今夜は大注目されている雇用統計の発表があります。
先月の雇用統計では予想よりも失業率が高い4.3%で、サームルールも点灯し、日本株暴落のきっかけにもなりました。
今月の予想は4.2%で改善されていると思われているようですが、どのような結果になりますでしょうか?
失業率が高くなった割には新規失業保険申請件数があまり上がってこなかった1ヶ月で、これで株価は半値くらいまでは戻しています。
エヌビディア決算ショックなどで停滞していますが、これも今夜の雇用統計結果を控えての要因も含まれているようです。
昨日に発表された求人件数が予想よりも弱かったことから、失業率も高くなるのでは?と推測される部分もありますが、必ずしも求人件数と失業率はリンクしていないとの見解を示されている人もいて、こればかりはどうなるのか、結果を見てみないと何とも言えないですね。
米国利下げが確定して、日米金利差が縮小するとの思惑からドル円が下がっていますが、さらに今夜の雇用統計結果からドル円が下がるのか、そこにも注目があります。
一番喜ばしいのは予想4.2%と一致することで、そうなると株価は上昇、ドル円も安定していくと推測しています。
最悪なのが、予想よりも失業率が上昇することで、例えば、4.3%とか、それ以上とか、そうなるとリセッション懸念が再発して、株価は下落、利下げ期待によりドル円も下落ってことになるような気がします。
予想よりも良い場合、例えば4.1%などの場合には、利下げ期待が後退して株価は下落するか、リセッション懸念が後退して株価は上昇するか、そのせめぎ合いになりそうな気がしており、ドル円も利下げ期待後退から上昇していくでしょうね。
結果はどうなるのか?
これは誰にも分かりませんが、見守っていきましょう。
■年間収益はいまでも十分な状況ではある
投資信託の収益は、ドル円が7月からずっと下がっているので、上昇の気配がないです。
株価が下がると、ダブルパンチでかなり下落していきます。
米国株投資をしている人は、6月や7月の収益からかなり目減りしている人が多いと思いますが、あの時は持たざるリスクが最大になっていて、かなり強欲でしたからね。
一年と通してみると、この程度の年初来収益で当たり前なんだと思います。
良い時があったから、今が悪いように感じてしまう、比較してしまうのは仕方ないことですが、別に大きな含み損を抱えているわけでは無いのであれば、腰を据えて、ガチホを貫き通せば良いと思っています。
もちろん、精神的には良い資産の時があったので、私も辛いなぁって思うことがありますが、嘆いていても始まらないので、下手にポジションを下げずにしっかりと持ち続けたいと思います。
ETFでレバナスを買っており、これは投資信託の収益には反映されませんが、こちらは先月の暴落で一旦退避、その後に買戻しをしているので、こちらの動向の方が気になります。
やはり2倍のレバレッジがかかっていると、値動きが大きいですからね。
けれども、為替ヘッジにより、為替に左右されないのは良いと思います。
■雇用統計は予想4.2%と一致してほしい
株式相場に休みはありません。
今は9月のアノマリー的にも下落相場ですが、大統領選が近づくとそれはそれでボラティリティが高くなりますし、12月にかけて上昇する予想も当たるかどうかなんて分かりません。
一つずつ通過していっても、結局は次から次へと指標発表がありますし、経済政策もあるかけですから、一喜一憂しても仕方ないってことです。
来年2025年には2025年の課題があると思いますから、相場に付いていけなくなったら投資家としては終わりなのかなと思います。
資産形成だけをしたいのであれば、余剰資金のタイミングを図らずに投資をして、チャートも経済ニュースも見ないって決めた方が精神的には良いかもしれませんが、見ないことを絶対にできる人って少ないですからね。
いつかどこかで見たくなるのであれば、株価乱高下の免疫を付けておいた方が、資産が増えてきた時のメンタル対処には良いと思っています。
私的には、雇用統計では予想と一致の4.2%が出て、株価上昇、ドル円上昇が一番良いですね。
今日は21:30の発表、固唾を飲んで待っています!