なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに不定期に更新!?)

【一度付いた差はなかなか埋まらない】資産運用も日々の学習も毎日コツコツやることが重要である

私は結構、資産運用の話と勉強の話を同じように考えることが多いです。

感覚では、共通点が多いというか、同じように考えるとしっくりくるような気がするからかもしれません。

先週末の金曜日、米国の株式指数が大幅に上がりました。

さらに、週末の日曜日の朝には債務上限の引き上げ合意のニュースが流れたので、そのまま週明けも順調な気配を継続しているような感じです。

月曜日が米国祝日なので市場が開いていませんが、この流れを見ると、合意をするのは金曜日の段階である程度織り込みされていたのかな?と思えてなりません。

このようなニュースって、速報であったとしても、ニュースになった時点ですでに遅いです。

経済指標なんて発表時間に数値が公表される前にすでに動き出していますし、このようなニュースもネットニュースに出ていると、もうすでに数日遅いってことがほとんどです。

なので、私のような素人には情報が入ってくるのが遅いので、市場に付いていくか、誰かに運用を頼むのが良いってことですね。

この週末から週明けにかけて市場が良好そうなので、今保有しているアクティブファンドを一旦全部売却しようかと考えています。

2年程前に一括投資をしたのですが、これがなかなか辛い毎日であったのでして、プラスになっていたのは最初の半年と、今になってようやくです。

2022年年初から米国の利上げに伴う株式市場の調整が入り、その時に大きく負けたことから、円安になって為替利益が乗ったとしても、なかなか浮上できずにいました。

インデックスファンドと比べていると、調整時に付いてしまった差というのは、取り戻すには本当に難しいということが分かります。

この1年は、ほとんど変わらない感じで、たまにインデックスに勝つことがあるくらいです。

2022年の年初の差を埋めるには、これからも相当な時間を要しそうだなということを感じ、今回、利益が少しでも乗っているので、一旦リセットしようかと思っています。

■投資は時間をかけて

自分自身、20年近くは投資をやってきています。

個別銘柄を売買したり、投資信託を買ったり、AIファンドというものを買ったり、ETFも買ってみたり、そして、最終的にはインデックスファンドにたどり着いたという経緯があります。

商品としては、インデックスファンドを中心に、少し遊び程度で運用者に共感がある場合にはアクティブファンドも少し保有するって感じですが、資産運用をする場合、商品選びよりももっと大切なことがあります。

それは、「投資する期間」と「積み立てる」ことです。

投資期間は長い方がパフォーマンスは良いことが多いです。

日本市場の指数は同じ範囲を行ったり来たりしていますが、米国を中心とした世界市場の指数だと右肩上がりです。

もちろん為替の影響も受けますが、右肩上がりの市場に投資すると、長い期間ずっと保有しておけば、マイナスになる要素がどんどん減ってきます。

実際に、長く持っているものほど、利益が乗っているという感じになっています。

■定額積立が調整時に有効

加えて、積立をすることも大切です。

市場が右肩上がりの場合、積立投資よりも一括投資の方が利益は大きいです。

それは計算上でも分かりますし、感覚でいうと機会損失ということからも理解できます。

投資できる資産があるなら一括投資の方が利益は乗ります。

けれども、それは右肩上がりが前提です。

市場が波打っていたり、コロナや利上げの時などの下がる時があったりすると、それは逆の結果になり、積立投資の方が利益は乗ります。

でもそれは、定額積立をしている場合に限ります。

実際、市場がずっと右肩上がりになることなってほとんどなく、基本的にはどこかで調整をしながら上がっていきます。

調整の度合いも数日である場合もあれば、数ヵ月、長くて数年かかる時もあります。

そのような時に少しでも気分を楽に投資するのであれば、定額の積立投資に限るってことです。

これが、私が20年近く投資をやってきて分かったことです。

定額積立投資が気分を穏やかに資産運用ができるコツですね。

■一度付いた差を埋めるのは相当難しい

さて、冒頭で書いた一度付いた差を取り戻すにはなかなか難しい点についてです。

ファンドの比較でもまざまざと見せつけられていますが、これは子育て教育の学習面でも同じことが言えます。

大人になったら肌で実感すると思いますが、子どもの時の学力の差は、大人になってもなかなか縮みません。

日頃の勉強や受験勉強でも同じことで、一度付いてしまった差を埋めていくのは追いかける側は相当な努力が必要になります。

もちろん埋められないってことは無いと思いますし、実際に逆転合格っていうものは毎年起きているのですから、埋められることはあるでしょう。

それでも、前を走っている人も当然頑張っている訳ですから、自分が少し頑張ったからといって一気に埋められるものではないということです。

投資も勉強も毎日コツコツと続けることが大切です。

そして、一度差が付くとなかなか埋めることは難しいですから、差を付けられないように頑張って付いていく、このような意識が重要なのかなと思います。