毎日続ける継続的な勉強として、何があるのかを考えると、やはり英単語、古文単語、漢字ということになるでしょうか。
漢字って、意外と大学受験生でも穴になるみたいで、早慶を受験する学生でも、共通テストの漢字は毎回間違えるということが普通に起きるみたいです。
確かに、漢字は小学校の時は一生懸命やっていたという記憶がありますが、学年が上がる毎にやらなくなる印象です。
中学生の時は定期テスト前に一瞬だけ記憶して、すぐに忘れてしまいますし、高校になると漢字テストそのものがあまり実施されません。
漢字は学年が上がる毎に、自分で勉強するものという雰囲気があります。
国語全般的にそのような傾向が強いような気がします。
低学年ほど真剣に国語を勉強して、学年が上がるほど英数が中心となって、理系は物化、文系は地歴という感じになりますから、国語は結局、小中での実力がそのまま大学入試にまで持ち越しという印象です。
先ほど挙げた3つに関しては、一朝一夕では記憶に定着しないですし、学力が上がるものではないです。
コツコツと数年かけて勉強すべきものだと思っています。
今の時代、昔とは違って、アプリ問題集が豊富になっています。
問題集を買って、ノートを開いて、書いて覚えるという時代はもう古すぎます。
塾講師は参考書を読んで覚えろと言いますが、もっと今の中高生に合っている方法は、アプリを使ってゲーム感覚で覚えるというものです。
もう受験は暗記ゲーなんですよね。
■準1級単語は日常会話では身に付かない
英単語に関して言いますと、これまでは単語を毎日コツコツと覚えるという習慣はありませんでした。
学校や塾から単語テストがある時に、その時だけ覚えるという方式をとっており、あとは、日々、動画や英会話で触れることで、定着させていくという方法でした。
けれども、古文が古文単語を覚えることで、文章が読めるようになったように、英文も単語をとりあえず頭に叩き込まないと読めないということです。
例として英検の問題で考えると、分からない単語が出てきて、前後の文章などの推測で対応できるのは準2級や2級までです。
準1級になると難単語が多すぎで、何が何だか分からなくなってきます。
それに準1級レベルの単語って、日常会話ではほぼ使わないんですよね。
それが何となく分かり、準1級に合格するためには、まずは準1級で頻出単語を頭に叩き込んでいくことが重要だということです。
それが出来ないと、英文が読めないし、聞けないということになります。
そこで登場するのが、英単語アプリです。
古文単語で実績があるので、アプリを使って、ゲーム感覚で毎日数十個覚えていくことが、一番効率が良いと思っています。
けれども難題は、どの英単語アプリを利用するかなんですよね。
意外と教育系アプリって、費用が掛かるアプリも多いです。
広告だけで無料で配布されているアプリって少ないのも現状です。
■公式アプリ「スタディギア」の実力はいかに
いろいろと探した結果、結局、到達したのが、英検が公式で出している「スタディギア」です。
このアプリ、無料版と受験生版と有料版の3段階があります。
誰でも使える無料版はあまりたいした機能が使えないのですが、有料版になるとフルに使えますが、月額4千円近くもかかってしまいます。
そこで登場するのが、受験生版です。
受験生版は英検受験生であれば、期間限定で、アプリの機能を利用できます。
有料版のフル版ほどではないですが、ある程度、勉強できるような機能は充実している感じです。
まずはこの受験生版を使って、準1級の英単語を毎日覚えていくというのを習慣づけようと思います。
これは英検合格だけでなく、大学受験に向けた英単語勉強にもなるので、一石二鳥だと感じています。
最終的に、英検受験の1~2ヵ月前だけ有料版を利用しても良いかなと思っています。
追い込みで使うという感じです。
結局は公式で出しているアプリがもっとも使いやすいのではないかという話です。
受験生版はクーポン番号を貰って無料で使えるので、まずはこれをやって効果を確認してみようと思います。
単語だけでなく、文法問題やリスニングなどもいくつかできるみたいなので、英検の勉強としても有用な感じがします。
これまで、英検参考書で勉強していたのですが、今回はアプリを使った勉強で効果と可能性を見てみたいと思います。
■親もZ世代に遅れないように付いていくべき
娘はいわゆるZ世代なのですが、今の学生はもう参考書学習とよりも、いかに情報技術ツールを使った勉強をするかだと思っています。
一見すると楽をしているように思えますが、私はそうは思っていなく、情報にアクセスする時間が減っていることで、勉強する人はかなりの学力が身に付いており、学力格差がより一層増したのではないかと危惧しているくらいです。
なので、昭和や平成初期のやり方を今でもやっていると、確実に置いて行かれるでしょう。
時代に合ったやり方を取り入れるように、親の世代も現代のツールを勉強しなくてはいけないと常にヒシヒシと感じています。