なんでも道しるべ

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【食わず嫌いになってない?】「CFD」と「信用取引」の違いを3点紹介します!

自粛中のGWで暇なので、CFDの利用に向けて、デモ取引で遊んでいます。

CFDを知ってから、これはなかなか面白いと思うようになっています。

何が一番面白いのかというと、レバレッジの倍数を自分で自由に設定できるからです。

自由設定も、購入後に1倍~何倍まで変えることができるので、私の優柔不断な性格にはピッタリと思えました。

投資も相場や市場が目まぐるしく変わるのと一緒で、人間の心や気持ちも時々に応じて変わっていきます。

投資戦略はできるだけ固定した方が良いとも言われていますが、神様でもないので、心理が変化するのは仕方ないことだと思います。

でも、自分の置かれている立場や環境や仕事も変わっていくのですから、それに応じて臨機応変に対処していくのも一つの戦略かもしれません。

今日はCFDとよく似ていて、よく比較される信用取引について、CFDとの対比で考えてみたいとおもいます。

■最大レバレッジの違い

まず、先ほどにも少し示した「レバレッジ」についてです。

私の場合、CFDをGMOクリック証券で買おうと思っていますが、CFDは商品によって最大レバレッジが変わっています。

■CFD(GMOの場合)

  • 株価指数 10倍
  • 商品 20倍
  • バラエティ(2倍・3倍ブル等) 5倍
  • 個別株 5倍

■信用取引

  • 上場株式 3.3倍

信用取引は上場株式しか取引できません。

上場投信のETFであれば取引できるので、それほど大きな不都合はないかもしれませんが、CFDの方が直接的な指数に投資が可能です。

大きな違いといえば、最大レバレッジでしょうか。

信用取引の3.3倍に比べて、使いやすい指数で10倍、ETFなら20倍可能なので、これが最も大きな魅力なのかもしれません。

■コスト面の違い

続いて、「手数料」の違いです。

これがCFDの場合、始めて出てくる手数料の種類なので、混乱します。

■CFD

  • スプレッド、価格調整額、権利調整額、金利調整額

「スプレッド」は証券会社の儲けですね。

買いと売りのギャップを示しています。

買ってすぐに売って、同じ価格で売買してもマイナスが発生します。

それがスプレッドです。

私がGMOで見た限り、指数はスプレッドが狭いですが、個別株はスプレッドが広いですね。

「価格調整額」は、指数や商品の時に発生します。

先物の乗り換えにより発生する価格差を調整するようで、買いの場合は支払い、売りの場合は受けとることが多いようです。

とはいえ、先物の期限なので、3ヵ月に1回程度の調整ですけどね。

「権利調整額」は、いわゆる配当ですね。

CFDでも買いの場合は貰えるようで、売りの場合は逆に支払うことになるそうです。

「金利調整額」は、外貨建ての商品を原資産とする場合に発生するようです。

日本円と外貨では金利差がありますから、毎日徴収されるようです。

けれども、今は金利が低いですからね。今はほとんど気にしないで良いそうです。

■信用取引

  • 取引手数料、金利、貸株料、逆日歩、権利処理手数料

信用取引のコストは様々あります。

私は実際に触ったことがないので、どれだけコストが高いのか知りませんが、噂としてはかなり高いそうで鵜。

まあ、昔の人は信用取引しかありませんでしたし、それで儲けている証券会社は大勢あると思います。

情報に弱い人や、ネットに慣れていない人は、信用取引を使っている人がまだまだ多いのではないでしょうか。

結局は、それで搾取されることが多いということです。

実店舗の銀行ばかり利用して、ネット銀行を使わない人と同じですね。

■取扱い銘柄種類の違い

CFDと信用取引では、「取扱い銘柄の種類と数」に明確な差があります。

これが、CFDを選ぶ人と、信用取引を選ぶ人に分かれる理由になるケースも多いと思います。

■CFD

  • GMOクリック証券:138銘柄
  • IG証券:12,000銘柄以上

GMOクリック証券は有名な指数や個別株や商品を厳選していますが、IG証券はかなり多くの銘柄を取り揃えています。

某有名な英語にも堪能なユーチューバーはIG証券を推していましたが、私はスプレッドが狭いGMOクリック証券にしようと思いました。

もちろん、海外の証券会社よりも、日本の証券会社の方が何かあったときに対処しやすいかなと思ったのもあります。

一番は手数料が安く済むからですね。

■信用取引

  • 東証上場銘柄かつ証券会社が定めた銘柄

大手のネット証券であれば、ほとんど信用取引が可能だと思いますが、やはり基本は個別銘柄への投資です。

逆にいうと、国内の個別銘柄を中心に投資をしたいと思う人は信用取引の方が良いということになります。

■自分の都合に合わせたチョイス

本日は、「レバレッジ」と「手数料」と「銘柄種類」について、CFDと信用取引を比べてみました。

他にも比べる要素がたくさんあり、CFDの方が使い勝手が良いことが多いです。

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良く分からない商品と食わず嫌いをするのではなく、自分の都合と趣味嗜好に合わせてチョイスするのが良いと思います。

私としては、これまでは指数ETFに多く投資していましたので、CFDの方が確実に使い勝手は良さそうです。