週末なのに何で上昇しているのかな?って思っていたら、やっぱり途中で失速しましたね。
昨日の米国株相場は1日で行って来いを演出してくれました。
相場が開いてからは、調子よく上昇し、頭打ちして、なんかヨコヨコしているなと思ったら、徐々に売り圧力に押されて、ダラダラと下げていくと、最終的には大きな上髭を残して引けていました。
そもそも、昨日は上がるとは思っていなかったんですよね。
週末ってこともありますが、来週はビッグテックの決算発表が多いですし、そのあとはPCEデフレーターや雇用統計、そして、大統領選が控えるわけですから、大きく上昇する意味ってほとんど無いんですよ。
利確して様子見をするって方が自然なので、下落圧力の方が大きいだろと思っていましたから、上がっていた時点で少し奇妙な感じではありました。
なので、終盤に失速して、下落したことで、やっぱりなという感じだったのです。
これでこそ、これらの重要イベント前だと納得できるくらいです。
それでも、NASDAQ100はしっかりと上昇はできていたレベルなので、これはこれで満足といったら満足です。
日中の高値圏では1.5%くらいまで上昇していましたが、こっちで終わった方が不思議な感じになりますからね。
それにしても、このままだと来週はかなり軟調になりそうな気がしますね。
下がればどこかで買っても良いのですが、買いに向かうっていうのも指数的には高いので、様子見というのが一番理にかなっているような気もしなくもないです。
■指数も高値圏、ドル円も高値圏
投資信託の収益は若干の上昇って感じでした。
S&P500は下落していたのですが、テスラを筆頭にハイテク銘柄が上昇していたので、NASDAQ100やFANG+というのは上昇していたので、これで少しは上昇を取れていました。
一旦、ドル円は小休止という感じですが、これも、日本の衆議院選挙や米国の大統領選が終わり次第、もう一度、どちらかに動き出すのかなと思いますね。
個人的には円安に動いてほしいのが希望ですが、こればかりはどちらに行くか分かりませんし、一番大きく動くきっかけになりそうなのがトランプ大統領が誕生した時で、その時だって、円安に動くのか、円高に動くのか、全く読めないですからね。
ドル円は気にしても仕方ないので、ここはこれで放置になると思います。
米国株指数も高値圏ですが、ドル円も高値圏なので、今の時点ではかなり動きにくいですよね。
■まだ来年のことを考えるには早い?
この土日は日本の衆議院選挙で何かが動きそうな気もします。
かなりの高確率でありそうなのが、自公で過半数が取れず、連立政権の模索という感じで、月曜日に大幅下落って感じでしょうか。
まだ連立を組めば自公が与党を取れるなら良いのですが、今の感じだと、もしかしたら、連立組んでも過半数に行かないかもしれないというパターンです。
そうなると、十年以上前の政権交代になるのかな?と思いますが、それはそれで、悪夢が蘇るので、国民は望んでいるのか?と思うと、それもちょっと違うような気がします。
結局、自民党にちょっとお灸を据えたいという感覚が国民感情なのだと思います。
党が大崩壊するほどの惨敗は望んでないでしょう。
そのあたりのさじ加減が本当にできるのかどうか、そこが焦点ではないかなと思いますけどね。
日本人って結局、現状維持が好きな人が多いんですよね。
早く、米国みたいに二大政党でがっぷりになるような構図って出来ないものなのでしょうかね。
ここからの投資戦略は、もう何もできない状況なので、このまま放置かなと思っています。
あと2か月ちょっとで2025年に突入します。
それまでに大きなイベントが多いわけですが、個人的には2025年の新NISA戦略を考えなくてはいけないなと思っています。
まだ早いかなと思うこともありますが、このまま波乱なく年末を迎えることがあった場合には、2025年の新NISAは年初一括にするか、毎日積立にするか、成長投資枠の使い方に悩むことになりそうです。
もし2024年がこのまま終わる場合、実は年初一括投資の方が勝ったという結果になるんですよね。
やっぱり市場に早くお金を投入して、リスクに晒しておくのが良いのか?ってことになるんですよね、結局。