なんでも道しるべ

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【塾に通わないデメリット】小中学生が塾通いを辞められない理由

中学生になると一気に塾に通う人が増えます。

私は塾に通うことに反対では無いですが、別に塾に通う必要性もないとも思えます。

塾に通うからには、通っている意味があるようにするべきですし、塾側も受ける側も、最大限のパフォーマンスを得られるようにしなければなりませんよね。

■塾に通わない選択

塾に通うという意味は、学校よりも先取りで勉強ができることに意味があります。

その意味は、同じ学習を2度できるからです。

1回だけでは頭の中に全て入ってこないキーワードであっても、2度目に聞けば、かなりの入ってくることも多いです。

特に、何も知らない内容であれば、キーワードを拾うだけで精一杯だと思いますが、知っている内容であれば、先生がちょっと発言した内容まで聞き逃さなくなります。

そのため、定期テストなどでは先生がちょっとだけ触れた発展内容などでも、点が取れるようになるということです。

したがって、学校での授業を受けるパフォーマンスを最大限にする意味で、塾で先取り学習をして、学校の授業に望むのが良いということになります。

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しかしながら、このような意味合いであれば、別に塾に「通学」する必要性は必須ではありません。

なぜなら、今は映像授業などが多いですので、自分のペースで、自分の都合で授業を受けることだって可能です。

授業を受けるだけなら、塾で週に1単元しかすすまないスピードよりも、自分のペースでどんどん前に進める方が効率は良いです。

なので、私は塾に通うことが必須ではないと考えているのです。

■デメリット1:質問ができない

ただ、塾に通わない場合のデメリットが大きく3つあります。

1つ目は、「質問ができないこと」です。

映像授業のメリットであり、デメリットなのは、分からない授業は何度でも見れるということです。

これはメリットではあるのですが、反対にはデメリットであり、分からない授業内容に質問ができないから、何度も見るしかないということです。

分からない問題は即座に解決することが重要で、そのためのツールが異なります。

先生に質問ができる環境であるか、自分で解決しなければならない環境であるかの違いです。

大学受験に向けての高校生であれば、参考書をみて自分で解決できる思考があります。

けれども、それが小中学生にあるかどうかで、なかなか難しいのではないかと思っています。

とはいえ、質問ができる環境であるのにも関わらず、質問をしなければ何の意味もありませんけどね。

■デメリット2:アウトプットの機会が少ない

2つ目は、「アウトプットの機会が少ないこと」です。

塾に通うと、無理やりでもアウトプットする環境が整います。

小テストであったり、定期的な模試テストであったりです。

塾に通わず、映像授業で学習をすすめると、自ら積極的にアウトプットする状況を作らないと、なかなか問題を解いたりしなくなります。

大学受験のように参考書学習で進める場合は、問題集を選択すれば、アウトプットをしながら学習を進められますが、小中学生の場合はアウトプット中心だとしんどいという想いがあるので、映像授業を眺めてしまう傾向にあるのかもしれません。

とはいえ、塾に通っていても、塾のスタイルでアウトプットが取り入れてないと、それはダメな塾です。

授業だけやって終わりの塾は少ないと思いますが、アウトプットの機会が少なくても良くないです。

やはり毎回の授業で小テストをやるような塾でないと、子どもの成績はなかなか上がらないかもしれません。

■デメリット3:自己コントロールが難しい

3つ目は、「自分でコントロールが必要なこと」です。

塾に通っていると年間スケジュールやカリキュラムが構築されていますので、極端な話、それに乗っかって、付いていけばそれで勉強できることになります。

塾に通っているだけで成績が上がるのは、それらのカリキュラムがしっかりしているからです。

けれども、塾に通わずに、自分でスケジュールを立てて勉強していく場合、1日何時間とか1週間で何時間とかを自分で決めていかなければなりません。

塾に通うと宿題もあるので、先ほどのアウトプットの機会と絡めて、成績があがる要素があります。

けれども、映像授業で、自分で学習している場合は、その点においても自分でスケジューリングしていく必要があります。

やはり、人間は甘えるので、誰かに縛られないと楽な方向に流れていきます。

塾に通わない場合は、そういった自覚と自立が最も必要なのかもしれません。

■おわりに

本日は、塾に通う、通わないことについて、塾に通わないデメリットを中心に書いていきました。

塾に通うことでこれらのデメリットは解消されますが、何よりも自分のやる気がなければ、何も得ることができませんし、お金の無駄です。

塾に通うと勝手に勉強できて、自然と成績があがると、思いこんでいる人が多いのですが、その理由をしっかりと認識しておけば、塾の活用も最大限になるかもしれません。