば患いなし的な動きができると思いますから。

今日はそれに関連して、大学入試の指定校推薦について書きたいと思います。

指定校推薦の是非は飛び交っていますが、私は入試以外の点が見逃されていると感じています。

その点を考えておくことが、実は何が最良かという判断になるものだと思っているからです。

■大学入試の指定校推薦

大学入試の指定校推薦については、使った者、使わなかった者、使えた者、使えなかった者、それぞれの意見で賛否両論が出ています。

私自身の個人的な意見は、制度なので、使いたい人は使えば良いと思っていますが、できるなら使わないに越したことはないと感じています。

その理由について説明しようと思います。

まず指定校枠に関しては制度なので、そのものを使うことは悪いことではないです。

一般受験に比べて学力が劣るとか、ずるいとか、そのような意見が飛び交っていますが、それ自体は事実かもしれません、制度を上手に使うのも一つのスキルであり、それを批判しても仕方ないです。

世の中には様々な権利や制度があるわけですから、それに一つひとつ文句を言っていたら、生活できないです。

自分は何を利用して、どのように生きていくかは、個人が自分自身で考えるべきもので、他人が何かをいうべきではないです。

それを主張できるのは、選挙の時であり、制度が問題であるのなら、それを改善しようとしている人に一票を入れればよい訳です。

それが民主主義なので。

話が大きくなってしまいますが、制度を変えることはできないので、制度自体に文句を言っても仕方ありません。

逆にそれをどのように有効に利用するかを考えた方が得策です。

■学力をつけるには一般入試を選ぶべき?

その中で、私個人的な意見は、指定校枠は使わずに一般入試で合格できる実力をつけた方が得策だと思っています。

その理由は、大学入試だけを突破するのには指定校枠は有用なのかもしれませんが、その後の人生を考えた場合に勉強はできた方が絶対に良いと思っているからです。

近いところでいうと就職活動です。

就活でも、実際にテストを受ける可能性もありますし、特に英語などに関しては、資格などで判断されることもあります。

したがって、勉強ができない、不得意だと、就活の時に苦労しますし、希望の就職に就けない可能性もあるということです。

また、仕事を始めても、実際に社内昇進には資格や検定などが必要になるケースもあり、勉強が大学受験で終わることは少ないです。

社会人になって勉強しなくても良い環境下の人は、それなりの職種なので、そもそも良い大学に進学する必要もないのですが。

したがって、入試の時さえ良ければ指定校枠を大いに使えば良いのですが、今後のことを考えると、しっかりと大学受験の勉強をした方が良いです。

なので、推薦が使える大学でも一般入試で突破した方が自分のためになります。

■大人の事情に振り回されるな

国公立大学になると、推薦の数は一気に減ります。

偏差値の高い国公立大学だと、推薦があってもAO入試くらいで、指定校推薦は無いというところも多いです。

使えるものとしては、AO入試と公募推薦くらいではないでしょうか。

今後は推薦の名前が統合するみたいなので、そのようになると、推薦の枠が増えるのか、減るのか、分かりません。

多様性から推薦から来る学生も欲しいという大学側の意見もありますが、それは一部であり、私立大学が多いという事実からは学生の確保が第一だと思われます。

大学としても、できるだけ学生を確保しながら、偏差値を下げたくないという想いから、特に私立大に関しては推薦枠を増やすという方法に走るのだと想像できます。

一般入試枠が少ないと、必然的に倍率が上がって、偏差値が上がるという仕組みですね。

国公立は学費が安く、特に理系には利点が多いですので、そのような推薦枠を増やさなくても優秀な学生が集まります。

結局は大人の事情で指定校枠が配布されていることを知っておくべきです。

制度は使えば良いのですが、最後は自分の能力に関わることをしっかりと認識して大学入試にトライしてほしいものですね。